2006/2/25

振り返ると…  

灯明まつりは一人で行ったの。
混んでるからね、人もたくさんいるからだいじょうぶ。
家は善光寺の裏の方だから、ちょっと人が少なくなるかもしれないけど、
たまには歩くのもいいかな。
なんて。

並んでる灯明を眺めながら、ゆっくりと。
目の前を小さな子供がふらふらと。
立ち止まったり、石畳を飛び越えようとはねてみたり。
お店をのぞいて、おねだりしたり。
そのうしろをね、のんびりとおみやげやさんをのぞきながら…。

気づくと、目の前に、大道芸人のような人。
黒い帽子に、黒いコート。
黒い手袋をして、軽く手を広げて、にこっと頭を下げてる。
手品でもやるのかなあ…なんて思いながら、
目があったから、つい軽く頭を下げながら、通り過ぎる。
真っ白い顔に薄い赤い唇。
茶髪のストレートロング。
目は小さくガラス玉みたいに光ってて不思議なおじさん。

追い越すと、ゆっくりとその人も向きを変えて
同じ道を並ぶように歩き出した。
六地蔵がきれい。
写真を撮ろうかなあって止まると、おじさんも少し先で止まってる。

こっち見てるけど。誰か探してるのかなあ。
明るい山門の下に来ると見えなくなったから、また戻ったかなって…。

本堂は真っ赤。
大きな音で音楽が流れて、いつもの善光寺じゃない。
写真を一枚。
もう一枚撮ろうかなと思ったら、画面にさっきのおじさん。。
えっ? ちょっと怖いけど。
こっち見てるけど。

知り合いじゃないし…。私を見てるわけじゃないよね。
でも、できるだけ人の集まっている中に紛れこもうとぐるぐる歩きまわる。
いつのまにか、うしろにおじさん。
目が合うと、今度はすっと歩き出す。

気のせい気のせい。
とにかくおじさんから離れようと歩くと、
これだけ人がいるのに、気づくと周りに誰もいない。
雑踏から取り残されたように、
私と、本堂に目を向けながら、一歩ずつ近づくおじさん。
…二人きりの空間。
避けるように人の輪。
異次元に迷い込んだよう…。

私のあとをつけてたのは間違いないみたい。
急いで、人混みに入ろうとすると、おじさんも急ぎ足。
ぜったい、私だよね、私をつけてたんだよね。
恐怖。
とりあえず小走りで本堂に逃げ込み、
警備員のそばで少し考える。
これは家の方向に向かうのは危険。
上から見ると、おじさん、待ってるよ〜。
いいよ、待ってなくても。
こうなったらしかたないので、人がいるうちに帰ることにする。
人の流れに逆らって、人にぶつかりそうになりながら、
走る、走る。。
こんなところ走ってる人なんていないよ〜。
でも怖いの。
善光寺を抜けると、バス停に停車中のバスに隠れる。
おじさんがいないのを確認。

でも、家の玄関にいたらどうしようと思うぐらい怖かったの。
おじさんは、人間なので、そんなことはなくてよかったけど。
ドラマとかだったらあるよね。そういうの。

その後、2〜3日は、家に一人でいるのが怖かった。







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2006/2/24

ながの灯明まつり  季節の風景

オリンピック記念とかで、毎年善光寺がライトアップされるの。
なかなか幻想的できれい。
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先週の日曜日が最終日。
カメラ持っていかなかったから、ケータイで。
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2006/2/24

並。  雑感

「会社に行くのになんで真っ赤なセーター選んでるんだろ」
いつも当たり前のように着ていた服に違和感。

たいていスーツだけど、週末はなんとなく楽な服装を選んでる。
会社の雰囲気もそんな感じ。
金曜日はわりとカジュアルが目立つの。
半日で帰れるから、遊びに行くような服装だったり。
今日は一日だから、「これから遊びに行きま〜す」っていう服装はダメね。

そのせいではないけど、なんとなく赤は着たいと思わなくて。
大好きなピンクも着たい気分じゃないし。
それならいっそ地味〜に。
茶色のセーターに黒のベロアのミニスカート…
茶色の服はいろいろあるけど、あんまり好きな色じゃないの。

普通すぎてつまんな〜い。

ので、白のストールとシェルのアクセサリーで、結局いつもの私。
ロングブーツで。
う〜ん…まあ、地味だけど。
…やっぱり私は私だわ。

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2006/2/23

日曜日。  

この間の日曜日、何してたっけ?
夕方からしか覚えてなくて。

昼間のことはなんにも思い出せなくて、
聞いてみる。
「人の日曜日なんて、知らないよ。一緒にいたわけじゃないし。」
ああ、そうか。
一人で過ごしたのかもしれない。
「…でもね、本当は、『映画に行った』って言ってたよ」
なんの映画?
「アンゼラスの鐘」
あ、そうか、感動して報告して歩いたんだ。
なんで忘れたんだろう…。

