「お料理失敗は、創作料理」と呼べばよい。
「ゼリーフィッシュ」好きな英単語である。
「クラゲ」もグット上品になる。
もちろん、「お料理の話」である。クラゲ料理ではありません。
が、まずは、よく観るテレビ番組BBCの「地球伝説」ではなかったか・・?
クラゲが、たくさん住んでいる湖の話だった。
湖はクラゲだらけ・・ぎゅうぎゅう詰めであった。
「えらい混雑してるなあ・・」ぐらいの、感想であった。
ところがである、我が家の皿の上で、これによく似た光景を見ることになったのであった、全くの偶然である・・
あれは、梅雨入りして間もない、ある日のことでした。
小人さん3は「ナス」が好物であった。
たまたま、良い茄子が冷蔵庫にあった。
「何ナスにしようか?」
「焼きナス・・いや、ナス炒め・・あ、麻婆茄子が食べたい」
と、言ったわけだ。
「じゃあ、マーボーナスにしよう・・」
と、答えた私でありましたが、良く考えると「マーボーナス」って食べたことない。
「どんな味なんだろう?」と、考えながらナスを切っていた。
私の中では、中華料理は「干しエビ」の味付けなんだ・・これも数少ない中華体験からきたものである。
「冷蔵庫に干しエビあったな。」「豚ミンチもあったな。」
こうして、私の「マーボーナス」の味付けは決まったね。
「味噌味に違いない!!胡椒も入ってるだろう!」
油をたっぷりフライパンに入れたね、そこに、ミンチ肉投入。続いてナスも投入。
干しエビを水に浸しておいたものと、味噌と砂糖の少し入った調味液を投入。
胡椒も入れたね。そして最後に・・片栗粉である。水で溶いた片栗粉を投入したんだ。
・・ここで「失敗したね」片栗粉が多すぎたみたいであった。
水を少し足したが・・「もうどうにも、とまらない・・!」
片栗粉が半透明に自己主張したね。半透明の、トロトロ野郎なんだけど、結構インパクトがある。
フライパンの中は、ゼリーフィッシュの湖みたいだった、その合間から干しエビが顔を出したりしていた・・もちろんそれは、皿の上に盛られても同じであった。
お皿の中も、ゼリーフィッシュの湖だった・・
もちろん正直者の私は失敗を報告したんだ・・マーボーナスも食べたことないってね。
マーボー豆腐は20年ぐらい前に食べたきりだったし・・
そして、七味トウガラシと、ラー油を一緒に出したね。
「好きなように、辛味調整してみてね。」と、一言添えたね。
(おいおい、お料理放棄かよう。いやいや、こんにゃく料理で失敗してたからね。また、辛すぎて食べられなくなると、もったいないではないか。)
小人さん2「ときどき、けったいなもん作るよねえ。」
小人さん3「創作料理ですね。麻婆茄子ではないけれど美味しいですよ。」
まあ、こんなことを言いながらも食べちゃったんだけどね。
我慢強い小人さん「万歳!」である。
私「これは、たまチャン風マーボーナスなんだな」
(別名 ゼリーフィッシュの湖 である。たまチャンレストランのメニュの一品になることだろう。お試しあれ。)

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