16歳8か月の愛猫ミーチェ(愛称みいみ)を2020年秋に亡くしました。
でもタイトルはこのままにして、その後の日々を綴っていこうと思います。
2021/10/27
大好きな漫画家の大島弓子さんが
文化功労者に選出されたとの知らせは
とてもうれしいニュースでした。
十代の感受性の豊かな時期に
珠玉の大島作品に出会えたことは
私にとっては宝もののような出来事。
最近はすっかり寡作な作家になられ、
猫との日常ばかりを描かれているけど
中期の頃の繊細で抒情的な作品は
今でも時折読み返したくなります。
大島弓子さんは他の漫画家と比べると
社会的評価がついてこない感があって
私にとっては、遅すぎるほどの選出。
それでもお元気なうちでよかったし、
自分の感性も認められたような気分。
50代のわたしの奥底にも今も息づく、
柔らかで繊細な少女のような感性を
形作った1つが、大島弓子さんの世界。
これを機に、あの優しい世界に触れる人が
一人でも増えることを願っています。

13
2020/4/19
ウォーキングや買い物以外は
外出自粛で部屋にこもった週末。
桜もほとんど葉桜になったけど
名残の季節を楽しむのにいい、
素敵なビデオを見つけました。
なぜかその流れで見つけたのが
音楽と般若心経とのフュージョン。
これがなかなか心地良くて
すっかりはまってしまいました。
たゆたうようなパーカッションや
柔らかなコーラスをまといながら
その真ん中を揺るぎなく、
まっすぐに突破してゆく読経。
不思議な浮遊感と、疾走感。
般若心経って改めて聞くと
韻が多くて、響きがとても詩的。
聞いていてとても心地良く、
陶酔感すらあってとても音楽的。
どうせ外出もできないことだし、
これを機に般若心経を覚えたくて
繰り返し聞いて過ごしています。

11
2019/12/7
大阪阪急梅田ギャラリーで開催中の
「ポーの一族展」に行きました。
会場に一歩足を踏み入れた瞬間から
13-14歳の頃に戻ってしまったよう。
言葉がでないくらい、切なく懐かしく
どっぷりとひたる、ノスタルジー。
あの頃の私が愛してやまなかった、
柔らかに流れる繊細な線、
細やかな、光の粒子のような点。
それらが紡ぎ出す物語の世界で
多くの時間を過ごしていた頃が蘇る。
何十年もたった今のわたしは
どっぷり現実の中で生きていて
彼らの世界からはあまりにも遠い。
でも、そんな今でも、心の片隅には
あの頃のときめきや心の揺らぎを
抱えている少女の自分がいることに
気づかせてもらったひとときでした。

10
2019/5/5
連休中は実家に帰省したほか、
ゴルフでラウンドデビューも。
気持ちの良い五月晴れの午後、
遠く街並みを見下ろす高台からは
新緑が目に、ウグイスが耳に心地良い。
私は相変わらずのへっぽこゴルフで
バンカー地獄にも捕まりまくったけど
ハーフで77のスコアは私には上出来。
100を超えるかと覚悟していたから。
体力がないせいで、全身はくたくた。
当分はハーフが精一杯だろうけど
青空の下のグリーンの気持ち良さと
新たな一歩を踏み出せたよろこびで
十分に満足できたラウンドデビュー。
また時々挑戦することを楽しみに
細々とでも練習を続けなくてはね。

11
2018/12/22
窓もベランダも換気扇も掃除し、
クリスマスカードも年賀状も発送済。
読み終えた本も古本屋に送り、
たまった書類もひととおりは処分。
わたしはもともと体力がなく
一度に一気にやるのが苦手だから
年末の準備はちまちまと進行中。
その合間を縫って観てきたのが
噂の「ボヘンミアンラプソディー」。
わたしはモロにクイーン世代だけど
あのマッチョな曲調と見た目が苦手で
知ってはいたけどファンじゃなかった。
それでもやっぱり最後の20分には
圧倒的されて泣いちゃったなあ。
いくつか事実と時系列が違っていたり
映画的な演出も多少あったけれど
それを補って余りある映画だったかも。
しばらくはフレディ・マーキュリーの
ハイトーンボイスがこびりついてしまって
頭から追い出すのに苦労したほど。
胸に刺さる彼の深い孤独とともに。
ただ、大音量と激しい光の明滅で
片頭痛が起こることが多いわたしには
感情面だけでなく肉体面でも限界ギリギリの
「これ以上はムリ!」な映画でした。
片頭痛持ちの方は覚悟の上ご鑑賞を。

