今日は、第一日曜日なので、東洋はり医学会の本部例会の日でした。
今月から、神保町の日本教育会館というところになりました。
朝、家を出たら、まだ、あまり踏まれてなくて雪景色がとてもきれいでした。
いつも、青葉台から合流して、ご一緒しているI先生のレオ君(盲導犬)は、雪道でも早足で楽しそうに歩いていましたよ。
「待ってくださーい」と言いながらついていってます。
ところで、今日の会長講演は、鍼灸重宝記という江戸時代に書かれた鍼灸手引書の五臓の続きからでした。
臓器と東洋医学の臓は、名前は、肝、心、脾、肺、腎と同じでも、少し違った解釈になっているのですよ。
たとえば、
東洋医学で肺の働きは、不足すると全身が冷えてくるし、余ると熱を出す。
肺の働きがちゃんとしていると全身に気が十分に行き渡って暖かくなる。
右の肺は食べたものなどを引き下げる働きがある。などです。
脾の働きも、暖かさに関係していて、冷たいものをたくさん食べたりすると、体温を保つために体を暖めることにその気を無駄に浪費することになるので、
病気にならないための、養生には、冷たいものを摂りすぎない事もとても大切なことなのですね。
家に帰ってから、節分の豆まき、恵方巻き、雪かき。
明日は、いよいよ立春ですね。