今日も葛西橋の荒川屋さんからライトアジ五目に行ってきました。
先週、竿の穂先を折ってしまいましたが、2関節?ほど詰めて、別の折れた竿から先端部のガイドを炙って外し、装着してみました。今日はリーディングXA73改での釣行です。
見た目は、最初からこんな感じの竿と言われればそんな気がするくらい?結構な修復具合で、第二の人生ならぬ“竿生”?のデビュー戦となります。
とりあえず、瞬間接着剤で取り付けた先端ガイドが外れてしまうとどうにもなりませんので、短い予備竿も連れていきます。
今年初の半ズボンとサンダルでの釣行となりますが、結構朝から暑いですね。
乗船して準備を進めますが、汗ビッショリで出船前に500mlのカルピスソーダを飲み干してしまいました。飲物を最低2リットルは持って行かないと厳しいです。+水が1リットルあると安心ですし、あまりに暑い場合は頭から冷たい水をかぶる事もできますので、重宝しますね。
船は20名ほどの釣り人を乗せてほぼ定刻に河岸払いとなりました。
出船すると見慣れた松陽丸さんがすぐそばに居てビックリ。
丁度このあたりを通過する時間帯ですので、不思議ではないのですが、なかなかこれほど近くで遭遇する事はありません。
船上を見てみると常連さん達の顔が!!思わず手を振るとあちらも気がついて頂いたようで、手をふり返してくれました。シロギス頑張って頂きたいですね。
流石にこの暑さですので、ほとんどの方が釣り座で潮風に当たっています。
少しくらいの飛沫ならむしろウエルカムですね。
本船は、1時間ほどで今日の釣場の横浜沖に到着しました。
反応を探してから、船の位置取りが決まって釣り開始のアナウンスが入ります。
期待の第1投。
修復した竿も結構いい感じです。明らかに前より先調子になりましたが、許せる範囲です。
低めのタナで待ちますが、魚の反応はありません。
10分ほどで移動が告げられて小移動となります。
ちょっと南へ走り釣り再開です。
仕切り直しの第1投。底から1mくらいの範囲をゆっくりと誘い上げ、誘い下げ・・・。
少しだけ感度が大らかになった?穂先にかすかなアタリが!!
ゆっくり竿を上げて巻き上げにはいると・・・プルプルしていますね。
水面に現れたのは20cm弱のシロギスでした。今年も絶好調ですね〜。
って?シロギスを釣りに来た訳じゃないので・・・そんなによろこんじゃだめです。
その後、4投目に来ましたね。竿先クンクンク〜ンが!!
アジ様のアタリです。結構元気が良いみたいです。慎重に巻き上げてくると途中も元気な魚信を手元に伝えてきます。上がってきたのは23cmのマアジです。
良いじゃないですか・・・時合は短いのが常。急いで仕掛をタナに合わせます。
しかし、連荘はなく、それでも1投おきくらいで元気なアジ、シロギスを追加していきます。
しかし、この場所もアタリが遠くなった為、また小移動となりました。
今度は停船し、船長が慌しくミヨシに走り、アンカーを入れています。
掛かり釣りは結構期待してしまいますね。
船を下げて位置取り完了。釣り開始のアナウンスが入ります。
タナは低めで底から1mくらいの指示です。
皆さん頑張ってコマセを振っています。数投沈黙の後、カサゴ、シロギスが喰ってきます。
おみやげには良いですが、やっぱりアジを釣りたいものです。
そんなマッタリモードの中、お隣の紳士が、ヨッコイショと抜き上げた仕掛けの先に20cmほどのアジが付いているじゃないですか。
いよいよアジが船に付いたようですね。カカリ釣りでこの人数・・・今の群れを釣っているうちに、違う群れも足止めして・・・・・・・想像するのは自由ですから・・・。
低めを狙って何度も仕掛を入れ替えますが、ピクリともいいません。
その間もお隣さん(2m弱くらい離れている)はほぼ入れ食いです。
この状態であれば、ちょっとは隣でも釣れるような感じがしますが、まるっきりダメ。
反対隣の方も釣れていないようです。まるでその方の真下に小さい生簀があって、そこからアジを釣り上げているようで・・・。工夫はしてみるもまるっきり駄目です。
探っていくとどうやらタナは自分が一番不得意なベタ底。
50cm位でコマセを集中的に2回ほど巻き、そこを中心にゆっくり誘い下げると・・・やっと竿先にクンクンとアタリが出ます。追い喰いなんて考えられませんのでゆっくり慎重に巻き上げてくると、久しぶりの20cm級マアジをGETです。
次投も同じ戦法で・・・・・しかし、触りもありません。
それでもお隣の方は次から次へとダブル交じりで上げていきます。
これだけペースが違うと、スゴイと言うより、自分が恥ずかしくなってきてしまいますね。
気温も上がり、お隣の方はたまに休んだりしていますが、竿を持つと即入れ喰いです。
違いは何なのでしょうか?
お隣の様子を遠慮がちに?「チラ見」してみると底にビシが着いてから糸フケを巻いて竿先にビシの重さが全部乗ったくらい(ベタ底)で3回強めに振って、そこからせいぜい30cmから50cmくらい上げて暫く静かにしていると竿先にアタリが出ていることがほとんどでした。
また、すぐにアタリが来ない時はゆっくり誘い上げたり誘い下げたりして掛けています。
少なくても誘って掛けているとき以外ならば同じコマセワークで同じタナでまっていればこちらにもアタリが出そうなものなのですが???
クッションゴムも30cmほどのやつを入れているし、仕掛の長さも2mくらいの物を使っています・・・。考えれば考えるほどわからなくなってしまいます。
違いがあると思われるところは・・・。
@コマセの振り方
コマセの振り方は底で3回振って・・・がほとんどでしたが、ビシの網目の違いで出る量も変わるので、適正な量が出るような振り方を調整していたのか?
A誘い方
コマセを振って止めてから、誘い始める時間。誘いの速さと上下動の範囲、止める時間。
B仕掛け
もしかして細ハリス?自分は1.5号を使っていましたが、1号くらいを使っていたのかも?
市販品を使っていたかどうかわかりませんが、1号だと自作ですね。
オマツリをしなかったので、仕掛けの様子はわかりませんが・・・。
チモトのビーズ類とか?どうなっていたのでしょうか?
素人としてはこれくらいしか思い浮かびませんが、全然違うポイントがある可能性も十二分にあり・・・・・。
いつもは「釣りは奥が深いですね〜」で結びたいところですが、よくわからないだけにモヤモヤしています。
ひとつだけわかっていることは、修行がぜんぜん足りないという事だけ。
さて、実釣の様子にもどりますが、厳しいなか、忘れた頃にポツポツとアジが釣れてくれましたが、流石に食いが落ちてきて、錨を上げて移動となりました。
その後も移動のたびにカサゴ、シロギスを追加しておみやげをキープして、ちょっと遅めの沖上がりとなりました。
さて、今日の釣果はアジ18cmから27cmを15匹、カサゴ16cmから22cmを26匹、シロギス17cmから21cmを7匹、キュウセン24cmを1匹となりました。

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