毎度の事とはいえ、よくもまあこんな事ばかり述べてるな、と呆れるしかありません。
信仰としか言えないその民主党支持の姿勢は凄いと言えます。
ただ、凄いというのは決して素晴らしいというわけでないのも確かです。
「粘着荒らしなどネット上の悪質行為から身を守るための十か条」
http://komichin.blog80.fc2.com/blog-entry-198.html#more
粘着荒らしというより、しつこい民主党支持者への対策十箇条と言えるような内容なのがご愛敬でしょうか。
折角時間が出来たのですから、荒らし対策よりも現状の民主党の政治や行動をしっかり見据えて、何が問題なのか・何が評価できるのかを考えてもらいたいところなのですが。
おそらくこの方も他の民主党支持者のように、民主党の悪い所は何も述べず、全ては自民党が残したものとしたいのでしょう。
そのあたりの考えの一つが次の書き込みの中にあらわれてると思います。
>政権交代が実現したのというのに、俗に「ネトウヨ」とも呼ばれるエセ右翼・エセ愛国者たちが、今もあっちこっちで動き回っているようです。
今年8月の記事で、政権交代によって、このような輩は大打撃を受けるだろう、少なくともその活動は大幅に減退するのではないか、と考えていましたが<
この方の言うネトウヨ・エセ右翼・エセ愛国者というのが何を指すのか不明です。
しかし、こういう方々が共感を覚える言動というのは、どうにも左に傾いたり亡国・売国に邁進している連中ですので、この方の基準は何一つあてになりません。
この方だけではありませんが、いわゆる民主党支持者が認める右翼や愛国者というのは、例外なく亡国・売国の輩ですので、とても右翼・愛国者とは言え無いでしょう。
そして、左翼を右翼と勘違いしたまま、亡国を愛国と錯誤したまま物事を論じてるようなので、全く役に立たない事を書き殴っているようにも思えます。
まず、何を持って国を愛するのか、何を持って国を守り保っていくのかを考えるところから始めるべきでしょう。
過去の言動(というかブログ)を全部眺めたわけでないので、この方のご意見をまとめるのはどうかとは思います。
ですが、この方の言動から伺えるのは、夢想・幻想・夢物語といったところでしょうか。
「おまえ、現実をしっかり見据えろよ」と言いたくなるような事が述べられたりするので、時々唖然としてしまいます。
たとえば外国人問題。
例のカルデロン一家の問題です。
この方、どうもカルデロン一家に同情的なようです。
「日本というのは、こういう弱者に優しい社会だった」と思ってるようで。
バカも休み休み言ってもらいたいものです。
私の知る限りですが、日本にも昔から間引き・乳母捨てという風習がありました。
食い扶持が無くなるくらいならば、という事で生まれた子供や、働けなくなった老人を捨てていったものです。
それを知らないのでしょうか?
また、地域社会や村社会というのは、余所者には冷たいものです。
それを知らないのでしょうか?
そうやって社会を保ってきたのが日本です。
慈悲や慈善・福祉なんてもんは、キリスト教などの外来の宗教が広めた害悪でしょう。私の知ってる範囲ではそういうものらしいです。
日本というのは、より多くの者(社会)が生き残るために、余剰の人間(食わせていけない者達)を文字通りに切り捨ててきたのです。
幻想を抱くのも大概にしろ、と言いたい。
それが悪いとはこれっぽっちも思いません。
理想を抱いて絶滅するよりも、泥土にまみれても生き残る事こそが種として正しいと思いますから。
理想に準じるのは世間知らずのサヨクだけで十分です。
不思議なもので、サヨクに共感するのは世間知らずの坊ちゃん嬢ちゃんにも多いようです。
これはいわゆる保守・右派・愛国者という者達にも言えます。
日本が理想的な社会?
笑わせないでください。
日本が理想的な社会になったのは、物が余るようになってからです。
それはおそらく最近の事(ここ数十年くらいではないかと思ってます)でしょう。
数十年前の日本は、今と違って工業力は二流(下手すりゃ三流)の国家です。
主力の輸出産業は綿や生糸といった軽工業。
それを輸出して資源を買って軍艦と戦闘機を作っていたのです。
なるほど、軍需品については世界レベルだったかもしれませんが、民生品ではどうだったのか、というところです。
渡部昇一上智大学名誉教授が度々引用している話ですが、この方の母親が日米の戦争で「日本が負ける」とはっきり言っていたその理由に、当時の日本があらわれてます。
氏の母はこう言っていたそうです。
「リアカーに使うタイヤをみてみろ。アメリカ製はパンクしないが、日本のはいつもパンクする。タイヤ一つまともにつくれない国が、どうしてアメリカに勝てる」
おおよそこんな事を言っていたそうです。
数十年前の事です。
当時の日本の工業力というのはそのレベルでした。
それから数十年。
日本では物が余るようになり、余裕が生まれました。
おかげで生活に余裕が生まれました。
人間というのは余裕があれば他人に分け与える事ができるようになるものです。
それができるようになったからこそ、日本人は多少は優しくなったのでしょう。
とはいえ、それはあくまで
「生産基盤を奪われない」
「生活基盤を奪われない」
というような前提あってのこと。
それが脅かされれば、当然ながら反撃します。
生物として当然でしょう。動物ですら生きる場所の確保のために戦うのですから。
人間が例外であるなどという愚かな考えは捨てるべきです。
我々人類が、自然の影響を全く受けずに生きていけるようになったのならばともかく。
さて、前記の方の並べた十箇条。
これをあらためて眺めて見ましょう。
(1)まともに相手にしてはいけない!
