不妊治療の効果、はりで大幅改善という新聞記事などで、不妊治療に関心のある方には、鍼灸治療も効果があることが知られるようになりましたね。
東洋医学といえば、鍼灸と漢方薬です。
漢方薬も、鍼灸経絡治療も、お一人お一人の証に合わせる、オリジナルの治療です。
余談ですが、保険適応の漢方薬でも、ちゃんと、ご自分の証(体質)にあった漢方薬をお医者さんに処方してもらわないと、効果はありません。
3000年前には確立されていた鍼灸は日本に仏教と一緒に入ってきてから、たくさんの女性の見方だったのでしょうね。
たとえば、
江戸時代中期の鍼灸の臨床書物、「鍼灸重宝記」にも妊娠の項に、「子なきは商丘、中極、または腎兪、命門」とツボの名前がかかれているそうです。
西洋医学の、不妊治療は、体の中でエリア限定の治療となりますが、
経絡治療では、手足にある全身に影響する要穴や必要なツボををつかって、全身の気血を整える、全体治療を行います。
西洋医学だけで、解決できないときには、鍼灸経絡治療は、きっと、お役に立てると思います。