16歳8か月の愛猫ミーチェ(愛称みいみ)を2020年秋に亡くしました。
でもタイトルはこのままにして、その後の日々を綴っていこうと思います。
2019/4/30
私のGWは10連休ではなくて
ポツ、ポツ、ポツと飛び石連休。
まずは京都の北西エリアへ
プチ旅行してきました。
最初は紅葉の名所、神護寺。
高雄にある真言宗の山寺で
石段を上がるだけで、ぜーぜー。
もみじの新緑に包まれたお堂には
薬師如来像が安置されていて
ひんやりとして厳かな空気の中、
静かな時間が流れていました。
山を下りて平岡八幡宮を参拝後、
京都で一番最初に花を咲かせる、
魁(さきがけ)の桜で有名な平野神社へ。
昨秋の台風21号で拝殿が倒壊し、
復興募金を募っている最中だけど
魁の桜は無事だったようで何より。
そのすぐ近くの北野天満宮は
大勢の参拝客で大にぎわい。
十二単の着つけイベントや
雅楽の奉納などもされていて。
圧巻だったのは庭園の青もみじ。
秋の紅葉が美しいのは間違いないけど
この時期の柔らかな新緑の美しさ。
歩いても歩いても続く緑の諧調に
私まで緑に染まった気がしました。
今回伺ったのは初参拝の所ばかり。
おみくじや御朱印もいただいて
膝がガクガクになるくらい歩いて
日帰りとは思えぬ旅行感を味わえた、
新緑の京都の旅となりました。

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2019/4/21
春は浮かれてお出かけばかり。
仕事は週末と週末の合間にして

今週末は香櫨園の大谷記念美術館で
呉春を中心とした四条派の日本画展へ。
カメラのない時代に飛ぶ鳥などを
精緻に描く眼と技術には感嘆するばかり。
この美術館は回遊式の立派な庭園があり
新緑のグラデーションが目にも柔らか。
暖かな陽射しに包まれて散策していると
心がのびのびしてくるのを感じました。
庭の一角ではベニズオウが満開。
ソメイヨシノは散ってしまったけれど
春の花々の競演はまだまだこれから。
帰りには白鹿酒造に立ち寄って、
大好きな日本酒の試飲もしてきました。
ここでしか買えないお酒もあるから
時々伺うのが楽しみのひとつ。
季節限定の吟醸生酒「花ひらく」は
華やかな香とまろやかな飲みくち。
定番の大吟醸酒「千年壽」と共に
毎晩の楽しみになりそうです。

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2019/4/14
このところの花冷えのおかげで
この週末もまだ楽しめたお花見。
細雪でおなじみの平安神宮の神苑は
優美な紅しだれが満開でした。
池には鯉がゆったりと泳ぎ
3羽ほどの鴨があそび
カワセミまで飛び交っていて
外の喧騒がうそのような静けさ。
そこから大津の三井寺に足を延ばせば
ここではまだソメイヨシノが満開。
三井寺にうかがったのは初めてだけど
こんな立派で広大なお寺だったとは。
境内はどこを歩いても桜が盛りで
柔らかな新緑ともどもに美しいこと。
暖かな日差しと木々を揺らすそよ風、
鳴き交わす鳥のさえずりも心地いい。
金堂には多くの仏像が安置されていて
その一体一体のすばらしいこと。
撮影が禁止のため写真はないけれど
一度に拝観するのがもったいないほどでした。
またいつかゆっくり伺いたいなあ。
広い広い境内をくまなく歩くと
高台からは琵琶湖も望めて
ちょっとしたハイキング気分。
あまりにも良いお天気過ぎて
帽子を持ってこなかったことを後悔。
でもこれまでなかったほど長い期間
桜が楽しめたありがたい春でした。

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2019/4/10
新しい元号が「令和」に決まった時
「レイ」で始まる元号を予想していた、
わたしは職場で小さくガッツポーズ。
単なる直感に過ぎなかったんだけど。
この話をフランス人の知人としてたら、
海外での発音は色々厄介らしい。
フランスではRは息が抜けるから
「ヘイワ」のように発音されるし
ドイツでは「ライワ」になってしまう。
英語では"railway"と聞こえるとの声も。
元号を外国語にすることはあまりないから
まあそれも良しとしておきましょう。
レイワだろうと、ヘイワだろうと
ライワだろうと、レールウェイだろうと
戦争がなく、災害も少ない時代となれば
それ以上に望むことはないのだから。

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2019/4/7
このあたりもやっと満開になり
この週末は絶好のお花見日和。
ぽかぽか陽気に誘われて
2日間西宮市内のあちこちで
平成最後の桜を楽しみました。
台風21号の影響は想像以上で
多くの枝が折れて失われていたり
枝が痛んで花をつけてなかったり。
平均すると例年の6-7割くらいかも。
満身創痍の姿は痛々しいけど
それでも懸命に咲いている姿には
思わず胸を打たれてしまう。
台風21号のあのすさまじい風の中で
よくも耐えて頑張ってくれたなあ。
感謝の思いが自然にこみ上げてくる。
また元の枝ぶりに戻るまでには
何年も何十年もかかるだろうし
戻ること自体無理かもしれないけど
精いっぱいの花をつける桜は
ただそれだけで十分に美しく
多少の喪失やつまづきにへこたれ、
心が折れてしまいがちな私に
何かを教えてくれた気がしました。

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2019/4/5
遅まきながら先週末に伺った、
大阪の住吉大社の桜がこちら。
殆どの桜は2−3分咲きだったけど
何本かはほぼ満開になっていて。
椿もまだ少し残っていたから、
椿と桜の豪華な競演も楽しめました。
芽吹き始めた緑に映える桜の薄桃色と
深紅の椿のコントラストがきれい。
今回参拝したのは祈願が成就した友人の
お礼詣りにお供したのだけれど
却ってご褒美を頂いちゃった気分。
このところ寒の戻りが続いたけれど
ほぼ満開になりつつある桜を眺め
週末が来るのを楽しみにしています。

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