(2)拒絶・排除をためらってはいけない!
(3)必要な防衛手段を整えろ!
(4)ビビるな! 敵を恐れてはいけない
(5)あまり敵をナメたり、侮ってもいけない
(6)個人情報の取り扱いをも含むセキュリティにも注意せよ!
(7)基本はひたすら無視! 不用意に敵の挑発に乗るな!
(8)「中立者」「第3者」にも注意せよ!
(9)自分ひとりだけの問題だと思うな!
(10)中途半端な維持や面子、プライド等は捨てよ!
言ってる事は非常にマトモです。
ただし、ダレに対してこれを適用するのか、というのが大いに間違ってます。
私が、これを正しく使ってみようと思います。
(1)まともに相手にしてはいけない!
外国人について言えばこれは基本です。
正規の手続きを踏まずにやってきた者達をマトモに相手してはいけません。
カルデロン一家を擁護するような連中は問題外ということでしょう。
政治についていえば、民主党支持者(この十箇条を述べた方も含めて)をまともにあいてしてはいけないという事になります。
何せ何を言っても無駄ですから。
(2)拒絶・排除をためらってはいけない!
言うまでもありませんね。
不良外国人の拒絶・排除をためらってはいけない。
ですが、これを述べてる
http://komichin.blog80.fc2.com/blog-entry-198.html#moreの方はそれを分かって無いようです。
嘆かわしい。
民主党支持者の場合には、これらの言う意見の拒絶・排除を躊躇うなということでしょうか。
まあ、意見というような事を何一つ述べてないのは、この十箇条を掲げてる人にすら言えるので、あらためて例をあげる必要もないでしょうが。
(3)必要な防衛手段を整えろ!
まったくですね。
不法滞在外国人については、必要な防衛手段を講じるな、と言ってるのがこれを述べてる方です。
原稿不一致にもほどがあります。
民主党支持者に対しても何らかの対策が必要という事でしょう。
(4)ビビるな! 敵を恐れてはいけない
これ大事です。
向こうが何かやってくるんじゃないか、と思って恐れてはいけません。
不法滞在の外国人であったとしても、決して恐れてはいけません。
そういう点では、
在特会などはびびらず恐れず行動してます。
外国人というわけではありませんが(いや、ある意味外国人でしょうか)、創価学会を糾弾している
日本を護る市民の会なども頑張っています。
こういうのがビビらずに行動するという事でしょう。
(5)あまり敵をナメたり、侮ってもいけない
これも大事です。
ナメたり侮ったりすると、そこで隙が生じます。
そうすると、意外と簡単にやられてしまったりします。
ですので、「相手は強い」「その強さに敬意をあらわす」というのが必要ではあります。
そして、「だが俺達はそれ以上に強い」「それを乗り越える力がある」と考える事です。
不思議なもので、そうすると人間というのはとんでもない力をはっきするものです。
ですので、不法入国外国人や民主党支持者を舐めません。
連中は(褒められたもんではありませんが)大したものです(悪い方向に)。
ですが、それ以上に我々は優れていますし(良い方向に)、否応なく彼らを打ち負かせるでしょう。
(6)個人情報の取り扱いをも含むセキュリティにも注意せよ!
当たり前ですね。
ブログにコメントしにいくなんて論外です。
どこでipやリモートホストを抜かれるか分かりません。
それくらい神経質になって個人防衛をすることです。
これは(5)とも重なりますね。
決して侮らない。
それは、決して何事も疎かにしない事につながります。
ですので、不貞の輩のブログには怖くてコメントができません。
どんな悪さされるか分かりませんから。
(7)基本はひたすら無視! 不用意に敵の挑発に乗るな!
素晴らしいですね。
さすがです。
応援してる民主党の悪い所徹底的に無視しているだけはあります。
自民党の悪い所等はさすがに見逃せず、苦言を、そしてどうしたらいいのかを考えて提言しようとする私など及ばないところです。
とりあえず私は、民主党支持者や亡国・売国の輩のおちょくりを無視できるように頑張りたいところです。
(8)「中立者」「第3者」にも注意せよ!
