仏教の「縁起」の思想は、一人ひとりが世界を変え、一瞬一瞬の行動が未来を変えていくと説きます。平和・人権・環境にかかわる活動を通し、足元から、そして現場主義をモットーに、言いたいことを言わせていただきます。
2008/12/30
12月30日、多くの市民がイスラエル大使館の前に駆けつけ、静かな祈りと共に、非人道的な攻撃の即時停止を求める集いとなりました。
私は檀家さんの葬儀を終え、外務省で中曽根弘文大臣宛の要請文を手渡したNGOのメンバーと合流し、今後の活動について相談した後、3時半頃イスラエル大使館の前に移動。日本テレビの角を曲がったところから、日本山妙法寺の僧侶のお題目が聞こえ、大使館向かいのホテルの前に、イスラム圏の人々をはじめ、それぞれに暴力・殺戮に抗議するプラカードや旗などを持った人々、制服・私服の警察官たちが見えました。
集合時間の4時に近づくにつれ、顔見知りのNGOのスタッフも続々と集まって来ます。集合時間には予想をはるかに超える人々が集まり、100人分用意した資料はあっという間に品切れ。TBSテレビをはじめ主要な新聞・通信社、外国メディアも含め、数多くのプレスが取材してくれました。
すでに300人以上と伝えられる犠牲者の冥福を祈り、平和への思いをあらわすためにロウソクに点火。各参加団体からのアピールに続き、要請文を読み上げた後、警察官の誘導のもと、私と日本聖公会の神崎司祭と二人で大使館の郵便受けに投函しました。
2000年の抗議行動の時には、JVCの谷山氏と二人で投函したことを思い出し、いつまでこんなことを続けなくてはならないのかと、やるせない思いです。
急な呼びかけにもかかわらず、お集まりいただいた300人以上(取材に来ていたプレス関係者)と思われる市民の皆様に心より御礼申し上げます。
■駐日イスラエル大使宛要請文
■外務大臣宛要請文

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2008/12/29
※※※※※※※ 転送歓迎 ※※※※※※※
N G O 共 同 声 明
12月30日(火)午後4時 イスラエル大使館前に集合
−パレスチナ・ガザ地区への空爆に抗議する申入れ−
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ガザでは、長年にわたるイスラエル占領下の歴史においても、最も血塗られた最悪の攻撃が行われています。この虐殺と言うべき空爆を行っているイスラエル政府に抗議し、
■軍事行動の即時中止
■非人道的なガザ地区の封鎖を解除し、物資の搬入と人道支援団体
・ジャーナリストの自由な出入りの確保
を求め、パレスチナを支援するNGOが共同で、平和と正義の実現を願う市民の声を届けます。多数のご参加を求めます。
◆日時:2008年12月30日(火) 午後4時〜5時
◆場所:イスラエル大使館前(イスラエル大使館:千代田区二番町3)
(最寄り駅:地下鉄・麹町駅)
◆内容:軍事攻撃による市民の犠牲者のためのキャンドル・ライト
などによるサイレント抗議/呼びかけ団体からのアピール
/要請文の読み上げと提出
◆当日の連絡先 090−3213−4575 大河内(CCP)
【おことわり】
・緊急の行動なので、デモや集会としての届出はしておりません。
・あくまで、パレスチナ支援団体・平和団体が合同で要請(抗議)文を届けに行くということです。
・過去の経験上、イスラエル大使館による応対は全くないと思われます。
・郵便受けに投函するのをみんなで見届けるという形になります。
※同日午後2時、同所において、別の団体(or個人?)から「ガザ空爆に抗議する12・30緊急行動」という呼びかけがされているという情報が入りました。私たちのNGO共同行動とは全く別のもので、どのように組織・運営されているのか詳細は存じ上げません。
様々な立場の方々から声が挙がって当然の事態です。その声が多様な形で社会に広がり、暴力の抑止になることを願います。
【参加団体】(29日現在)
パレスチナ子どものキャンペーン(CCP)/アムネスティ・インターナショナル日本/アーユス仏教国際協力ネットワーク/日本国際ボランティアセンター(JVC)/ピースボート/日本山妙法寺/『1コマ』サポーターズ/日本YWCA/パレスチナの子供の里親運動/日本パレスチナ医療協会/平和をつくり出す宗教者ネット
イスラエル大使館 アクセス方法
http://tokyo.mfa.gov.il/mfm/web/main/document.asp?SubjectID=1040&MissionID=43&LanguageID=270&StatusID=0&DocumentID=-1
▼最寄駅
東京メトロ有楽町線「麹町」駅 徒歩1分
5番出口を出て左手すぐセブンイレブン横の信号に立ち、旧日テレビルの方向を向き、旧)日テレビルとインドカレー屋『アジャンタ』の間の道を東に50m程直進して右手が大使館です。
JR総武中央線・都営地下鉄新宿線「市ケ谷」駅下車 徒歩10分
東京メトロ半蔵門線「半蔵門」駅下車 5番出口 徒歩10分
東京メトロ丸ノ内線・南北線「四谷」駅下車 徒歩11分
以上

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2008/12/29
パレスチナ子どものキャンペーン(CCP)ガザの通信員イブラヒムさんとエルサレム駐在員・川越からのメールを送ります。

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2008/12/28
すでにニュース等でご存知かと思いますが、昨日来、イスラエル軍がガザに大規模な空爆をおこなっています。
CCPスタッフが事務局泊り込みで、ガザの事業関係者との連絡を試み、現地の様子を電話で聞きました。

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2008/12/14
前日から築地本願寺に泊りがけで行った「原子力行政を問い直す宗教者の会」の世話人会に引き続き、12日午後、米軍原子力空母が横須賀を母港として配備されたことに対する抗議と撤廃要請を外務省に提出しに行った。今回のメンバーは、東海村の藤井さんと敦賀の岡山さん(共に真宗大谷派)、掛川で浜岡原発問題に取り組む内藤さん(日本福音ルーテル教会)、横須賀の富田さん(日本キリスト教協議会)など、まさに現場で原子力問題にかかわっている人たち、そして「宗教者の会」の重鎮、東海林さん(日本基督教団)仙台の梅森さん(日蓮宗)と共に、外務省北米局日米安全保障条約課の担当者に手渡した。

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