今日は平日釣行でもしようと、夏休みをとっていましたが、天気予報は悪くなり、どうしようかと考えましたが、やっぱりしばらく釣りに行けないだろうし・・・。と思って、気になっていた荒川屋釣船店さんのイシモチの出船確認をしたところ、出ますよ!との事。
雨は覚悟の予約でした。
今日は、サビキアジとイシモチの2船体勢のようです。流石に朝からの雨と平日という事もあり、アジ船も人はまばらでした。イシモチ船はと言うと・・・私と船長、もう一人のお客さんの計3名での出船となってしまいました。燃料費高騰の折、贅沢な出船で大変恐縮でした。もう少し予約者がいたのかもしれませんが・・・。時々強く降る雨で、普通の人は釣りなんか出かけませんね。
荒川を下り、東京湾へ・・・やっぱり天気は悪いですね。
今日の釣り場は中の瀬周辺です。
釣り場周辺に着いた後、入念に反応を確認し、船長の釣り開始の合図。
スルスルと仕掛けをおろし、底立ちをとってアタリを待ちます。
葛西橋の荒川屋さんでは、錘25号で、船宿のイシモチ仕掛けは丸セイゴ12号の2本針でした。
私の竿は沈黙を守ったままでしたが、もう一人のお客さんがもう6匹くらいのイシモチを派手な食い込みで竿をしならせ、釣り上げています。
や・ば・い!!!釣れない・・・。いやあ〜な雰囲で時間が過ぎていきます。
しかし、自分の竿にも待望の派手なアタリが!難なく、25cm弱のイシモチをGETし、ボウズはなくなりホッとしました。その後何匹か追加してから、待望の入れ食いタイムが来ました。空いていたので2本竿でやらして頂いていましたが、片方の竿を上げて魚を針から外していると、もう既に隣の竿にも派手なアタリが出ています。
つい慌ててしまい、魚を外した方の仕掛を下ろさないうちに、もう1本の竿を上げていましたが、船長から「掛ってれば、ほっといていいから、仕掛をおろしてから取り込んだほうがいいですょ〜!」とのアドバイス。なるほど、イシモチの群れが船下にいるのだから、仕掛を入れている時間が少しでも長いほうがいいのですね。
イシモチ自体、極端に横に走る魚ではないし、一度掛ったら、あまりバレないし・・・。
そのパターンで行ったところ、あたってから、取り込みまで時間がかかっているため、もう1匹が食い込み、ダブルも数回ありました。この流しだけで、12匹を釣り上げました。
その後、プチ入れ食いも何度かあり、数を伸ばしました。外道は、シロギスとアジで、外道だけでも晩酌の肴になりますね。
終了間際で、イシモチが後1匹で50匹になるところでしたので、頑張っていましたが、釣れるのは、アジ、シロギスと続き、終了5分前にはついに50匹目が・・・と巻き上げてきたところ、水面に茶色い魚体が・・・最後の獲物は40cmほどのサメでした。残念!
雨が時折強く降る中、寒さも感じましたが、楽しい1日を過ごせました。
帰りになってようやく厚い雲が少し途切れてきました。写真は羽田空港周辺です。夕焼けのようですが、太陽はもう少し上の方にあります。
今日の釣果は、イシモチ20cmから30cm49匹、シロギス15cmから21cm5匹、アジ17cm6匹となりました。
アジは、お刺身2人前十分と、シロギスは天ぷらで頂きました。
メインのイシモチは、酒蒸しガーリックオイル掛けと干物です。
また、今日はイシモチと言えば、高級練り物の原料という事で、かまぼこを作ってみました。作り方は簡単で、さらしたイシモチの身をよく水を絞ってからフードプロセッサーに入れ、卵白と塩を混ぜたものを蒸し器で15分ほど蒸すだけです。
枝豆入りのものと、プレーンで表面を魚焼きのグリルで焦げ目をつけたものの2種類を作ってみました。板がなかったので、お皿の上に直接のせて蒸し上げましたが、なかなか上手くできました!よね? 市販されている物とは、別物で、色は少しだけ茶色ぽいですが、味と食感は抜群です。板ワサでお酒がすすみます。
イシモチがいっぱい釣れたときにはぜひお試し下さい。

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