2012/10/4
安家地大根 旬の素材
前日の台風が嘘のように晴れ上がった盛岡市より車で曲がりくねった山道を2時間

岩泉に到着しました 1日3本の列車が走る駅前です。

四国四県より広い岩手県の地図の一部をご覧になったいただくとお分かりになると。
龍泉洞が有名な町で短角和牛や松茸の名産地でもあります。
今年は暑くて松茸全く採れていない・・
ここからさらに安家地区 地図に安家洞がありますね そのあたりまで行きます。

駅の周辺の画像 ご覧人なってお分かりのように 更地が少ない
よって水田があまりないということになります。
山道を登って 安家のかむら旅館に到着です。こちらで後ほど昼食をいただくのですが
ちょうど栗まんじゅうが蒸しあがったからと お茶とおまんじゅうが

ここの地区は干し栗にしたのを戻して使います 小麦粉の衣を被せて蒸し上げた

つやつやと 美味しそう

中には栗がタップリと ごちそうさまでした また後で来ます

台風一過突き抜けるような青空 雲が早く流れ飛んでいきます。
少し上に登ると 数件の集落があり その一軒におじゃましました。

山の斜面を利用した畑に案内して頂きます

安家地大根(あっかじだいこん)
安家地大根は岩泉町安家地区で先祖代々伝えられてきた伝統野菜
戦前は安家地区のほとんどの農家が安家地大根を栽培してたが
戦後種苗会社による種の販売が普及し、
全国的に青首大根が広がる中で生産農家は減っていきました。
毎年自分で種を採るより、種屋さんの種を買う方が簡単だからです。
また、固くて水分の少ない安家地大根は寒冷地での貯蔵性に優れていましたが、
流通や冷蔵技術の発達により、保存食の必要性が薄れたことも
栽培の減少につながりました。
一時は絶滅の危機にあった安家地大根ですが、
「安家地区にしかない貴重な大根を未来に伝えよう」との機運が高まり、
イタリアに本部を置くスローフード協会が未来に残すべき食材として
「味の箱舟」にリストアップしたことから、貴重な文化遺産でもある安家地大根が
地域の宝物として認識されるようになりました。

一面の安家地大根畑

何本か抜いてみました 辛味大根系です

作っているおばあちゃんに話を聞いて 7月ぐらいに種を蒔いて
9月末ぐらいから収穫 一部畑に残し越冬させ 春に開花したものから種を取る
それを7月に撒くというサイクルだそうです 80歳代のおばあちゃんが一人で・・

このように皮の白いのがたまにあるけど味は一緒だそうです。

隣では雑穀を栽培してます

もうすぐ収穫 重そうに頭が垂れています。

山葡萄も栽培して

このへんの地小豆 も収穫期に

そして 主食のように食べる豆腐や味噌の原料 大豆もたくさん栽培されていて
多品種を効率良く生産されてます。自給自足の生活を今でもされているのが
よくわかります。

隣の家の安家地大根 ここのおばあちゃんは凍み大根の名人だそうで
それに適したややグラマーな大根をつくってます。

このあたりの家どこにでもある豆腐を作る大きな竃(かまど)
以前は短角牛も一緒に飼育していたようで 御札が

家の前で太陽に当てながら収穫してきたものを選り分けて

全部手作業

干瓢も作ってる

くるみと 小豆

小さな山栗

穏やかに自分の作った野菜のことをしゃべるおばあちゃん・・・
眩しい日差しと爽やかな風 時がこの場所でゆっくりと流れているのを感じます。

飲料水にも使う清流が流れ この水で作った蕎麦や豆腐は美味いだろうなぁ

ますます空が近く感じられ

大豆畑

唐辛子に紫蘇 奥にはミョウガも 勿論青首大根 トマト 茄子 なども栽培されてます
はるか昔から 無農薬 以前は焼き畑農業もやっていたそうです。
自然に寄り添って たくましくそしてしなやかに生きていかれている姿に
とても元気をいただきました。
ありがとうございます 東京に戻って 安家地大根の美味しいメニュー作りますね。
このあたりは土耕の山葵栽培も盛んで 刻んで加工用にする山葵です

樹の下にあるのが山葵です

雑草取りがかなりの重労働
山葵栽培地を後にして 昼食を

松茸が無かったので 天然舞茸ご飯 お豆腐 フキ わらび と食卓に並びます

それに短角牛の串焼き

そして自家製豆腐の田楽(この地域は田楽とは豆腐)固めに作った豆腐を串刺しにして
囲炉裏で焼いて ニンニク味噌をつけていただく。

安家地大根 インゲン それから不老不死のコケ 味噌汁もそれでしたが名前忘れました
の天ぷら 大根が水分少ないので面白い食感

仕上げに安家地大根のおろし蕎麦 堪能しました ごちそうさまでした
そろそろ帰る時間です

かむら旅館の女将さんと 茂木さん 大平さん 小原さん
またぜひともお邪魔させてください ごちそうさま ありがとうございました。
近日中に安家地大根の料理画像アップいたします。
7

