先日、若いフィリピン人Yさん夫婦の依頼で、アパートの部屋の「お祓い」をしてきました。「浴室や台所はじめ住まいのあちこちで変な音がする」のが気になって怖いと。
実は、去年、どこで知ったのかYさんから寿光院に電話があり、最初に頼んだ教会の神父に「日本のお化けは日本のお坊さんでなければだめ」と言われたとのこと。まずは近所のそういうの得意そうな某宗派の住職に相談したところ、「いい住職を紹介できる、でも80万円くらいかかる」。それは無理、ならどうすればと訊くと「そんな時はとりあえず施餓鬼供養」との答え。
それなら私も今までに、ボヤで子どもが亡くなった部屋、看護師が不審死した病室、風俗嬢が自死したトイレ、…などでやって来たことと同じなので、まずはそれを試したところ、「音が止んだ」と感謝されました。
「一般人」以上に“見えない”“感じない”、霊能もない私で、自分に確信があるわけではなくとも口伝相伝で授かったお作法を信じて行って、それなりに成果を上げているようです。
この「修法」の威力なのか、「祈り」の力なのか、それとも・・・・
昨日は見樹院で、白鳥哲監督の「祈り〜サムシンググレートとの対話〜」を上映しました。
祈りには何かを変えていくパワーがあることを科学的に解明していきます。
単に気の持ちようではない、信じる者は救われるというものでもない、事実が少しずつ解明されるにつれ、人間は謙虚になれるのかもしれません。

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