ミニバラです。褒めてもらったので、喜んで写真撮りました!
今日も、雨が降ったり止んだりで、お帰りの道中

大丈夫だったかしらとか、心配する日でした。
さて、アトピー性皮膚炎のお話の続きです。
次の3つのことを並行して取り入れるのがよいと考えています。
@かかりつけの皮膚科で、お薬を処方してもらい、かゆみ炎症をコントロールする。
A自分で出来る範囲で食事や生活習慣を改善する。
B東洋医学(鍼灸や漢方薬)で本来持っている治癒力を高める。→完全治癒を目標に。
具体的には、
@ 皮膚科のお薬の使い方で、気になることを〜
かゆみを抑える飲む抗アレルギー剤もたくさんの種類があります。眠くならないタイプもあります。
処方された薬で、かゆみが治まっていないのなら、漫然と飲み続けるのではなくて、
先生にご相談して、他の薬に変えてもらうといいと思います。
自分に合う薬と出会うために。
ステロイド軟膏はきちんと、処方どおりに使うと(体の部位で、薬の強さも種類も分けて処方されています)、
炎症が治まって、かゆみがなくなり、皮膚をよい状態にできます。
副作用を心配して、ちょっと、よくなったところで、自分の判断で急に中止すると、せっかく、よくなってきたのに症状が悪化したりします。
炎症が治ったら、ステロイド軟膏の強さのランクを下げたり、保湿剤に切り替えることになりますが、
急に切り替えるのではなくて、
必ず、1日交代に塗る隔日外用療法などで、ちょっとづつ、皮膚の様子をみながら、再燃のないことを確認してながら、ステロイドを塗る回数を2日に1回から、3日に1回、4日に1回と減らしていきます。そして、保湿剤だけを使うところまでもっていきます。
A 2005年11月25日の日経プラス1フォーラム「アトピー性皮膚炎とのつきあい方ー東洋医学の視点からー」で、お話されていたことは〜
・食習慣の改善が大切。水も含めて、汚染されていないものをとる。
注意するのは、野菜不足、甘味過剰(冷えと痒みを増す)、
リノール酸過剰(炎症を促進する)油いためは注意、リノール酸はご飯2膳で充分摂れる
・体をごしごし洗い過ぎない。しみるところは生理食塩水で洗う。
・睡眠、運動、複式呼吸、姿勢、リラクゼーション、転地療法(入院など)など
B 東洋医学は個の医療です。食事療法などの自分で出来る生活習慣の改善をしてもよくならない場合は、ぜひに、東洋医学もご利用ください。
経絡治療は気の調整ですから、アトピー性皮膚炎のような体質の改善には向いている治療だと思います。