■色々なパゴダ人形
パゴダは中国の神の坐像の形をした香炉、または小像で、マイセンでは1720年以降作られました。1760年プロシアのフリードリッヒ2世が10個のパゴダを注文して、ケンドラーが型をつくったといいます。男女のペアです。頭と両手が動くのが特徴。その後、各地の窯で模倣され多くのパゴダが製作されていますが、造形、絵付けともにマイセンのものは大変に美しいです。
こちらがマイセンのものです。とっても繊細な絵付けがされてます。

男女の神。写真はMサイズのものです。
動画などはこちらで確認下さい。
マイセン人形のページ
さて、このパゴダ人形ですが、ブルーオニオンのときと同様、あちこちの窯で同じような人形がつくられることになりました。
ちかくのドレスデンのものが此方の写真。

かなり似ていますが、質感がちょっとことなります。
同じドレスデンのパゴダバージョンもご紹介しておきましょう。

こちらはかなり個性的です。

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