写真は、ドイツ、マイセン社の白磁金プラチナ彩クレマチス(テッセン)花飾り皿(φ約25cm)です。1890年頃〜1924年に製作されたものです。
フランス、セーブル窯では1760年に「王の青」が誕生しました。その後1782年に、マイセンでも深い青色を作り出しました。この深い青色のカルツゥーシュには、自然主義の花が描かれました。自然主義の花の絵で主導的な役割を果たしたのがブラウンスドルフです。この絵皿には、クレマチスが花がプラチナと金で描かれております。周囲はぶどうの葉が金彩レリーフで描かれてます。大変豪華な1枚です。
アンティークの本などでも、このプラチナで描かれたお花の飾り皿が見られますが、お花の種類は様々です。
こちらは、クレマチス。日本でもよく見かけるお馴染みのお花です。
よく似たものの映像を見つけました。
クレマチスの専門店だそうです。ジャックマニーという品種が非常に似ているように思います。
取扱約300品種というショップだそうですが・・。
そんなにたくさんのクレマチスがあったとは、驚きました!
映像みてても楽しかったです。
さて、本題に戻り、自然主義の描き方をしたマイセンの絵付師、ブラウンスドルフの名をとった白いお花のシリーズも大変人気がございます。

こちらはコーヒーC/Sですが、定価21万円という高額なお品。
白磁に白い花を描くというのは大変難しいそうです。
もっと確認したい方は、こちらの
マイセンHPよりどうぞ!

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