「かに道楽」中国人バイトはなぜ先輩調理師を刺したのか…「灰汁とるな!」にキレ、背景に浮かぶ日中「仕事観の決定的な違い」
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140610/waf14061007000001-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140610/waf14061007000001-n2.htm
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140610/waf14061007000001-n3.htm
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140610/waf14061007000001-n4.htm
http://megalodon.jp/2014-0610-1055-23/sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140610/waf14061007000001-n1.htm
http://megalodon.jp/2014-0612-1951-05/sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140610/waf14061007000001-n2.htm
http://megalodon.jp/2014-0612-1951-34/sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140610/waf14061007000001-n3.htm
http://megalodon.jp/2014-0612-1951-59/sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140610/waf14061007000001-n4.htm
<転載>
「なに灰汁(あく)取りしてんねん!」。そう叱責された中国人アルバイトの男は、豆腐を切る作業を突然止め、先輩調理師に包丁を突き立てた。
大阪市中央区の「かに道楽道頓堀中店」で、調理師の男性を刺して重傷を負わせたとして傷害罪に問われた男の公判が5月、大阪地裁で開かれた。
事件の発端は男がカニをゆでていた鍋の沸騰に気づき、灰汁を取ったこと。
かに道楽ではアルバイトが鍋を触るのはご法度で、調理師は規則に従ったまでだが、男の目にはその姿勢が理不尽に映ったらしい。
トラブルの一因は日中両国間の仕事観の違いにある。日本で働く外国人が増えている今、同じような事態はいつ起きても不思議ではない。
仕事は「鍋の盛りつけ」
「仕事を手伝おうとしたのに、気持ちを分かってもらえなかった」
中国人アルバイトの高爽(ガオ・ショアン)被告(24)は大阪地裁で開かれた初公判で、こう犯行動機を語った。
検察側の冒頭陳述によると、高被告は3月29日午後2時ごろ、かに道楽道頓堀中店で、調理に使う包丁を調理師(27)の腹に刺したとされる。
包丁は刃渡り18・6センチ。料理店らしく2〜3日置きに手入れされていたため、傷の深さは8センチに及んだ。調理師は膵臓(すいぞう)を損傷し、全治1カ月の重傷を負った。
事件は地下1階の調理場で起きた。豆腐を切っていた高被告は、調理師が目を離した鍋から蒸気が噴き出しているのに気づき、火を弱めて灰汁を取った。
ところが、それに気づいた調理師は「鍋を触るなと言うたやろ!」。褒められると思った高被告は、予想外の反応に怒りを爆発させた。
「ありがとうやろ!」
「あなた、それでも人間ですか!」
怒り心頭の高被告に、調理師は鬼のような形相で近づいた。高被告は殴られることを恐れ、持っていた包丁で調理師を威嚇。それでも調理師は歩みを止めず、包丁は腹に突き刺さった。
公判で検察側は、高被告の仕事が「鍋の盛りつけ」だったと指摘。灰汁取りは調理師が任される仕事だったとし、高被告に「被害者がアルバイトに鍋を触られるのを嫌うと分かっていたのなら、なぜ灰汁を取ったのか」と問いただした。
これに対し高被告は、以前にも同じような状況があり、鍋を無視していたら怒られたと主張。「灰汁取りは自分の仕事ではないけれど、緊急時だからした」と反論した。そして、事件を起こしたことを「申し訳ない」と反省しつつ、こんな本音ものぞかせた。
「助けたつもりなのに邪魔したと思われた。人間なら『ありがとう』と言うのが普通なのに…」
日本語流暢な苦学生
実は2人の間には以前から確執があった。
ある日、高被告に調理師が残業するよう命じた。高被告は腰を痛めていたこともあり、「定時に帰らせてほしい」と訴えたが、調理師は業務優先を理由に我慢するよう言い、口論になったという。
調理師は“職人かたぎ”の厳しい人物だった。事件後もすぐ病院に行かず、包丁を刺された傷口に絆創膏を貼り、しばらく仕事を続けたほどだった。
口癖は「早くせえ」。高被告ら中国人アルバイトにも、調理技術や盛りつけ方を細かく指導した。高被告は公判で「(調理師は)自分も仕事が遅いくせに、私たちばかりせかすのが納得できなかった」と漏らした。