そう、「NAGASAKI・1945〜アンゼラスの鐘〜」
チケットをもらったので行ってみたの。
爆風まで感じるほどの迫力のある映像に、
大人も思わず声をあげるほど。
一人一人の状況が描かれていて。

本当に身近な人を突然目の前で失ったり、
今、生きて話をしていた人が、
次の瞬間には倒れて、そのまま…。
明るく笑っていた子供たちが、
抱いていた子供が、
助かったはずの子供が、
目の前で…。
そんな場面の連続で、つらい映画。

一日限りとはもったいない。
もっと多くの人に観てもらわないといけないと思いました。
テレビとかでやってくれないかなあ。

でも、思い出せばこんなに細かく覚えてるのにね。
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2006/2/23

書きたいこと、言いたいこと。  

ここに書きたいことがいっぱいあるの。
誰かに言いたいことがいっぱいあるの。

でも。
書こうと思うことが、
言おうと思うことが、
霧のむこうにあるようで。

もういらなくなったのに、
いつまでも、ここにある記憶の向こうに隠れて、
つかめない。

何も思い出さなくても、
いいのかも、しれない。

たいせつな、ものが、
ひとが、
なにかが、
すこしずつ、ただの記憶のかたまりになって、
重く、


あたまがいたい。
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2006/2/21

ピンクオパール  天然石・アクセサリー

「愛を呼ぶキューピッド・ストーン」
宝石言葉は「愛の出会い」

オパールは「希望」

ピンク色に白のマーブル。
かわいらしい。
ちょっと珍しい石。

ケータイに三つ、つけてたの。
今朝見たら、一つ…。

…愛の出会いも希望も落とした気分
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2006/2/19

青空に、雲  季節の風景

雲、眺めてるのが好き。

今日は、虹色の雲をみたの。

うすーく白く、細長い雲や、
絵筆でたたいたみたいな、点々がいっぱい集まった雲。
いろんなかたちがあって、きれい。
今見えてる雲も、ほんの少しの時間に見えなくなるの。
だから、今、見ていたいの。
瞬きもしないで、ずっと。

ここにいま見えてる雲は、突然現れたの。
いつの間にか形を変えていなくなるの。

…いなくならないで。
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2006/2/19

チョコレートの日。  

会社に行く以外の体力がなく、ほとんど寝て過ごしていたのに、
バレンタインの準備だけは一生懸命やったの。

体調がまだよくなってないから、混雑したところはいやだなあ…と思いつつも。
毎年ニュースにも出る、一番混雑したお店。
仕事帰り。

毎年社内の男性全員には必ず。
義理チョコって言わないでね。
感謝を込めて「感謝チョコ」。
今年は社内全員用は手作りにしてみた。
生チョコ。

体調悪いから余計なことはしなきゃいいのに、って思うんだけど。

生チョコ。
おいしくできたよ。
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2006/2/4

初めての雪。  思い出

生まれて初めて雪を見たのは、
2才にならない頃。

初めて見るりんご畑はどこまでも続いて、
「畑」や「田んぼ」ばかりの一面の真っ白な景色。
今でも覚えてる。
長靴は黄色くて大きめだったの。
へんな上着着せられて。
「はんてん」っていうものだったんだけどね。
毛糸のもこもこした服装させられてね。
真っ白な景色は「気持ち悪い」と思った。

そう、1歳児にもこのぐらいの知能はあるの。

初めて会う叔母が「あきちゃん、さわってごらん、これが雪だよ」って。
手をそっとのばすと、「あっついよー、やけどするよー」

こんなに寒いのにやけどするの?
冷たいのにやけどするの?
さわるとあっついの?

おそるおそる手をのばす私を大笑いしながら眺めるオトナたち。

雪、怖い。

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2006/2/4

雪、降りつづいて  季節の風景

雪、昨日から降り続いて、
また真っ白になった。
天気予報、当たったね。

遠くの山も、
近くの木も、
駐車場の隅の草も、
ゴミステーションの屋根も、
汚れた車も、
みんな真っ白。

見えているものが、遠いのか近いのかわからない。
ひとり、雪の中、
ここに残された気がして。
心細く。
いっそ、このまま、雪の中で、
私も見えなくなったらいいのに。
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