16歳8か月の愛猫ミーチェ(愛称みいみ)を2020年秋に亡くしました。
でもタイトルはこのままにして、その後の日々を綴っていこうと思います。
2020/9/24
前回のブログを読んだ姉から、
「カバは最高時速40q程あって
その気になれば足が速い」との指摘。
くっ・・・カバにも負けていたか。
「カバ系ランナー」を撤回して、
「リクガメ系ランナー」に訂正。
でもって、軽快に追い抜いてくれる
インパラ系ランナーの群れがこれ。
軽やかな足音が後ろから聞こえると
またたく間にかわして去ってゆく。
休日の朝の河川敷にはそんな群れが
あっちからもこっちからも、わんさか。
のたのた走る私は追い抜かれまくり。
これでも走ってるんだけどなー。
ウォーキングじゃないんだけどなー。
この若々しい少女ランナーの群れは
追い抜きざまに「おはようございます!」と
さわやかに挨拶までしてくれて。
一瞬ひるんだ私が挨拶を返す頃には
もうポニーテールが揺れる後ろ姿。
ダイエットにも、体力づくりにも
なっている気配すらないけれど
それでも得られたものもある。
ジョギングしたことない私でも
この歳にして初めての挑戦でも
わずか4qで、しかも超遅いけど
それでも走れるようになれたこと。
ささやかで小さな、私の自信。

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2020/9/16
いつのまにかすっかり秋めいて
風も空もすっきりさわやか。
朝のスロージョギングも
随分快適になってきました。
週末にはおそろいのTシャツの
クラブ活動らしき若者の群れが
インパラかガゼルのように
軽やかに跳ねるような足音を響かせ
ウォーキング中の高齢者と
デッドヒートを繰り広げている私を
またたく間に追い抜いてゆく。
彼らには私の7分の1くらいしか
重力がないのじゃないかしら。
彼らの走りっぷりと比べると
私は水辺を求めて移動するカバ。
本人は精一杯走ってるんだけど
足音も足取りも重くて、遅くて。
サバンナと化した河川敷では
弱肉強食ならぬ筋肉格差が熾烈。
その上、空や草花や鳥に気を取られて
足を止めて写真を撮ったりするから
時間がなくなって、遠くにも行けず。
引き締まった筋肉に汗をにじませ走る、
インパラ系高速ランナーから見れば
やる気も体力もないカバ系ランナー。
でも老いて弱っていくみいみのために
他に出来ることが思いつかないから。

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2020/9/8
あれほど厳しかった暑さも
9月に入って少し落ち着き、
朝晩は過ごしやすくなりました。
今も週に3-4日は続けている、
朝のスロージョギングも
「苦行」感は随分薄れたものの
決して楽しい訳じゃないし、
ダイエットにもなってないから
やっぱり「お百度ラン」かな。

(銀杏の隣はパンパスグラス)
みいみは食欲は落ちつつも
どうにか夏のピークを越し、
当面の危機は脱した感じです。
一時は抱くのも怖いくらいに
弱々しくなっていたけど
今はしっかり抱っこ出来るほど
どうにか回復してくれました。
柔らかくて、温かい、幸せ。
秋になったらきっともっと
元気になってくれるかもしれない。
食欲も戻ってくれるかもしれない。
相変わらずみいみに執着する私は
ついそんな望みを持ってしまう。
やっぱりみいみを失いたくない。
私のエゴで、執着に過ぎないと
どれだけ頭で分かろうとしても
心が、胸が、いやだと叫ぶから。

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