
この折り紙は、お母様の治療待ち時間に5歳の

Mちゃんが作ってくれた”リボン”です。
小児鍼って、子供に鍼を刺すのですか?とご質問を受けることもありますが、
決して、鍼を刺すことはありません。先が丸くなった、近づけるだけのはり、{
ていしん}を使います。
スースーやコロコロするのもありますよ。とっても気持いいみたいで、慣れてくると小児鍼を大好きになってくれて、自らすすんで、ベットに上がってくれます。
体調の悪いときに、お母様がお子様に「病院行く?鍼行く?」と聞いたら、「鍼に行く!」と言ってくれたり。楽しみにしてくれていたり。
どんな説明よりも、お母様に説得力があって、お子様たちにとてもとても感謝しています。
お子様だけが鍼を受けていて、途中から、
お母様とお子様が一緒に経絡治療を受けられる方も多いのです。その逆もあります。
とっても、良いことだと思っています。お母様と小さいお子様は一緒の時間が長いので、お互いの気分や体調がとても影響します。うつるのです。
漢方薬治療も、母子同服といって、お子様の治療にお母様も一緒に漢方薬を飲むことがあります。鍼もおなじ東洋医学ですから、お子様の心身の不調にはお母様も一緒にというのが、お勧めなのです。
治療室でのひと時が、お母様と一緒の穏やかで楽しい思い出のひとコマとして、お子様の記憶に残ってもらえたらと、いつも願って鍼をさせて頂いているのです〜。