高被告は4年前に来日。専門学校で日本語を学んだ後、大阪府内の私立大学に進学した。成績優秀で、2年連続で授業料を減免されている。
公判では検察側や弁護側の質問の大半を、通訳を介さず日本語で返答。将来の夢を聞かれると、「神戸大に進学して学びたい。このまま学問を続けさせてほしい」と訴えた。
すでに公判は結審。検察側が「危険で悪質な犯行」として高被告に懲役4年を求刑する一方、弁護側は執行猶予を求めた。判決は6月19日に言い渡される。
「察しろ」はNG
バイトで生活費を稼ぐ苦学生が、口うるさい先輩へのストレスをため込み、一気に爆発させた−。
事件の構図は単純だが、背景には日本人労働者と中国人労働者の意識の違いも浮かび上がる。
つまり、日本人なら耐えられるであろう上司からの多少の理不尽や小言も、中国人にはあまりに耐えがたい苦痛なのではないかということだ。過去にはこんな事件もあった。
広島県江田島市のカキ養殖会社で昨年3月、中国人技能実習生の男が社長や従業員ら8人を次々と襲い、社長ら2人が死亡した事件が起きた。男はカキの殻から身を取り出す「打ち子」の仕事を任されていた。
男は逮捕後、広島県警の調べに「日頃から社長に仕事が遅いなどと言われ、恨みを抱いていた」と供述。殺された社長は仕事に厳しい側面はあったが、男のことを「積極的に仕事する」と評価していたという。
一体、なぜこのような感情の行き違いが生じるのか。
民間企業に勤務していた当時、中国に赴任した経験もある近畿大経営学部の辻隆久教授(雇用調整)は「日本人と中国人の国民性は根本的に違う。雇う側がそれを認識しなければ、職場でトラブルが起きるのは当然だ」と指摘する。
辻教授によると、中国人の仕事に向かう姿勢は個人主義的で、日本人のような協調性はない。さらに、明確な物言いを好み、曖昧さを許容しない。
要するに、「見て覚えろ」や「察しろ」という日本的な指導法は、中国人にはまったく通用しない。中国人に必要なのは、むしろ日本人には敬遠されがちな明確な指示やビジョンなのだ。メンツを潰されるのを嫌うため、同僚の前での叱責も避ける必要がある。
日本で働く外国人労働者数は25年10月現在で過去最高の約72万人。うち中国人は約30万人に上る。外国人労働者の受け入れが進む今、日本人労働者が異文化を理解する重要性は増している。
辻教授は「日本の企業はこれまで、海外に赴任する人材に異文化教育をすれば十分と考えてきた。しかし将来的なマネジメントを考えれば、今後は国内にいる人材にも同様の教育をすることを考えていかなければならない」と話している。
<転載終了>
重要なのは次の部分だと考える。
>事件の発端は男がカニをゆでていた鍋の沸騰に気づき、灰汁を取ったこと。
>以前にも同じような状況があり、鍋を無視していたら怒られたと主張。
つまり、相反する指示が与えられている。
いったいどっちを優先すりゃいいんだ、という話しだ。
「文化の違い」の話じゃないだろうに、と思うのだが。
どんな国であろうと、どんな文化圏であろうと、「相反する指示を与えるな」というのは基本ではなかろうか
それとも、今回は例外なのだろうか?
そこがよく分からん。
「こういう状況ではやってくれ。でも、それ以外では手を出すな」というならともかく。
今回の記事ではそのあたりが見えてこないから何とも言えないが。
だが、書いてある事だけで判断するなら、
「指示が悪い」
と考える。
指示を出したのが刺された人物なら、自らの行いの結果を受け取っただけとしか思えない。
むしろ、どうやったら今回の日本人の方に同情や擁護ができるのか、と思う。
そもそも、鍋にさわってはいけない、というのが会社の規則だか方針ではないのか?
にも関わらず、以前鍋を放っておいた事に文句を言うのはどういう事なのか。
もうこの時点で、日本人側が規則だか方針に背いてる。
で、気を利かせようとしたら今度は「何やってるんだ」と怒鳴る。
ひどいのは、上に立ってる調理師ではないか。
戦艦三笠と戦艦陸奥の爆発を思い出す。
これらは何もないところで爆発を起こしたという。
聞いた話ではあるが、当時機関室で宴会だか酒盛りだかをやってた者達が、誤って事故を起こしたとか。
が、実際には、日頃のイビリやシゴキ、イジメに腹を据えかねた下っ端の兵士達が爆発させたのだとか。
同様の事は、陸軍でも起こる。
後ろ玉と呼ばれる、背後から情感が撃たれる事件がかなり発生していたようだ。
<参考……になるかな>
戦時中、日頃恨まれてる上官が戦場で後ろ玉にて 味方から殺された話を聞きます。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11470646
今回の事件も、これらと同じような構図なのではないかと思う。
少なくとも、顛末を見る限りでは怒鳴った奴に非がある。
そしてこういう輩は、言っても聞かない。
「だったら最初から言えよ」などと言うかもしれないが。
言えば言ったで罵倒や暴言を浴びせてくるのが、こういう輩の特徴だ。
今回刺された人物がどういった人間であるのかは分からないが、もしかしたら、話しを聞かない、言えば罵倒で返してくる人間だったのではないかと疑っている。
それでも刺すことはないだろ、と言う者もいるだろうが。
では、延々とやられっぱなしで耐えろというのだろうか?
