長津田駅までの歩道に、咲いていました。
昨日14日日曜は、東洋はり医学会10月の例会でした。
柳下会長の講演は、10月から新しく、
江戸時代中期に書かれた、「鍼灸重宝記」という、鍼灸臨床書物の解説になりました。
この書物は、現在、解説書さえも、絶版で販売されていません。
貴重な講演です。
その、序文から、約300年前の、当時の著者の熱い思いが伝わってきました!
筆者は、9年前に「医道重宝記」を書いて世の中のためになったので、この度、もっと、世の中のためになりたいと思って、この「鍼灸重宝記」を書いたのだ!
生涯100年のうちには、病気をすることもあるんだ、健康でいられる人なんて、そんなにいない。
いつでも無病息災の人はいないのだ。
病気になった時には、鍼灸や薬で治すのだ!病気を治して一生案楽に暮らすために、鍼灸や薬は必要だ。
先ず、薬で治らなかったところを鍼灸で治すんだ。
だから、鍼灸の治療で、とっても大切な宝はこれだ!ということで、最初から治療方法までやさしく必要なところを書いたのだよ。
江戸時代の人たちも、今みたいに、先ずは、お薬で、早く治そうとしていたのですね。