日曜日、後楽園に行って来た。
岡山城も美しく、いつ見ても美しいお庭であった。
ご一緒した方は、4、5月限定の花粉症の方だった・・
さて、一体何の花粉症であるのか?
この、後楽園でそれがわかるかもしれない・・とちょっとドキドキしていた
何かの植物の前でくしゃみが出るはずなのだ・・
はっきりわからなかったのだが、電車に乗っていた時である、扉が開いた瞬間、くしゃみの連続であった、「中庄駅」であった、他の駅では、くしゃみが出ないのだ・・
さて、中庄駅になんの花粉が飛んでいたのであろうか??
桜ではないらしい、桜の花見は平気だったのだ。
後楽園でソテツの前を通り、藤棚の下にも行ってみたが、平気である。
サツキも咲いていたが、大丈夫。レンゲソウも平気。松の下も歩いた、ボタンの香りも楽しんだ・・いっこうにクシャミハでない・・となると、面白くない。
面白くなかった。後楽園ではクシャミが出なかったのだ・・
中庄駅だ、何かが咲いてるんだ・・何か用事を作って中庄駅に連れて行ってみよう。
そんな悪だくみをワクワクしながらしていたら、クシャミのお方はお腹をこわしたらしい・・痛いんだって・・かわいそうである。悪だくみはちょっと脇に置いといて、気の毒である・・食当たりかもしれんという・・何か当たるようなもん食べたかな??
ほぼ、同じようなもんを食べたからなあ・・
「お腹痛くなってない?」と、聞かれたんだ・・
ぜんぜん、である。絶好調。
そこで、思い出したね。
あれは、夏、暑い日であった。のどが渇いていた。
冷蔵庫の扉を開けると、牛乳があったね・・というか、飲み物は牛乳したなかったんだ。のどの渇きに、そう、いい飲み物ではないが、それしかなければ、しかたない。
パックから、じか飲みだ。
ゴクゴクゴクと・・ね。
「プハー」で、気づいたね。
牛乳、腐ってるって・・・
臭かった、変なにおいである・・
が、飲んじゃったよ。
こんなときは、あきらめるしかない。
気持ち悪いから、口をゆすいだね。
どうなることかと、ドキドキしていた。
お腹が痛くなる?トイレに駆け込む・・?
自宅待機である。
こんなときでも、正露丸は飲まない。
これは、私の天敵だから・・もっともそのときも、我が家には正露丸は置いていない。
天敵だからね。
待つこと、一時間。
ぼつぼつ、お腹もすいてきて、まあ、ご飯でも食べるかな。
と、ご飯を食べた。うまかった。
そして、さらに一時間。お酒も飲みたくなった。
で、お酒を飲んだ。うまかった。
こうして、夜を迎え・・・
朝になり、朝ごはんを食べた。うまかった。
なんだか、牛乳はあたらなかった・・やれやれである。
もっとも、腐っているとはいえ、めちゃめちゃ腐っていたわけではなかったんだ、ちょっと、いや、もうちょっと臭かったぐらいだったから、大丈夫だったんだ。
どうやら、お腹は丈夫らしい。
子供ん時は、よく何でもないのに、お腹痛くなってたのにねえ・・
強くなったよ。
その時「正露丸」飲むか?「梅酢」にするか?
といわれ、「梅酢」派だった私である。
とにかく、正露丸のふたを開けてもらいたくなかった・・
なのに、キュっと開けたりするんだ、すると、あの正露丸の匂いが充満するんだ・・
イヤであった。
なのに、である、アンチ正露丸なのだが、なんだか、天敵の匂いがするのである・・
お腹が痛くないのにである・・
非常事態である。正露丸のふたが、どこかで緩んでんだか・・・
許せない。ふたは、ぴっちり閉めてもらいたいもんである。
不審な日々が続いたのである、正露丸の匂いが、見え隠れするのである・・・
えらいこっちゃ!!
そこで、耐えかねて、口に出すこととなった「正露丸のふた開いてない?」
「正露丸の匂いがするよねえ・・」
そこで、信じられない一言
「この正露丸の香りいいよねえ・・・」
え?あんた、おかしんじゃない!!!こんなこと発言するやつは「あんた」である。
「・・いい香りだから、ハンカチにはさんでるのよ・・」
え?あんた、おかしいよ!!
この人は、宇宙人なのだ。そう思うことにした。

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