仏教の「縁起」の思想は、一人ひとりが世界を変え、一瞬一瞬の行動が未来を変えていくと説きます。平和・人権・環境にかかわる活動を通し、足元から、そして現場主義をモットーに、言いたいことを言わせていただきます。
2009/4/27
この1月にフランスを出発した、これまで運ばれた中では最大量のプルトニウムを含むMOX燃料が、間もなく日本に到着します。プルサーマル計画全体を含め、いたるところに問題のある核燃料ですが、特にその使用後の目処がないなかで進められていることが、今の日本の政策に共通する「問題は先送り」体質そのものです。未来を担う子どもたちへの支援活動を行っている者としても、抗議の声を挙げ続けてきました。
この件につき、「原子力行政を問い直す宗教者の会」では、他の多くの市民団体とともに経済産業大臣への質問と要望書を提出します。すでに、仲間である小浜の中嶌さん(真言宗)と敦賀の岡山さん(真宗大谷派)たちが、福井県庁に高浜の使用済みMOX燃料に関する要望書を提出しており、それに続くアクションになります。
以下、グリーン・アクションのアイリーン・スミスさんと美浜の会の小山さんからの呼びかけです。ぜひ多くの方々が関心を持って、一緒に考えていただくことを願っています。

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