仏教の「縁起」の思想は、一人ひとりが世界を変え、一瞬一瞬の行動が未来を変えていくと説きます。平和・人権・環境にかかわる活動を通し、足元から、そして現場主義をモットーに、言いたいことを言わせていただきます。
2010/2/15
先週、上関原発建設予定地を訪ねた機会に、徳山(周南市)の原江寺に立ち寄り、故有馬実成師の墓参をさせていただいた。有馬師は、現在の「シャンティ国際ボランティア会」の創設者であり、日本のNGO黎明期のリーダーとしても知られている。
一緒に仕事をさせていただいたことはほとんどなかったが、私が浄土宗東京教区青年会の事務局だった時代から、仏教者としての国際救援活動の先達であった師に、何かとご指導いただいた。当時から「曹洞宗ボランティア会」の理事長として活躍され、週末に徳山の原江寺に戻られて寺の法務に当たるというバイタリティに、自分などはもっと動かなくてはいけないと、大いに触発された。2000年9月に遷化され、葬儀にも伺えず失礼しており、ぜひ一度はお参りをさせていただかなくてはと思いつつ、10年近い年月が経ってしまった。
今回、徳山に朝、到着するよう夜行バスで行ったが、東京駅の八重洲口の発車時刻が19:30。私としてはこの距離を実感して、改めて師の情熱を思い浮かべ自分を叱咤しようという思いをかねがね持っていた者にとって、まさに気の引き締まる時間であった。


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2010/2/5
2007年11月に「江戸川NGO大学」でも話をしていただいた、福井・小浜市の名刹・明通寺の住職である中嶌哲演師から電話が入った。
「10日に院内集会があるので、東京近辺の関係者に知らせてほしい」
私も主催事務局の「ストップ・ザ・もんじゅ」からすでに案内を受け、出席の予定であることを伝えた。
再稼働が予定された一昨年の10月を前に、当地敦賀で「原子力行政を問い直す宗教者の会」の大会を開いた。その時は、またしても不具合が発覚して再開は延期になっていた。というより、やたら複雑な構造のもんじゅを、これ以上止めたままにしておくわけにいかない限度が、その年の10月だったと言われる。
遅れたことにより、さらに莫大な経費をかけて、危うい代物をまたまた動かそうという。それを控えての院内集会となる。
時間のさしくれる方は、ぜひ参加してほしいと思う。
以下、ご案内の転載です。
≪「もんじゅ」の必要性を問う 院 内 集 会 ≫
ナトリウム火災事故を起こして14年間停止していた「もんじゅ」が、いよいよ運転再開されようとしています。すでに関連経費2兆円をつぎ込んで、何の役にも立たず、今後実用化の目処も全くなく、壮大な浪費の典型「もんじゅ」。しかも危険性は普通の原発よりも遙かに高い。炉心崩壊すれば風下に四大都市のがある日本はチェルノブイリよりも深刻な被害となり、政治も経済も根底から崩れます。
超ムダで超危険な「もんじゅ」の運転再開に何の意味があるのでしょうか。核燃料サイクル政策を問い直すため、下記のような学習とヒヤリングを行いたいと思います。ぜひご参加ください。
■日時:2010年2月10日 13:30〜16:30
■場所:衆議院第二議員会館 第4会議室
●第一部 学習講演会(13:30〜15:00)
★講師:小林圭二さん
★テーマ:「もんじゅ」を運転する事に何の意味があるのか
◇夢と消えた高速増殖炉計画
◇「もんじゅ」はポストもんじゅにつながらない
◇最悪事故の場合の被害想定
◇運転再開を強行する意図は何か
●第二部 財務省・原子力機構・保安院へのヒヤリング(15:00〜16:30)
◇「もんじゅ」の位置づけと予算について・・・財務省
◇重大事故を予想した防災訓練について・・・原子力機構
◇耐震問題について・・・・・・・保安院
※第一部は決定ですが、第二部は予定です。
■呼びかけ議員
服部良一(衆)、近藤正道(参)、川田龍平(参)、平山誠(参)
■主催:脱原発政策実現全国ネットワーク
【事務局】ストップ・ザ・もんじゅ
〒573-0028 大阪府枚方市川原町1-5
TEL/FAX 072−843−1904

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2010/2/4
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ガザ紛争は解決していない
国際社会は国連決議にのっとった行動を
2.9 院内集会
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日 時 2月9日(火)13:30 〜 14:30
場 所 衆議院第二議員会館第2会議室
(1階ロビーにて通行証をお渡しします)
地図:http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_kokkaimap.htm
【内容】
◆ ガザ紛争に関する調査期限後は?
〜国際社会のこれまでの動きと今後のステップについて〜
◆ 進まぬ復興:ガザの最新情報の紹介
◆ 国会議員からのご挨拶
★国連総会が設定したガザ紛争調査期限が迫っています。
2008年12月27日から2009年1月18日のガザ紛争は、ガザ地区に甚大な被害を与えました。その後も続いているイスラエルによる同地区の封鎖政策は、戦争からの本格的な復興を事実上不可能にしています。瓦礫はそのまま放置され、学校や病院の割れた窓ガラスすら新しくすることができません。
昨年11月5日、国連総会は、ガザ紛争に関するゴールドストーン報告書に関する決議を採択しました。同決議はイスラエルとハマスの両当事者に、3カ月以内に、報告書で指摘された国際人権法違反や戦争犯罪について、独立した信憑性の高い調査を実施するように求めています。その期限が今月はじめ、切れようとしています。
重大な人権侵害や戦争犯罪を見逃したままの和平はあり得ません。院内集会では、ガザ紛争の戦争犯罪追求をめぐる国際社会の最新の動きや現地の情報を紹介し、短期・中期的に、日本をふくむ国際社会は何をすべきかを問い直します。
より多くの国会議員、ジャーナリスト、市民の皆様の参加をお待ちしています。
<共催団体>
社団法人アムネスティ・インターナショナル日本/特定非営利活動法人アーユス仏教国際協力ネットワーク/特定非営利活動法人日本国際ボランティアセンター(JVC)/日本聖公会東京教区「エルサレム教区協働委員会」/日本YWCA/特定非営利活動法人パレスチナ子どものキャンペーン/パレスチナの子供の里親運動/ピースボート/特定非営利活動法人ヒューマンライツ・ナウ
問合せ:
アムネスティ・インターナショナル日本
TEL:03-3518-6777 E-mail:camp@amnesty.or.jp
パレスチナ子どものキャンペーン
TEL:03-3953-1393 E-mail:ccp@bd.mbn.or.jp
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特定非営利活動法人 パレスチナ子どものキャンペーン
Campaign for the Children of Palestine(CCP)
〒171-0031 東京都豊島区目白3-4-5 アビタメジロ603
Tel:03-3953-1393 Fax:03-3953-1394
Email: ccp@bd.mbn.or.jp
HP: http://ccp-ngo.jp/

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