2016/9/12

羽衣  Happy Paws

トライアルを延長して正式譲渡への道を探ってきた羽衣ですが、このたび我が家に帰ってきました。
羽衣は、またハピポっ子として里親さんを探す身となります。

トライアルに出ていたお家K様と羽衣は何の問題もなく相思相愛であったのですが、トライアル終盤、羽衣の吠え声がうるさいという苦情の手紙が来ました。
都会のマンションではありますが、羽衣の声が苦情が来るほどうるさいとは信じられませんでした。
そこで、いろいろと検証をしてみたわけですが、どうやら留守番時に吠えていたようです。出かけてすぐではなく、数十分あるいは数時間してから吠え始め、しばらくの時間断続的に続いていたようです。
K様と一緒に過ごしている時は全くと言っていいほど吠えないですし、いかんせん留守中のことゆえ吠えを制することができません。
留守番時間をなるべく少なくなるよう努力をされましたが、ゼロというわけにはいかず、またいつ手紙がポストに入れられているかと思うと、毎日ヒヤヒヤしながらポストを開けておられたことでしょう。

苦情主の目星はついたので、その方にお詫びかたがたご挨拶をきちんとしようと試みましたが、何度訪ねても会うことができなかったそうです。はじめは留守かと思っていたけれど、どうも居留守を使われていたような・・・
その後、その方の尋常でない行動(本人と会えてはいないですが)を目にすることとなり、まともなお話ができる相手ではなさそうであることがわかってきました。

K様は毎日眠れないほど悩んで悩んで、羽衣と暮らせる道を考えておられたのですが、物騒な昨今です、泣く泣くトライアル中止を決断されました。
だいぶ時間がかかりましたが、それだけ悩んでいたとご理解ください。

引っ越したいくらいだとおっしゃっていました。しかし、都会の一等地にある自己所有のマンションです。そう簡単に引っ越すことなどできません。

お別れの日、K様は羽衣のためにトライアルの間ずっと作ってきた手作り食を鍋いっぱいに作って私に渡してくれました。どんな想いで作ったかと考えると今でも涙が出てしまいます。K様、今日も羽衣はこの食事をいただきましたよ。

苦情の件がなかったら、とっくにK様の娘になっていました。
K様はすでに12月分までのフィラリア薬も購入し、羽衣と本当の家族になる日を待ち望んでいました。
こういう結果にはなりましたが、羽衣の病気を理解し、羽衣ちゃんを、と望んでくださったK様に、私は感謝の気持ちしかありません。

最後にK様のマンションを出て私の車が置いてある駐車場に向かう際、少し歩いたところでオシッコをした羽衣は、その後引っ張っても踏ん張って動かずマンションに帰ろうとしました。
いつになくあんまり頑固なのでリードを緩めると、すぐさま踵を返しマンションの入り口に間違うことなく入っていきました。
その姿を見たK様と私は二人して涙が出てしまい、つらくてつらくて仕方なかったのですが、決断を変えることはできませんでした。



羽衣はまた我が家でのんびりご縁を待ちます。
ご縁があってもなくても、羽衣がこの先一生路頭に迷うことはありません。K様にはそこのところはどうか安心していただきたいと思います。


羽衣は今私の足元にいます。
写真は次回以降に載せますので、今回はご容赦ください。
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タグ:  里親募集 保護犬



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