今日は、葛西橋の荒川屋さんから、気になっていた今シーズン初のイシモチ釣りに行ってきました。
前日のライトアジの釣果は束超えが数名出るほどの大爆釣ではありましたが、釣りに行けなかった間に、次回釣行は「イシモチ」と決めていましたので、迷わず?(正直ちょっと迷いましたが・・・)イシモチとの対戦となりました。
イシモチも大好きな釣りものです。絶対針がかりしていそうな派手なアタリが出ても、何事もなかったように味見だけして居なくなってしまうところ、釣れない時に工夫して食わせる面白さ、そして食いの良い時のダブル・ダブル・ダブルの派手っぷり・・・。それになんと言っても食味も魅力ですね。
はたして今日は沢山のお土産を確保出来るのでしょうか?
今日のイシモチ船は釣り人にとっては嬉しい7名での出船です。コマセ釣り以外は乗船人数が少ないに越したことはありません。宿としてはちょっと厳しいですが・・・。
ほぼ定刻に20人位を乗せたアジ船が河岸払いし、本船も親方船長の操船で、続いて出撃です。
いや〜もう随分と寒くなりました。長袖シャツとパーカーの上に薄手の合羽では船が走り出すとちょっと寒かったですね。まあ、昼間はこの格好ですとちょっと汗がでる位にはなりますが、暑ければ脱げるので、この時期はちょっと厚着かな?と思うくらいのほうがいいですね。
晩秋の潮風にあたりながらの行程1時間で、今日の釣り場である鶴見つばさ橋周辺に到着です。
自家製仕掛けに8〜10cm程に切ったイソメの房がけで、開始しました。底ダチをとり、道糸をふかし気味にしてアタリを待ちます。
開始して数分・・・・・緩んだラインが不自然な動き!すかさず竿先を送り込み違和感を与えないようにして暫く待ち、ゆっくり聞き上げると元気いっぱいの派手なアタリが手元に伝わります。一手のスピードで巻き上げてくると、ぽてっとした愛嬌のあるイシモチが上がってきました。サイズは30cm弱級。いいサイズですね。その後、2本目の竿をセットして入れ食い?に備えますが・・・・・そうはいきませんね。置き竿には味見だけのシグナルはありますが、針がかりまではいきません。手持ちでアタリを察知して適度に仕掛けのテンションを抜いてあげないと食わない状況でが、飽きない程度に釣れますので、コンディション的には一番面白い状況となりました。
今日は、束釣者が出るようなペースではないのですが、通常のイシモチ釣りでは断然良い日の部類に入りますね。
船長はマメに小移動を繰り返して、そのたびにポツポツと追加できました。
移動した第1投目はかなりの高確率で掛かりますよね。まあ反応が出ているところに船を載せるのですから、当然と言えば当然なのですが・・・。
たまにダブルで上がったり、2本の竿が同時に当たったりしましたが、それが連続するような派手さはありませんでした。
今日のポイントは、横浜方面を北から南へちょこちょこ移動して行き、昼頃には南本牧周辺に来ました。
喰いも落ちついて来てしまい、船中はちょっとマッタリムードです。
それでもポツ〜リポツ〜リと型は出ますので、このまま沖上がりまでこの辺でマッタリもいいかな・・・と思っていると、ちょっと長めに走り、朝一番でやった辺りで再開しました。すると朝よりもいい感じでアタリが出るようになってきました。
おいおい朝からやる気出してくれよ〜!という言いたいところではありましたが、大きく誘い上げてから着底させる動作を5回繰り返してから仕掛けを弛ませて待つと必ず喰ってきました。ダブル混じりでいい感じです。特に沖上がりまでの20分ほどの入れ喰いは凄かったですね。それこそ良い時のシロギス釣りでもしているような感じでポンポン上がってきます。
もうちょっと早くこの状況になっていれば・・・・・・。そんなこと贅沢すぎますね。
楽しい時間はあっと言う間に過ぎてしまい、定刻の2時40分頃に沖上がりとなりました。
さて、今日の釣果は17cmから32cmのイシモチ58匹となりました。
船長には48匹と言ってしまいましたが、家で数え直すと・・・最後の場所でバケツからクーラーに移す際に、間違ってしまったのでしょう。10匹も過小申告してしまいました。
そろそろ頭の中も経年変化で・・・・・気をつけましょう。
今日のイシモチは小さめの物は子供たちの大好物のムニエルタルタルソースがけ、大きめの物は中華風酒蒸しと皮付きお刺身をちょっと炙りでも入れてみようかと考えています。

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