岩泉に到着しました 1日3本の列車が走る駅前です。

四国四県より広い岩手県の地図の一部をご覧になったいただくとお分かりになると。
龍泉洞が有名な町で短角和牛や松茸の名産地でもあります。
今年は暑くて松茸全く採れていない・・
ここからさらに安家地区 地図に安家洞がありますね そのあたりまで行きます。

駅の周辺の画像 ご覧人なってお分かりのように 更地が少ない
よって水田があまりないということになります。
山道を登って 安家のかむら旅館に到着です。こちらで後ほど昼食をいただくのですが
ちょうど栗まんじゅうが蒸しあがったからと お茶とおまんじゅうが

ここの地区は干し栗にしたのを戻して使います 小麦粉の衣を被せて蒸し上げた

つやつやと 美味しそう

中には栗がタップリと ごちそうさまでした また後で来ます

台風一過突き抜けるような青空 雲が早く流れ飛んでいきます。
少し上に登ると 数件の集落があり その一軒におじゃましました。

山の斜面を利用した畑に案内して頂きます

安家地大根(あっかじだいこん)
安家地大根は岩泉町安家地区で先祖代々伝えられてきた伝統野菜
戦前は安家地区のほとんどの農家が安家地大根を栽培してたが
戦後種苗会社による種の販売が普及し、
全国的に青首大根が広がる中で生産農家は減っていきました。
毎年自分で種を採るより、種屋さんの種を買う方が簡単だからです。
また、固くて水分の少ない安家地大根は寒冷地での貯蔵性に優れていましたが、
流通や冷蔵技術の発達により、保存食の必要性が薄れたことも
栽培の減少につながりました。
一時は絶滅の危機にあった安家地大根ですが、
「安家地区にしかない貴重な大根を未来に伝えよう」との機運が高まり、
イタリアに本部を置くスローフード協会が未来に残すべき食材として
「味の箱舟」にリストアップしたことから、貴重な文化遺産でもある安家地大根が
地域の宝物として認識されるようになりました。

一面の安家地大根畑

何本か抜いてみました 辛味大根系です

作っているおばあちゃんに話を聞いて 7月ぐらいに種を蒔いて
9月末ぐらいから収穫 一部畑に残し越冬させ 春に開花したものから種を取る
それを7月に撒くというサイクルだそうです 80歳代のおばあちゃんが一人で・・

このように皮の白いのがたまにあるけど味は一緒だそうです。

隣では雑穀を栽培してます

もうすぐ収穫 重そうに頭が垂れています。

山葡萄も栽培して

このへんの地小豆 も収穫期に

そして 主食のように食べる豆腐や味噌の原料 大豆もたくさん栽培されていて
多品種を効率良く生産されてます。自給自足の生活を今でもされているのが
よくわかります。

隣の家の安家地大根 ここのおばあちゃんは凍み大根の名人だそうで
それに適したややグラマーな大根をつくってます。

このあたりの家どこにでもある豆腐を作る大きな竃(かまど)
以前は短角牛も一緒に飼育していたようで 御札が

家の前で太陽に当てながら収穫してきたものを選り分けて

全部手作業

干瓢も作ってる

くるみと 小豆

小さな山栗

穏やかに自分の作った野菜のことをしゃべるおばあちゃん・・・
眩しい日差しと爽やかな風 時がこの場所でゆっくりと流れているのを感じます。

飲料水にも使う清流が流れ この水で作った蕎麦や豆腐は美味いだろうなぁ

ますます空が近く感じられ

大豆畑

唐辛子に紫蘇 奥にはミョウガも 勿論青首大根 トマト 茄子 なども栽培されてます
はるか昔から 無農薬 以前は焼き畑農業もやっていたそうです。
自然に寄り添って たくましくそしてしなやかに生きていかれている姿に
とても元気をいただきました。
ありがとうございます 東京に戻って 安家地大根の美味しいメニュー作りますね。
このあたりは土耕の山葵栽培も盛んで 刻んで加工用にする山葵です

樹の下にあるのが山葵です

雑草取りがかなりの重労働
山葵栽培地を後にして 昼食を

松茸が無かったので 天然舞茸ご飯 お豆腐 フキ わらび と食卓に並びます

それに短角牛の串焼き

そして自家製豆腐の田楽(この地域は田楽とは豆腐)固めに作った豆腐を串刺しにして
囲炉裏で焼いて ニンニク味噌をつけていただく。

安家地大根 インゲン それから不老不死のコケ 味噌汁もそれでしたが名前忘れました
の天ぷら 大根が水分少ないので面白い食感

仕上げに安家地大根のおろし蕎麦 堪能しました ごちそうさまでした
そろそろ帰る時間です

かむら旅館の女将さんと 茂木さん 大平さん 小原さん
またぜひともお邪魔させてください ごちそうさま ありがとうございました。
近日中に安家地大根の料理画像アップいたします。
