仏教の「縁起」の思想は、一人ひとりが世界を変え、一瞬一瞬の行動が未来を変えていくと説きます。平和・人権・環境にかかわる活動を通し、足元から、そして現場主義をモットーに、言いたいことを言わせていただきます。
2009/4/27
この1月にフランスを出発した、これまで運ばれた中では最大量のプルトニウムを含むMOX燃料が、間もなく日本に到着します。プルサーマル計画全体を含め、いたるところに問題のある核燃料ですが、特にその使用後の目処がないなかで進められていることが、今の日本の政策に共通する「問題は先送り」体質そのものです。未来を担う子どもたちへの支援活動を行っている者としても、抗議の声を挙げ続けてきました。
この件につき、「原子力行政を問い直す宗教者の会」では、他の多くの市民団体とともに経済産業大臣への質問と要望書を提出します。すでに、仲間である小浜の中嶌さん(真言宗)と敦賀の岡山さん(真宗大谷派)たちが、福井県庁に高浜の使用済みMOX燃料に関する要望書を提出しており、それに続くアクションになります。
以下、グリーン・アクションのアイリーン・スミスさんと美浜の会の小山さんからの呼びかけです。ぜひ多くの方々が関心を持って、一緒に考えていただくことを願っています。

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2009/4/21
2009年度は、江戸川区でも次世代育成後期計画が策定される重要な年。「江戸川子どもおんぶず」では、昨年来、子どもたちが安心して生活し育つことのできる「まち」をめざして連続学習会を開催しています。自治体への要望ばかりではなく、私たち市民自身が何を担っていけるかを提言していきたいと思っています。これまで、地域で地道に活動を積み上げている方々の話を伺い、そこから子どもたちが抱えている問題を考えてきました。
今回はその現状を踏まえながら、めざすべき子どもたちにとって理想の社会について学び、その観点から私たちの地域を考察するためにも、メインテーマである「チャイルド・フレンドリー・シティ(CFC)」を取り上げます。
今、世界が子どものために、「変わろう!」としています。どう変わればいいか、その道しるべが、ユニセフの「CFC」です。
“子どもの権利条約”に関して、教育学の分野からは第0回でお話しいただいた喜多明人さんならば、法学の分野では荒牧重人さんです。第7回も、なんとも贅沢な学習会をセッティングすることができました。みなさん、ふるってご参加ください!
もちろん、子ども&若者の参加もお待ちしています。
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子どもの権利条約が活きる ≪チャイルド・フレンドリー・シティ≫
〜 江戸川の子どもの現状と課題を学ぶ連続学習会 〜
(次 世 代 育 成 後 期 計 画 市 民 提 言 へ 向 け て )
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共催:江戸川子どもおんぶず、江戸川遊ぼう会、江戸川NGO大学
●第7回● チャイルド・フレンドリー・シティの可能性
〜次世代育成後期計画で、子どものための「まち」に変える!〜
「チャイルド・フレンドリー・シティ(Child Friendly Cities)」は、リオの地球環境サミットにおける“持続可能な発展”のための「ローカルアジェンダ21」と「子どもの権利条約」を背景にして1996年の「第2回国連人間居住会議(HABITATU)」で発足したユニセフのプログラムです。
次世代育成後期計画策定が始まる今、その概念と共に、各地の取り組みなど、子どもの目線に立った具体的な「まち」づくりを学び私たちの地域で生かしていきたいと思います。
参考◆http://www.childfriendlycities.org/
【日時】2009年4月26日(日)14時〜16時半
【講師】荒牧重人さん(山梨学院大学教授)
【会場】コミュニティプラザ一之江集会室
≪一之江駅(環七口)前 一富ビルディング4階≫
当日の連絡先:090−3213−4575 大河内
【参加費】 大人1,000円、18才未満500円
※なお、4月23日(木)に「こども環境学会2009年大会(千
葉)」において、CFC第1回アジア・パシフィック大会(国際シ
ンポジウム等)が開催されます。江戸川子どもおんぶずスタッフも
参加する予定です。ぜひご一緒しましょう!
◎詳細は「こども環境学会」まで http://2009.rdy.jp/
****コクチ(予定)*************
○第8回 江戸川区の次世代育成後期計画について
【日 時】2009年5月23日(土)14:00〜
【ゲスト】江戸川区 子ども家庭部 子育て支援課
【会 場】寿光院(江戸川区東小松川2−5−12)
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▼準備の都合上、なるべく事前申込みをお願いします。
江戸川子どもおんぶず 担当青木
メール eko@mbm.nifty.com
FAX 03−5662−0917
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◆ 江戸川子どもおんぶず
〒132-0033 東京都江戸川区東小松川3-35-13
ニックハイム船堀204 小松川市民ファーム内
FAX 03-3654-9188 Eメール eko@mbm.nifty.com
BLOG http://ekombuds.cocolog-nifty.com/blog/
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「江戸川子どもおんぶず」は、子どもの権利条約の理念が活きる
市民社会をめざしています!
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大河内秀人 Hidehito OKOCHI
hit@nam-mind.jp
Tel.03-3651-3175 Fax.03-3654-2886
H.P.090-3213-4575
132-0033 江戸川区東小松川2−5−12
寿光院
ブログ