まさにこれを書いてる方の事ですね。
ネトウヨ・エセ右翼・エセ愛国者などとほざいて自分を「中立者」「第3者」のように装ってる方の事ですね! 違うのでしょうか?
実際こういうのが一番の敵です。
よーめん氏が言う「綺麗事保守」というやつでしょう。
私は「偽装保守」「偽装右翼」などというのが適切だと思います。
実際「愛国」なんて簡単に書いたり言ったり出来ます。
なので、簡単に口にするような輩を信用してはいけませんね。
とりあえず今一番用心しなければならないのは、
http://komichin.blog80.fc2.com/blog-entry-198.html#moreというような事を書いてる人でしょうか?
(9)自分ひとりだけの問題だと思うな!
全くです。
これは私一人ではなく、日本全体の問題です。
そして、民主党を支持したり、不法入国・不法滞在外国人を容認するような輩を除いたまっとうな日本人全体の問題です。
この前の選挙で言えば、常識的・良識的な判断をした2700万人ほどの日本人の問題です。
あだや疎かにできません。
勇気は必要ですが、勝手な事はさすがにできません。
それと。
私も、コメントもらったりトラックバックもらったりすると嬉しいものです。
文句や反対意見はともかく。
こういう連中に打ち勝つためにも、ちょっとした応援やトラックバックのやりとりというのは有効かもしれません。
何気ない事でもいいので、一言「なるほど」「おもしろかった」「がんばって」だけでもコメントしてくれるとありがたいです。
また、トラックバックが送られてくると、
「おお、私と同じような志を持ってる方が他にもいる」
と勇気づけられます。
エントリー内容とトラックバックするエントリーの内容が合って無くても、です。
大切なのは、「似たようなエントリーをトラックバックすること」ではなく、
「根本的な土台が同じ考えの人がトラックバックを送ってきてくれた」ということですから。
(10)中途半端な維持や面子、プライド等は捨てよ!
まったくもってその通りですね。
「日本は伝統的に〜」
とか、
「日本は本来〜」
などと言って解決を遅らせるような事をしている
http://komichin.blog80.fc2.com/blog-entry-198.html#moreを書いてる人など論外ということでしょう。
そういった高尚な態度を捨てて、今何が危険なのかを察知して行動している
在特会や
日本を護る市民の会などはその良い例だと思います。
その良い例が次の一文です。
http://ameblo.jp/doronpa01
>行動する保守運動に批判の声があることは承知しておりますが、下品と言われようと粗暴と言われようと今立ち上がって声をあげなければ一体いつ声を上げると言うのでしょうか。<
この方々はなりふり構わず、今何が一番大事なのか考えて行動してます。
振り返れば、この十箇条をちゃんと実行していると言えます。
しかし、この十箇条を書いてる人はそれに気づきもしなかったようです。
嘆かわしい。
駆け足で十箇条を振り返ってみました。
この言葉は、十箇条を書いた人が非難している、いわゆるネトウヨ・エセ右翼・エセ愛国者の方がちゃんと踏まえて行動しているようです。
私の目にはそううつりました。
最後に、民主党支持者について述べてるとあるブログを紹介し、その部分を引用してこのエントリーを終わりたいと思います。
「前原国交相、自爆の予感と愚劣な民主支持者たち 」
http://tafu.iza.ne.jp/blog/entry/1372099/
>民主党発足以来の支持者だというA氏とB氏、私が発足以来の鳩山政権の不手際や事業仕分けを話題にしたところ、
A氏「事業仕分けは無駄を明らかに出来たから非常によかったと思いますが」
私「無駄の削減は賛成だが、実は全体の8割以上が隠されています。選択基準が国民に知らされていません。それに公開仕分けは一種の政治ショー的な“一発芸”です。来年は使えません。もしやるとしたら“政治主導”が失敗だったと白状しているに等しい代物です」
B氏「自民党の負の遺産が多すぎるから、いろいろな事もやらなくてはならないのよ」
私「民主党は今、政権与党です。大甘に見て年内は言い訳も許されるでしょうが、来年はもう言えませんよ。自民党を引き合いに出して批判したって、問題解決にならないんですから」
B氏「それは違うわよ。いままで自民党が50年以上かけて国民の生活を悪くしていったのよ。これからも批判されて当然よ」
私「…それは、屁理屈ですよ」
B氏「…×◎△!…」なんか突然キレてしまっていた。
こんな人たちが支援しているのだから、政権と政党が劣化してゆくのも当然と云えば当然ではある。脱税しようが収賄しようが、「ヒトラー・ユーゲント」的支持者たちが擁護してくれる…<
最後のヒトラーユーゲントのあたりに、私は前記の十箇条を述べれた方を重ねて見てしまいました。

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