アスペルガー症候群親子日記

すべてがグレーに見えるような日々です。そしてすべての出来事がグレーに思える日々です。何かが起こるとよぎるのは疑念、疑惑、不信、、、、、つかれるものです。

あらゆるものが信じられなくなる。楽観的過ぎて私は馬鹿すぎるのではないか？だまされているのではないか？利用されているのではないか？いいように使われているのではないか？すべてが信じられなくなるとはこんな感じです。

そんな日々が楽しいわけがない。

口をひらくとけんかになるからと黙っていると何時間でもだまっていたりして、ストレスはたまる一方です。

今の私は困難が津波で押し寄せている感じなので、そこにたっているのさえ厳しいです。流されてそのままになってしまったらどんなに楽か、、、、あ〜楽になりたい。

マラソンの途中で転んで足を怪我して、もう棄権したいと転んでいる状態って感じです。でも一応完走の記念はもらいたいので、もう一度立って走る予定です。きついな〜

眠剤は一応もらっています。眠剤飲んでれば大体すんなりと眠れる人間でした。しかしここの所それだけではなかなか眠れないのです。眠れない人はわかると思いますが眠れないというのはつらいものです。

そんなわけで少々寝酒を飲むってことがここのとこ続いてます。まあそう長くはかからないとは思いますが、ちょっとお酒を飲んで楽してます。いいのか悪いかはわからないです。たぶん悪いような気がします。

もうストレスが頭のてっぺんの少し下くらいまで溜まっていて、どうにかなりそうな時があります。もはや鬱もかなり悪化して、元気そうに見えるので気にもされませんが、ふわふわの布団のうえで冷房がんがんの涼しい部屋でだれにも邪魔されずこころゆくまで死ぬほど寝たいです。しかしそんなことは無理な状態で一日中寝ていた日にゃまわっていきません。すべてが前に進まないのです。

代わりにするものはおらず、いたところで自分で断ってるし、、、まあ意味ないですね。結局自分で自分の首をしめているのかもしれません。

自分の体を誰かが乗っ取って勝手にいろんなことしてもらいたいです。今の自分にはたった一つの小さなことでさえこなすキャパがないのです。あともう少しと心の声が言っています。何がもう少しなのかわかりません。

上から降りてくる紐をつかんでそのままその場から逃げ出したい。

でも逃げません。はじめに逃げないと決めたからです。こうなることは心のどこかでわかっていたのかもしれません。うまい話がこれからあるとわかって逃げる馬鹿はいませんからね〜〜〜だ。この状況で大丈夫でしょうと笑うと楽観的にもほどがあると苦笑いされます。それでも私は私の道をゆく。

今の家を売って引っ越すことになりました。物に執着するタイプではないので家が変わったところでかまいません。

それに伴い生活が大きく変わることが予想されます。私は今どの道を選べばいいのか考え中です。それぞれの思惑でアドバイスはいろいろになります。それぞれの気持ちの中で意見を言うので、どれが正しいなんてわかりません。

ただちょっとばっかりこの選択はミスらないようにしたいなとは思います。簡単な問題じゃないから、、、家を売ることはあっさりOKを決められたのに、引っ越しについては答えを出すのが簡単でないのです。

もしかしたら正解などないのかもしれません、、、

どの道を選んだところでゴールは一つだと思うので、、、

不思議なことに今心はとても落ち着いています。これからの道にたくさんの問題がまっているのに、、、このまま落ち着いて前に進めれば是幸いです。

こんな人生が待ち受けていようとは思いしなかった。つつましくも幸せな人生が私はある時を契機に波乱の人生へと変わっているようなのです。

波乱といっても堕落ではなく困難とでもいいましょうか、、、辛いことの後には必ずいい事があるのです。例えば息子が先生（担任でない）から無視されいじめられる、、なんてことだと頭を抱えて担任の先生に伝えると担任の先生がその先生から息子をまもってくれる。その先生の輪は広がり色々な先生が息子を守ってくれる。息子はその先生の嫌がらせにあったとしても、傷つくことなく守られてすごすことができる。まあこんな感じです。何か難しい出来事がある頭を抱えながらも真摯に対応するとそれは伝わって、結果はいい方向に動いてゆく。それまでは辛い時間が続くけれども過ぎてしまえば結果オーライみたいな感じです。これは本当に軽いことで実はもっと大変な出来事の数々があったりします。