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2009/4/20
◆■ 市民集会「切り刻まれるパレスチナ」 ■◆
■日時:4月25日(土)13:30-16:30
■場所:立教大学 11号館 AB01教室
近年、パレスチナ問題をめぐる国際社会の目は、イスラエルのガザからの入植地の撤廃、ガザへの武力侵攻などの出来事に集中し、ガザや西岸地区で日常的に続いている人権蹂躙の現実には向けられてきませんでした。 パレスチナの将来を奪う分断と封鎖の政策について学び、日本の私たちが取り組む課題を明らかにするため、イスラエルの人権活動家ジェフ・ハーパー氏と、パレスチナの平和活動家ナイム・アティーク氏をお招きします。現在のような事態になることを、ジェフ・ハーパー氏は早くから見抜き、家屋破壊阻止活動の現場に立ち、問題提起をして来られました。ナイム・アティーク氏は民衆の苦難の現場で宗教を越えた連帯をつくり出し、国際社会と結ぶ働きをしてこられました。
ジェフ・ハーパーさん
イスラエル人の人類学者、人権活動家。ICAHD(家屋破壊に反対するイスラエル委員会)のコーディネーター。2006年にノーベル平和賞にノミネートされた。『贖罪と復活の間:19世紀のエルサレムにおけるユダヤ人入植地』(1991)、イスラエル・パレスチナ紛争に関わる資料をまとめた『平和への障害』(2005)、占領に反対して行ってきた活動について書いた『パレスチナのユダヤ人』(2008)などの著作がある。 http://www.icahd.org/eng/
ナイム・アティークさん
サビール・エキュメニカル解放神学センターのディレクター。中東聖公会エルサレム教区司祭で神学者。パレスチナにおけるエキュメニカル運動を進め、また国際社会との連帯構築に貢献してきた。主著に、『正義を、ただ正義を』(1989)、『パレスチナ人クリスチャンは和解を叫び求める』(2008)がある。 http://www.sabeel.org/
■主催:立教大学キリスト教学研究科・4・25 パレスチナ市民集会実行委員会(アムネスティ・インターナショナル日本/日本キリスト教協議会/日本国際ボランティアセンター/日本聖公会東京教区エルサレム教区協働委員会/日本YWCA/パレスチナ子どものキャンペーン/パレスチナの子供の里親運動/ピースボート)
■参加費(資料代):500円(学生300円)

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2009/4/13
政府や電力会社は、地球温暖化対策の決定打として「原子力」を推進しようとしている。私たちは一貫して、オール電化のような膨大な量の電気に頼らざるを得ない仕組みを作り出していることを根本的に問い直すべきだと考える。
しかしそれは横に置いておいても、原発が温暖化防止に役立たないのではないかと疑うに足る事実は多い。「発電時には」≪二酸化炭素≫を出さないかも知れないが、厖大な≪温排水≫を流し、海を温めている。
原発の近くでは海水温が上がり富栄養化するため、たくさん魚が獲れる。ついでに放射能も含んでいるので、骨が曲がっていたり、奇形の魚もよく見かけるという話は以前からよく聞いていた。
しかし、どれくらいの温排水が出されているかというデータを知らされて驚いた。
「原子力の場から視た地球温暖化−−京都大学原子炉実験所・小出 裕章」より
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/kyoto0210.pdf
まず、100万kwの原発は、300万kwの熱エネルギーを出して、その3分の1は電気になるが、200万kw分は結果的に海水を温めるために使われる。1秒間に70トンの海水の温度を7度上げる。1秒間に流量70トンと考えると、いわば温かい筑後川が忽然と現われたことになる。
日本国内、現在55基の原子力発電所で、合計1000億トン以上の温排水を海に流している。日本の年間降水量が6500億トン、日本の全河川の年間流量が4000億トンというから、全ての川の温度が2度近く上がって海に流れこんでいる計算になる。
小出氏は、「地球温暖化、もっと正確に言えば気候変動の原因は、日本政府や原子力推進が宣伝しているように、単に二酸化炭素の増加にあるのではありません。産業革命以降、特に第二次世界戦争以降の急速なエネルギー消費の拡大の過程で二酸化炭素が大量に放出されたことは事実ですし、それが気候変動の一部の原因になっていることも本当でしょう。しかし、本当の原因は、エネルギーの大量消費自体にあるのです。原子力を選択することは、エネルギー浪費を加速しますし、すでに指摘したように、廃物の処分も考えれば、二酸化炭素の放出も膨大になってしまうでしょう。あらゆる意味で原子力は最悪の選択です。」という。
そして、「エネルギーの大量消費」は「みんなの欲望」に起因するという見方もあるが、私は違うと思う。「経済成長」にこだわる政策、GNP神話を信じ込ませている資本主義の思想が問題だ。マネーというかたちで富を集中させ、支配しようとする資本家とそれにぶら下がる政治家が推し進める政策だ。
軍隊を含め、人間が生きるために必要ではない「消費」を仕組む者の正体。これを見極めれば、エネルギー問題、中東問題のみならず、今の日本のあらゆる問題(格差、自殺、教育・・・)の根っにつながっているはずだ。

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2009/4/2
イスラエルは、神話を建国の根拠としていたり、現代世界の中では特異なことで、日本と多くの共通点があります。また昨日、発足当初から国民の過半数が不支持の内閣がスタートしました。
先行きに心配は尽きぬとも、国や政治はともかく、市民のつながりと協力で、まともな社会を足元から築いていきたいと思います。
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最新現地報告会ガザの子どもたちと今後
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日時:4月4日(土) 午後6時30分〜9時
報告:古居みずえさん
(ジャーナリスト)
田中好子
(パレスチナ子どものキャンペーン事務局長)
会場:文京区民センター・3A会議室
東京都文京区本郷4-15-14
地図
http://www.city.bunkyo.lg.jp/gmap/detail.php?id=1754
交通 地下鉄三田線・大江戸線 春日駅すぐ
丸の内線・後楽園駅徒歩3分
JR水道橋駅・徒歩7分
参加費:無料
主催・連絡先:パレスチナ子どものキャンペーン
Tel:03-3953-1393 Fax:03-3953-1394
Email: ccp@bd.mbn.or.jp
URL:
http://ccp-ngo.jp/
共催:見樹院

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