今日は金沢漁港の忠彦丸さんから午後LTアジと気になっていた夜カサゴに行ってきました。
前日にちょっと飲む予定がありましたので、早朝からの出撃はまだお酒が残っている可能性もあり・・・その点午後船は普段よりも遅くまで寝ていられますので楽ですね。
高速も順調で、ちょっと早めの到着となりました。
忠彦丸さんの待合室は冷房バッチリで冷たい飲み物も自由に飲むことができます。
劣悪な職場環境で日々仕事をしている者からするとまさに天国。ここで仕事をしたいくらいです。
アイスコーヒーを飲みながらテレビを観てまったりとしているとお客さんがどんどん増えてきて・・・午前船も上がってきて、大賑わいです。
こんなに暑いのに皆さん好きですね。
今日の前半戦はライトアジです。
正午をまわって暫くすると乗船の案内がアナウンスされ、いよいよ乗船です。
今日は左舷側に6、7名の団体予約で、右舷側にフリーのお客さん8名くらい?で出船で定刻の12時30分に河岸払いしました。
南風の影響か?やはり今日も潮が澄んでいて、出船前に船長にお聞きしたところ最初に第二海堡周辺から始めるようです。
2、30分走って今日の釣り場である第二海堡が見えるポイントに到着しました。
よくサバ狙いで来る時はもっと海堡よりですが、ちょっと離れていますね。
水深は40m超の深場で開始です。宿でお借りした30号ビシにミンチを詰めて仕掛けを下していきます。流石に水深がありますのでアナウンスされた水深より2mくらいは糸ふけが出ています。
底を取り直して1mで振って、1.5mで振って待ちます。一日のうちでこの瞬間が一番痺れますね。一日を占う大切な第1投です。すぐに型出ましたとのアナウンスが入り底を取り直して、コマセを撒いてタナにセットした瞬間に弱いアタリですが確かにクンクンと竿先が入ります。慎重に40m強を巻き上げ水面に現れたのは22cmほどの食べごろサイズです。渋いといいながらも午後は好転したのか??都合のいい事ばかり頭をよぎり・・・。
その後数投は空で回収することなく順調にアタリが出てくれてダブルも1回ありました。
しかし、流石に水深があるためオマツリが頻発して相当な時間をロスしてしまいました。
何度かオマツリを解いたりしているうちに時合は過ぎて・・・・・・。
ただただ暑いだけの船上となってしまいました。たまに掛かれば片口イワシ・・・。
第二海堡周辺に見切りをつけ、少し濁りが入ってきたようで、八景沖の浅場に船は向かいました。水深は20mほどと釣りやすくなっていますが、アタリは遠く・・・たま〜に単発といった感じで沖上がりの時間になってしまいました。前半戦の釣果は19cm〜25cmのマアジ20匹となりました。
さてさて後半戦の夜カサゴですが、出船が午後5時30分で、午後船の帰港が4時20分くらいですので陸にあがってゆっくり休憩出来る時間があります。
勿論忠彦丸さんのリレー割引も使えますので夜カサゴは3700円でOKです。
帰りの渋滞もないし、夏場は午後船+夜釣りという選択肢もアリですね。
釣り座は午後船に乗る前にキープしておいた右舷ミヨシです。
実釣中は南西風の予報で上げ潮ですから本牧周辺を狙うのであれば右舷の艫がよかったのですが、既にキープされていて・・・。考える事は皆さん同じですね。
釣り座に座って用意を始め、出船時間がせまってくると続々とお客さんが乗り込んできます。自分の隣のスーパーミヨシにも1人・・・・・。すると2艘出しが決定し、迷わず別船に移り右舷ミヨシに釣り座を構えました。
定刻より5分ほど遅れていよいよ河岸払いです。本船は20名くらい、こちらの別船は10名くらいでしょうか?夕涼みがてらの夜釣りもなかなかの人気ぶりです。
偶然にも自分の乗った別船は、アジ船の安田船長が舵をとり、昼夜お世話になる事となりました。
20分ほど走り、エンジンがスローダウンしたのは本牧沖でした。2艘同じ場所から開始です。
錘20号で2本針仕掛けに配布されたサバの切り身をつけてゆっくりと下して着底させます。
錘が底の固い感触を手元に伝えたとほぼ同時位にコツコツとアタリが!次なる大き目なアタリもすぐに来て、竿先を空に向けるようにアワセを入れると同調子の竿が気持ちよく曲がり小気味のいい引きが手元に伝わります。一定の速さで巻き上げてくると上がってきたのは20cm程のカサゴでした。難なく本命GETです。その後5投くらいは最初に入れたところでアタリが出てそのまま釣果に繋がりました。
カサゴってこんなに簡単だったっけ???という感じですね。流石に夕マズメ。
開始1時間弱でツ抜け完了。しかし暗くなってからはアタリも少なくなり・・・勿論エサもイソメに変更していましたが、忘れた頃にポツ・・・ポツという感じになってしまいました。その後は本牧から構造物回りを南へ南へと探っていきます。
移動中に見えた富士山のシルエットも綺麗でした。こんな景色を見られるならちょっと位渋くても気にならなくなりますね。
それでも、小柴の風車付近では渋いながらも偶然20cm級カサゴのダブルも達成して、半袖ではちょっと寒いかな?どうかな?といった丁度いい塩梅の潮風で夕涼みができました。最後はシーパラのすぐ脇でもちょっとだけやりましたが、やはりここも不発。
あと5分のアナウンスが入ったため、底の感じが根掛かりしそうも無い事から置竿にして片づけを開始しました。使った仕掛けやら予備の錘などを袋に入れているとなんと竿先コツコツいっているじゃないですか・・・手持ちでギラギラして狙っている時は見向きもしないくせに・・・。そんな事って良くありますよね。
最後におまけの20cmのカサゴをGETです。
港前でしたので沖上がりは9時を過ぎていましたが、帰港は9時15分ころでした。
後半の夜カサゴの釣果はカサゴ17cmから25cm20匹(リリース3匹)、ムラソイ18cm1匹、シロギス22cmを2匹となりました。
夜のカサゴ面白いですね。釣れるか釣れないか分からない?今年のアナゴより確実に楽しめると思います。
ちなみに忠彦丸さんの錘の指定は10号以上だったらなんでもいいとの事でした。
重い錘は根がりが増えるから・・・とおっしゃっていました。
でも20号くらいが無難なんじゃないかな?と思います。

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