9
2018/10/9
お天気に恵まれた連休最終日、
ゴルフ場内の練習場に行ってきました。
青く晴れわたる秋空に
緑の芝生が目にも心地良くて。
ラウンドも回らないのに
厚かましくもクラブハウスで休憩。
わたしがラウンドに出たら
迷惑をかけてしまうから
デビューはまだまだ先だなあ。
いつかデビューできることを期待して
ランチはゴルファーたちに混じって、
坂井宏行シェフのハヤシライス。
相変わらずしょぼい飛距離と
へたくそなショットに凹みつつも
少しモチベ―ションアップになったかも。
でもこの程度の練習なのに
全身筋肉痛になってることに
我ながら不安だったりするけれど。

7
2018/10/2
新しいNHKの朝の連ドラを見ていたら
なにやら見覚えのある建物が。
近所の武庫川学院甲子園会館。

内部は別のホテルでロケしたらしいけど
甲子園会館もかなりの重厚さ。
フランク・ロイド・ライトの愛弟子、
遠藤新(あらた)氏の設計だとか。

(紅葉の夜間ライトアップの時のもの)
「半分、青い」ロスを引きずったまま
いきなりの地元ロケに目を奪われ、
カップヌードルミュージアムも思い出し
一気に「まんぷく」に引き込まれています。

5
2018/9/2
OLをしていた時以来、ン十年ぶりに
すっかりごぶさたしていたゴルフを再開。
つきあいで打ちっぱなしに行き、
久しぶりにクラブを握ったのがきっかけ。
勢いで新品のゴルフセットも買っちゃった。
たまたまその練習場では、1時間のレッスンを
初心者は4回まで無料で受けられるというから
ラッキーとばかりに申し込みました。
そして今日はその4回目の最後のレッスン。
自分で思ったより、球は当たるようになったけど
非力さゆえの飛距離のしょぼさは
ン十年前と同様、いかんともしがたい。

(真ん中の紺色と赤のが私のケース)
でもしょぼいながらもナイスショットが
少しずつ増えるのがやっぱりうれしくて。
「7番だけならコースに出られますよ」との
先生の励ましが嬉しいような悲しいような。
今はこんな情けないような腕だけど、
しょぼいながらもちまちま練習を続けて
いつかコースを出ることを目指してみます。

5
2018/8/10
メディカルアロマの授業で取った、
ハーブの基礎とアドバンスコース。
思った以上に楽しくて、
自分でもついつい買い集めて、
あれこれブレンドに挑戦しています。
それぞれの薬効だけじゃなく
味のクセや香りの特徴など
思った以上に奥が深くて。
バラなんてとても良い香りだけど
すぐにタンニンが出て苦くなるし
ペパーミントやハイビスカスは
ほんの少量でも主張が強くて
他のハーブが負けてしまうし。
今は主に食後の消化促進ブレンドや
安眠・リラックスブレンド中心だけど
秋冬になったら、風邪予防ブレンドや
体を温めるブレンドも挑戦したいな。
私は今も漢方を続けているけれど
日に日に変わる体調や症状に
手軽に対処する手段としては
ハーブもかなり活用できそう。

4
2018/6/3
結果は1ヶ月先までわからないけど
試験、とにかく終わりました〜。
出来たんだか、出来なかったんだか
さっぱり分からん、手ごたえ。
ベンゼン環、出たのはいいけど
設問は「構成している分子は何か」
炭素と酸素と・・・なんだっけ?
それに棘下筋も出たのはいいけど、
「ローターカフを構成している筋肉は?」
棘下筋と棘上筋と・・・あと何だ!?
ましてや「脳下垂体前葉から
分泌されないホルモンを選べ」なんて
そんなマニアックな問題、アリ?
比較的得意な心理学の比重が
やや高めだったのがせめてもの救い。
いやもう、脳がちぎれるかと思った。
挑戦するには年齢は関係ないとは言え
50過ぎて無茶するもんじゃないわ。
でもゆづが国民栄誉賞受賞なんて
うれしいニュースもあったから
気を取り直して、がんばれるかも。
発表されたゆづのコメントからは
上っ面だけのアスリートではなく
研ぎ澄まされた感性と高い精神性に
裏打ちされていることを感じて
疲れも吹っ飛ぶ思いでいます。

4
1 2 3 4 5 | 《前のページ |
次のページ》