これだけいろいろあると忍耐がついてくるというものです。正直この忍耐って言うのは私にとって一番かけていた部分です。この短い期間に嫌でも忍耐が身につきました。

そして生きていくのに一番大切なのは物やお金ではなく心の中にあるものだということもわかり始めてきました。これは苦労を味わった人にはわかるし、味わってないもしくは逃げている人にはまったくわからない感覚だと思います。なぜなら前のわたしならわからなかったと思うからです。

実はず〜いぶん昔に私は確実に幸せになるとどん底の時に根拠の無い自信でそう思った時、でもその前に苦労を乗り越えないといけないなと漠然と思ったのです。何故そう思ったのかは今でもわかりませんが、、、、何か予感のようなものでした。

今その苦労の中にいる自分をみてこれがその苦労なのか？などと感慨深げにおもったりするのでした。幸せは簡単には手に入らないのね〜(T_T)

もう身動きが取れない。歩けない。見ない。聞けない。なにもいえない。動けない、、、実際に体が動かないとか言うことではなくて、精神的に状況面においてとでもいいましょうか、、、これでもかこれでもかこれでもかと押し寄せる津波に耐える小船のようです。

もう逃げ道がないのです。思いつくのはそこから消えること。

いなくなってしまうこと。

いや、、本当に生きているよりそのほうが何十倍何百倍何千倍も楽です。生き地獄状態です。まあ今までの人生は甘かったかわいらしい人生だったと心から思います。

でもそれでも死なないし、死ねません。まだ理性が残っているんですね、、これでも。涙しか流れてこない、、何の感情も無くただ涙を流す。頭をかきむしる辛すぎてどうしていいかわからなくてかきむしる。まったく何にも考えられずただ一点を見つめる。
死んだほうが楽だと何回も頭の中にどうやって死のうかと考える。

でも死にません。

それが私の人生だから、、、まあ人生は楽ではないって事です。

私には私の中に得体のしれない自信があるのです。私はただこの根拠の無い自信でいきているような気がします。人やものは当てにはなりません。信じるものは救われるってなものです。信じて救われるなら、信じてやろうじゃないですか、、、、、

事業はイマひとつっていってもまだ始めたばかりだし、、、家の中はごたごたした状態だし、、、これでもかってくらいいろんな困難が前からやってくるし、、

そんな中実家から実家に帰って来いと命令がやってまいりました。

突然すぎるし、まだやりたいことあるし、今のところ帰る気はないんだけど、、、

ただでさえ色々考えることがあってまいっている所へ難しい状況がさらに加わることになるのでした。この困難かなり大きい困難とみた。自分が考えていた困難をさらに上行く困難が今私の上にのしかかっている模様です。

どうする自分？どこ行く自分？とりあえず行くか、、、

成果が出ていないので、周りからはやめろといわれています。ほとんどの人の普通の意見かもしれません。じぶんとしてもやめたほうがどんなに楽かしれません。でもやめる気はありません。

実は息子の学校を決めたときもそうでした。やめろとほぼ１００％の確立で言われました。でもいま息子はインターに通っています。息子の学校生活は息子の特徴によくあっていてそれでよかったと思っています。それにしても入れると決まるまでは日々是決戦って感じでした。

過ぎてしまえばなんてことないことです。

そう思うと今のこの状況もとんでもなく厳しい状態だけど、心を決めたときには何か心の変化があるのかもしれないって思うのです。ものごと乗り越えるまでは死ぬほど辛いです。でも乗り越えたときにはそれは嘘のように明るく道が開けるものです。歩いた後には自分の足跡がしっかりとのこっているでしょう。