であるならば、そう思ってる方々が、延々と不当な扱いを受ければいいだけの話である。
何も、他の者達に拡大していく必要も理由もない。
同様の事を今後も続けるならば、あちこちで似たような報復事件が起こるだろう。
はっきり言えば、それが悪いとはこれっぽっちも思わない。
「やった分だけやりかえされたんだろ。利子をつけて」
ただ、それだけの事だ。
それとも、長幼の序とやらを持ち出すのだろうか?
それって、話しに聞く朝鮮儒教とかいう奴と何がどう違うのやら。
少なくとも、シナ・朝鮮を否定する者ならば、特にやたらと上下関係に厳しいと聞く朝鮮儒教なるものを否定する者ならば、今回の件で矛盾する指示を出してる方の肩を持つことはないと思うが。
職人を、職人気質だなんだと言って擁護するつもりもない。
むしろ、こんなでたらめな指示を、職人気質といった言葉でごまかすのか、といぶかってしまう。
また、この指示を出した人間が同一人物として、であるが。
おそらく、この者は以前に「鍋を無視した事を怒った」ことを忘れてるだろう。
こういう事をしかったほうは、えてしてそういうものである。
が、やられた方は忘れない。程度の大小はあっても恨みとともにおぼえているものだ。
その結果がこれである。
もし、鍋についてしかった者が別々であったとしたら。
ちゃんと規則や方針が出てるにも関わらず、それが徹底されてない事になるのではないか?
それはそれで問題であろう。
こういった証言が、本当に事実をもとにしてるのかどうかは分からない。
そこも疑う必要はあるだろう。
だが、本当にここにある証言や、この記事が正確に事実を過不足無く伝えてるなら。
俺はこの調理師とやらに何一つ同情できないし、擁護もできない。
シナ人の肩を持つのはしゃくだが、まだしもそちらの方に同情してしまう。
いじめに対して、「いじめられる方が悪いんだ」というようなものと同様のものを感じる。
悪いのはいじめてる方であるのに、なぜやられた方が悪いのかという話だ。
そして、それへの仕返しをしたら、仕返しした行為を非難される。
そういうのと似てる何かを感じる。
<追記とか補足>
> そしてこういう輩は、言っても聞かない。
「だったら最初から言えよ」などと言うかもしれないが。
言えば言ったで罵倒や暴言を浴びせてくるのが、こういう輩の特徴だ。
今回刺された人物がどういった人間であるのかは分からないが、もしかしたら、話しを聞かない、言えば罵倒で返してくる人間だったのではないかと疑っている。
上記部分は俺の個人的な体験による。
「言えよ」という奴ほど話を聞かない。
そんな奴に何かを言っても意味はない。
必然的に険悪になっていく。
そもそも、言って何かしら聞いてくれるような者ならば、こんな事にはなってなかっただろう。
こういった輩は、最初からけんか腰なのでこっちも相手を叩きのめすつもりであたらなくてはならなくなる。
おそらく、そういう態度をとる者達は、自分がどういう事をやってるのか自覚はないだろうが。
体験上、こういった者達は、己が悪いというような事は考えない。
そもそも善悪以前に、自分が絶対的であると思ってる節が見受けられる。
相手の意見も、自分がやった事も考えず、ただただ己の意を通すためだけに行動している。
「もしかしたら、自分に何か落ち度があったのでは」などと考える人間とは別の思考をする者達も確かに存在するようだ。
そして、特定の一個人には非道な態度を取るが、他の者達にはむしろ当たりが柔らかかったりする。
そうやって、周囲を味方につけて自己保身を計ったるのかもしれない。
こういった事件が起こっても、「あの人がかわいそう」という同情を集めるために。
こういった話は、毒親といった者達を参照にすれば理解が早くなると思われる。
今回の件における調理師がどんな人物かは分からないが、こういった人間であるやもしれないと思ってる。
記事にある短いやりとりでは人間像を推測・憶測するしかないが。
ただ、こういった人間ではないか、というのを短い記事から思い浮かべてしまう。
<更に追記 H26/6/24>
【大阪地裁】叱られて調理師刺した中国人留学生に執行猶予判決、裁判官「日本でやりたいことを頑張ってください」|保守速報
http://hosyusokuhou.jp/archives/38731477.html
【毒親の12の特徴】美奈子さんは「毒親育ち」の典型
http://matome.naver.jp/odai/2137073983857556201
>「毒親」とは
>子供を支配しようとしたり、あるいは過度に無関心であったりと、文字通り子供にとって毒になる親のことを指す。
>なかでも、母親の呪縛が強いパターンは「毒母」と言われ、トークイベントが行われたり、女性誌で特集が組まれたりと、30〜40代の女性を中心にちょっとしたブームとなっている。
毒親チェックリスト
―毒になる親の特徴―
http://hutoukou2ch.web.fc2.com/control02.html
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