最大静止摩擦力
物理の時間に聞いたことのある言葉かと思います。
物体は動き出す直前が一番力が必要って、言うアレです。
逆に動き出すと、今度は慣性の法則ってやつで、力はそれほど要らなくなります。
不動産投資も同じで、先ずは動き出させるまでが大変なんです。
また、動き出したら、こちらも同じように軽い力で動き始めます。
では、先ず、重い滑車をどうやって、回し始めるのか?
(※すでに実績のある方は、読まずに飛ばしてもらって結構です)
初めての投資の場合、いくら、いい会社に勤めていても不動産経営に関しては、素人という見方を金融機関からすればしますよね?
「先ずは実績を・・・」というお話しを提案される会社も良くあるかと思いますが、ある意味正解ですが、実績は無くても借り入れできるケースももちろんあります。
もちろん属性や背景の良さだけで、滑車を回し始めることも出来ます。
でも、将来の展望をきちんと持って不動産投資という滑車を回し始めるべきなんです。
そうじゃないと、すぐに止まってしまいます。
先日も書きましたが、不動産投資は「アテモノ」ではありません。
情報を提供する側(不動産業者)も、お客様に本当に合った物件を勧めるべきなんです。
「今すぐにキャッシュフローを求めるのか」「将来の資産性を大切にすべきなのか」etc....
次々と物件を提案して、どれかお客様が気にいる物件に「ラッキー」でぶち当たればいいというものではありません。
また、「自分の所が所有している物件で売れば儲かるから」とか、「売りやすいから」とか、「ローンが付けやすい」からと言った業者の都合だけで物件は本来売るものでも買っていただくものでもないはずです。
大事に貯めてきたお金を投資頂き大きな借り入れをしていただくわけですから、その方がどういう「ライフプラン」を描いているか、描いて無ければ、こちらで提案して物件を提案すべきなんです。
ただ、「ローンがつきやすい」というだけで、一棟(一室)だけで投資が終るような物件をその場限りで提案するのはどうなのか?という事です。
その、滑車を回し始めようとする初期の段階で、「安い金利で借りたい」からと、いつまでも物件を買えずにいる方もいます。
これは、「借り替え」というスキムを知らない方の発想です。
少し高い金利で借りても、運営をきちんとしていけば、銀行が放っておいても来てくれます。
但し、物件のポテンシャルが高ければという条件がもちろん必要不可欠。
もちろんその物件がその銀行の取り扱える圏内に無ければいけません。
だから立地というものは、物件を選定するには、慎重さを求めたいものです。
銀行が一行しかないような場所で選ぶより、何十という銀行が取り扱えるぞ〜〜って場所の方がいいに決まっています。
銀行が、この場所(立地)はどうかな・・・と思う場所より、「うん、ここなら間違いなく入居者がつくな!」と思ってくれる場所がイイですよね?
「再販性が高い場所」=「たくさんの買い手がいる」=「誰もが欲しくなる場所」を選ぶべきです。
そういう場所にあるなら、耐用年数を超えても融資が組めるんです。
本当に、その物件はあなたの将来を明るいものにしてくれる物件なのか?単に不動産業者が売りたい、もしくは、売りやすい(ローンが付けやすい)物件というだけなのか?
++++++++++++++++++++
〜大阪・収益・不動産・投資〜
ご質問・ご意見・お問い合わせは
ジャパンアスリート
河村元弘
E-mail ; japan-a@company.email.ne.jp
TEL 06-6535-1101
まで

0