たまには、写真を載っけんと、いけんじゃろう。と、わざわざ、写真を撮ったからには、ブログにせねばならんのじゃ。
(相変わらず、写真の腕は、進歩いたしませんが・・とりあえず、写っておりますので、ご勘弁ください。)
とある、休みの日でありました。
ちったー(少しはの岡山弁)運動せんとなあ・・と、お天気もよろしく、お出かけしたんだな。
鴨方駅でおりた。
なんか、古い町並みが残っているらしい。
鴨方駅で、左のほうにいったね。えーっと、西だね。
そこに、看板発見。「町や公園だったかな?」
こっちに、2キロ、と指マークの矢印看板があったね。
2キロ。歩くのに、ちょうど、いいだろう。帰りもあるからね。
とりあえず、テクテク歩いた。あたしは、歩くのは、のろのろである。
ご一緒した方は、まあ、合わせてくれているのであろう。
あたしより、ノロノロさんには、出会わないな。
ま、普通より、ちょっぴり、ゆっくりなんだよ・・たぶん。
ところがである、指マークの矢印どおり歩くと、つきあたったね。
右か左に行かなきゃダメなんだけど・・それっきり、矢印はない。
仕方ないんで、テキトーに進んだね。
すると、日頃の信心深さのおかげか、ポリボックスがあったね。
(やっぱり、初詣には行っとくもんだね。)
もちろん、おまわりさんもいたよ。で、道を尋ねてみた。
「どー行ったら いいでしょう?」
「はい、ここの道をまっすぐ300メートルぐらいかな・・で、左っかわです。」
ああ、ありがたい。こんなときの、おまわりさん、好きである。
ここの道を、まっすぐ歩いたね。
別に測っているわけじゃないけれど・・300メートルは、過ぎたでしょうに・・
600メートルかな?って、ちょっと心細くなったところで、鴨方の美人おばさんに出会ったね。これもきっと、日頃の信心深さのおかげだな。
「どー行ったら いいでしょう?」
「えーあそこに見える、信号2つ目を左に行くと、すぐですよ。」
ああ、ありがたいこんなときの、鴨方美人、好きである。
2つ目の信号を、左ね、それまで、まっすぐ。歩いたね。
200メートルは、歩いたね。まだまだである、どうやら、おまわりさんの300メートルは、800メートルいやいや、1000メートルと間違えたようだったね。
と、思いながら、歩いていたね。
そのとき、かわいらしい声がしたんだ
「そこの、前を歩いてる人!!」
なにやら、あたしたちのことらしい・・
「なんですか?あたしらは、よそ者で、道を聞かれてもわからんで・・」
と、言おうとしたら、その小学生らしい、かわいいボクちゃんは、とばしてきた自転車を止めたね。
ボクちゃんは、息せき切って、こう言った「今、道を聞かれた者の、子供です。」
「はいはい。確かにたった今道を教えてもらいましたよ・・」
と、言おうとしたら、かわいいボクは、こう言ったね
「信号は、2つ目じゃなくって、3つ目です。3つ目を左です。」そう言うと、彼はとっとと、帰って行ったね。親切である。
短く刈った、かわいい頭が揺れながら、来た方向に自転車は帰って行った。
ああ、ありがたい。
「田舎の人は、親切である。」
もちろん、あたしも親切な田舎もんであります。
かくして、3つ目の信号左に、それは、あったね。
ここでの、ガイドさんもよかったよ。味わい深い方。
町屋の作りも素晴らしく(大黒柱が良い)、街道も歩いて笠岡まで行きたくなる趣であったな。
弁当持ちで、行ったら楽しそうである。
少し登った所から、撮った写真です。
そう、少し登ると「鴨神社」があったんだ。
「乳神様」も祭られてたよ。
収穫であった。
帰り道、同じ道を帰るのは、つまんない。
ちょっと違う道を帰ることにしたね。
こっちであろう。と、いう道を歩いたね。
造り酒屋があったね。川沿いを歩いたね。
そこで、またまた、道が二股に分かれていたね。
「どっちだろう?」
そこに、ちょうど、精米に来ているおじさんがいたね。
で、聞いてみた
「どー行ったら、いいでしょうか?」
「ああ、あの道をまっすぐ行って、つきあたったら、左じゃ。5分じゃな。」
と、教えてくれた。
てくてく歩いたね。
5分、歩いた。
10分、歩いた。
20分、歩いた。
つきあたらない。
ここで、気づいたね。
車で、5分じゃ。徒歩ではないようだ。
来た道に出たね。
つきあたらないね。
道はまっすぐだったけど、まがったね。
来た道を帰ったね。
よかったよかった。
いい散歩じゃった。
田舎の人はイイ人で、何分かといえば、車での時間だね。
ふれあいは、たっぷりであった。
楽しかったね。

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