16歳8か月の愛猫ミーチェ(愛称みいみ)を2020年秋に亡くしました。
でもタイトルはこのままにして、その後の日々を綴っていこうと思います。
2021/2/3
豆まきをして、恵方巻を食べて、
一夜明けた今日は、立春。
風は冷たく、寒いけれど、
朝のジョギングロード沿いでは
菜の花が満開になりました。
あと3日でみいみの卒哭忌。
もうあの日から百日が経ち、
慟哭することはなくなったけど
未だ心の持っていき場がないまま。
それでも少しずつ日が延びて、
春が来るのはやっぱりうれしい。
とにかく今は、そうした小さな
「うれしい」気持ちを大切に
一日、一日を過ごしてみようと
そんな風に思っています。

13
2020/11/21
みいみが旅立って3週間が経ち、
心にぽっかり空いた穴の寂しさは
何をしても埋めようがないけど
いつの間にか外は鮮やかな錦秋。
ジョギングの途中に立ち寄った公園では
銀杏の木が黄金色に輝いていました。
これは少し足を延ばした高野山。
オレンジから朱色のグラデーションの
温かみのあるグラデーションが素敵。
この後初めて奥の院まで参拝しました。
京都の神護寺は山門までの石段が
膝が笑いそうになって大変だったけど
その分、紅葉は鮮やかでした。
ひなびた感じの山寺だけど
この季節は錦をまとったよう。
心はこんなに沈んでいても
世界はこんなに美しいんだなあ。
心がどんなに悲しくったって
世界はこんなに美しいんだなあ。
本当に、美しいんだなあ。
もうどこにもみいみはいないけど
今はわたしの胸の中にいつもいて、
どこへいくにもいつだって一緒。
私が見たり聞いたり味わったりする
この世のすべての美しいものは
これからは全部みいみに贈ろう。
虹の橋の向うで喜んでくれるといいな。

13
2020/5/1
緊急事態宣言の延長に伴い
在宅勤務も延長となりそうな気配。
すっかりリズムが出来てしまうと
通勤のない毎日は結構快適で
逆に普通の通勤生活に戻れるのか
ちょっと心配になるくらい。
でも美味しいものを食べに行ったり
お出かけしたりする自由は恋しい。
日常をいろどっていたものは
不要不急なことばかりだったから。
それでも訪れた美しい季節。
朝のウォーキングで出会う花々や
萌え出たやわらかな新緑、
かぐわしいそよ風を味わおう。
多少不自由でも、不幸じゃない。
今ある幸せをちゃんと味わおう。

13
2020/4/6
ついに明日には兵庫県にも
緊急事態宣言が出ることになり
外出自粛がさらに強まる模様。
せめて近所の桜を楽しもうと
お散歩がてらお花見してきました。
もともと花見と称した
どんちゃん騒ぎは苦手だから
静かなお花見はむしろ歓迎。
何があっても桜は美しいな。
在宅勤務はさらに伸びそうで
日常生活はなかなか戻らないけど
焦らず、心をしなやかに保って
静かな春を過ごすつもりです。

13
2020/3/31
このところの在宅勤務による
運動不足を解消しようと
朝に河川敷を2-3qほど
歩くようになりました。
お天気の良い朝は
青空が広がって気持ちいい。
鳥の声、風の音、水の音。
私を追い抜いて走る人の足音。
楠はのびやかに枝を広げ、
水辺の木々の枝先には
わずかだけど柔らかな新緑。
頭を空っぽにして歩いていると
心の中にも風が入ってくる。
春の朝の陽ざしをいっぱい浴びて
一日がゆっくりと始まります。

12
2020/3/23
仕事は在宅勤務になったけど
買い物に行ったり、散歩したり、
多少は外食にも出かけたり。
表面上はあまり変わらないけど
じわりと閉塞感がのしかかる。
せっかく美しい季節になったのに。
日本では検査は極めて限定的だから
実際の感染者ははるかに多いのではと
心配していた割には死者数も増えず、
大変な状況のヨーロッパに比べれば
予想に反して抑制されている様子。
思ったほど失策ではなかったのかしら。
油断はまだまだ禁物だけど。
東京では桜が満開になったらしいけど
このあたりではやっとちらほら咲き。
暖冬で寒さによる休眠打破が不十分で
桜の開花を遅らせているらしい。
それでも咲き始めた春の花々が
今年はいつに増して愛おしく思える。
ああ、早く本当の日常が戻りますように。

11
2020/3/15
新型コロナは終息する気配もなく
何かと気づまりな日々が続くなか
Facebookでこんなビデオを見ました。
色盲矯正メガネをかけて
初めて色を見た人々の反応。
初めて見る色の美しさに圧倒されて
言葉を失い、涙する人々を見ていると
改めてこの世界というものが
どれほど美しいものだったか気づく。
たとえ何があったとしても。
ひとつでも心配事があると
それに心をとらわれてしまって
世界の美しさを忘れがちだけど
色や香りや、味や音や、花や緑や、
世界はblessingに満ちていることを
忘れないでいたいと思いました。

11
2019/11/26
今年は台風の直撃もなく
塩害もなかったうえ
最近急に冷え込んだおかげで
例年になく紅葉がきれい。
週末にランチに行った、
ガーデンズ前の並木も真赤でした。
その後お参りに伺った西宮神社は
七五三の親子連れで大賑わい。
色づいたもみじの傍らを忙しく
巫女さんたちが行き交っていました。
今週は後半にぐっと冷え込んで
晩秋から初冬へと季節は移るけど
こんな美しい季節のある国で
生きていられることの幸せを
しみじみ思う季節です。

11
2019/11/6
週末に甲山森林公園に行ったけど
紅葉にはまだ少し早かったよう。
少し黄色に色づき始めた森を
森林浴をしながら歩いてきました。
よく晴れて空気が澄んでいたから
頂上からは大阪湾や生駒山も一望。
ここから眺める人間の営みって
ささやかで、なんだか愛おしいな。
夏は暑いし、冬は寒いし、梅雨もあるし
四季があるのは大変なことも多いけど
やっぱり私は四季がある日本がいい。
年中、常春ならそりゃあ快適だろうけど
私は散る桜や新緑、花火やかき氷、
紅葉狩りや、雪の舞うクリスマスを
きっと恋しく思うに違いないから。
秋は梨に柿、栗に芋、そしてかぼちゃ。
寒い寒い冬がやってくる前に、
大好きなものいっぱいのこの季節を
もう少し楽しみたいと思っています。

11
2019/10/15
このあたりは被害もなかったけど
東・北日本では台風で甚大な被害。
見るたびに増え続ける犠牲者の数に
なすすべもなく、胸がいたむ。
台風襲来前に見た美しい夕焼けが
あんな暴風雨の前触れだったなんて。
ここまで地球温暖化が進んだ今、
こんな台風が今後も来るかもしれない。
地球温暖化を少しでも食い止めるため
台風等風水害を少しでも抑えるため
出来ることはやっていかないと。
今回はたまたま関東だったけど
どこに起こってもおかしくないから。
ともあれ被災された地域が
すみやかに復興しますように。
被災された方々のくらしが
一日も早く平常に戻りますように。

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