◆□◆葛西臨海公園の東京五輪カヌースラローム施設予定地見学会のご案内◆□◆
葛西臨海公園は、年間を通じて数・種類ともに、東京で最も多くの野鳥に会うことができ、また、渡り鳥にとって重要な繁殖地・中継地・越冬地のすべての要素を持ちあわせる野鳥の宝庫です。埋め立てで造成された場所とはいえ、開園から24年を経過し、土壌も植生も豊かになり、多様な生態系が形成されています。226種の野鳥のほか、昆虫140種、クモ80種、樹木91種、野草132種を記録しています。そのなかには、トラツグミ、チョウトンボ、コガネグモ、ウラギクなど東京都23区では絶滅危惧種に指定されている生物26種も含まれます。
東京湾の干潟や浅瀬は、江戸時代以降の埋め立てによって約9割が失われましたが、当地の海辺は、浅海域、潮間帯、干潟、アシ原、氾濫原、草原、樹林帯の連続性が残る大変貴重な環境として、環境省の「日本の重要湿地500」にも選定されています。
東京都はこの場所に、2020年に開催されるオリンピックの、カヌー・スラローム競技場を建設しようとしています。急流を下るカヌー・スラローム施設のために、莫大な水、エネルギー、資金を費やして、25年かけて育み織りなしてきた「いのち」を壊すことの是否を、真剣に問う必要があります。
この貴重な自然を実際に見て、その意義を学び、一緒に考えたいと思います。ぜひ多くの方のご参加をお待ちしております。
【日 時】2013年12月8日(日)午後1時半〜4時
【ご案内とお話】日本野鳥の会東京 飯田さん
【集 合】葛西臨海公園駅 駅前広場 13:30(説明を聞いてから徒歩で移動)
【参加費】おとな500円、学生300円、18才以下無料。
【申込み】必ずお名前と人数、連絡先お伝えください。
eメール:together.with.you2013★gmail.com(★を@に置換えて下さい)
FAX:03(3654)2886
電 話:03(5661)5051(留守電の時は連絡先をお残し下さい)
【主 催】葛西臨海公園の五輪カヌースラローム施設予定地を見に行く会
呼びかけ人:間宮由美(江戸川区議会議員)・大河内秀人(寿光院住職)

1