TPPで日本は不利、という意見があるが、逆であろう。
現時点で日本は大半の関税を排除してるという。
例外は農産物であるが、むしろこれらを撤廃して輸入関税をなくした方がまし。
小麦はほとんど輸入だし、日本での畜産農家の飼料も海外からの輸入であるという。
米は日本が自給できるほど生産してるし、むしろ減反をなくして増産すれば輸出産業にしうる可能性がある。
こういった分野だけの問題ではない、という者もいようが、そもそも自由貿易で損をするならとっくに日本は損をしてる。
しかし、自由貿易体制、あるいは資本主義体制で損をしてるのか?
してるなら、なぜ戦後日本はここまで発展したのか?
アメリカとの貿易においては、80年代の貿易摩擦において、日本の優位があらわれた。
そこに至るまでの日本は、自由競争のなかで勝ち上がっていったのではなかったのだろうか?
また、他の分野においても、日本は先進国として他国と常にトップ争いをしてると思うのだが。
これらは保護貿易体制のなかで確立されたのだろうか?
俺の見聞きする範囲では、どうも自由貿易体制においてだと思う。
また、
「他国の資本が流入する事で、日本の産業が危機にいいいい!!!」
というならば、日本が東南アジアなどに進出して、そういった国々を壊滅させたのだろうか?
むしろ日本が進出した国々は発展してるように見えるのだが。
日本に進出してる企業も確かあったはず。
だが、そういった企業は日本企業などを駆逐してるのだろうか?
つい最近の話だが、ハーゲンダッツの日本での販売店が撤退した、と聞く。
これはほんの一例でしかないが、こうして日本から撤退するしかなくなった海外資本も存在するようだ。
むしろ日本にとって問題なのは、他国の関税の方だろう。
アメリカの自動車産業の労働組合は、日本のTPP入りに反対だとか。
関税という武器を取り上げられるのを拒んでるのだろうか。
これは逆に、日本企業は相当に強いという証明ではなかろうか。
そして、日本にとってTPPはまさしく追い風である。
日本は関税の大半を撤廃してるという。
という事は、他国が関税を維持してる分だけ日本は競争において不利になっている。
これをTPPを使ってなくせば、日本は更なる優位を得る事ができるのではないだろうか。
こう考えるのは楽天的にすぎるかもしれんが、俺はそちらの可能性の方が大きいと思う。
それをアメリカの自動車産業の労働組合が、ある意味証明してくれてると思う。
また、懸念されてる日本農業であるが、実はそんなに弱くない、という意見もようやくでてきた。
とりあえず週刊ダイヤモンドの次の号を参照。
週刊 ダイヤモンド 2013年 4/13号 [雑誌]
他にも色々と参考文献はあるので、目を通してみるべきだろう。
とはいえ、今までの経験上、こういう経済についての話だと、愛国者は途端に左翼的な発想になり、保護貿易に走って自滅の道に向かおうとする。
こういう場面で愛国者というのは頼りにならないのがつらい。
数少ない例外の方々と何とか協力したいもの。
というところで参考文献を紹介。
TPPおばけ騒動と黒幕~開国の恐怖を煽った農協の遠謀~ (オークラNEXT新書)
TPPで日本は世界一の農業大国になる
TPPの正しい議論にかかせない米韓FTAの真実
TPP反対が国を滅ぼす 農水省・JA農協を解体せよ!

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