16歳8か月の愛猫ミーチェ(愛称みいみ)を2020年秋に亡くしました。
でもタイトルはこのままにして、その後の日々を綴っていこうと思います。
2009/4/28
世間ではようやく、草なぎ君逮捕事件が落ち着いてきた様子。
海外にいる友人もいるので一応説明しておくと、
深夜3時に酩酊して、誰もいない公園で裸でころがって
騒いでいたところを、公然わいせつ罪で逮捕されたというもの。
驚いたのは、マスコミや某総務大臣の過剰なまでの反応。
嫌がる人に無理やり見せたとか言うならともかく、
連日ニュースで騒ぎ立てるほどのことかしら。
誰だって、他人に「あなたはXXだから」って
レッテル貼られ、決め付けられるのって、嫌じゃないかしら。
でもイメージ商売の芸能人は、自らのレッテルの中で、
四六時中、人目にさらされながら生きなきゃいけない。
その息苦しさを思えば、ひとっこ一人いない深夜の公園で
星空の下、裸になってみたくもなるかも。
やっちゃいけないことに、変わりはないけれど、
実際の罪の重さと、彼が受ける社会的制裁の大きさが
あまりにも、アンバランスな気がしてしまって。

それを某総務大臣は「最低最悪の人間」「最低最悪の行為」だと。
あれが政治家にとって、人間としての「最低最悪の行為」なら
日本の政治はもっと清潔で誠実なものになってていいような・・・
一方、大阪の橋本知事の発言は、はるかに人間味があって謙虚。
「僕も知事になる前は、何百回もやりましたよ」
わたしの近所のマッサージ屋のお兄さんも、
「あれで逮捕なら、僕は間違いなく死刑ですよ」と笑っていた。
この事件でより格を下げたのは、草なぎ君か某総務大臣か。
言葉は常に、諸刃の剣。
簡単に人を切ることも出来るけど、
その刃は自らにも向かっていることを
忘れないようにしようと思う出来事でした。

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2009/4/27
このところ、17−18℃と肌寒い日々ですが
みみにゃんは、相変わらずよく食べ、
よく眠り、元気そのもの。
あまりかわいいので、ぐぐっと寄ってみました。
ちょっと、寄りすぎ?

今は、冬毛が抜ける換毛期のため、
アンダーコートと呼ばれる極細のやわらかな綿毛が、
ブラッシングするたびに、ブラシ1本分くらい楽に抜ける。
毎朝せっせと掃除機をかけても、
夜には小さな毛玉が床をふわふわ。
おかげで、お茶を飲めばお茶に綿毛が入ってるし、
口紅塗れば、くちびるに綿毛がはりついてるし、
目がころころすると思うと、目の中に綿毛が入ってるし。
幾ら目に入れても痛くないみみにゃんでも、
やっぱり痛いというか、違和感あるってば。
猫アレルギーは、とうに諦めたとは云え。
こんなに毎日抜けてしまったら、
みみにゃんがいなくなってしまうのではと心配だけど、
一向に、いなくなる気配も、
体重が減る気配すらもないようで、
今日もふわふわの綿毛をまきちらかしながら
元気に走り回るみみにゃんの、5度目の春。

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2009/4/25
街角のいたるところが
やわらかな新緑とともに
つつじの鮮やかな色に染まり始めました。

今日で、JR宝塚線の脱線事故から丸4年。
あの日、仕事中のわたしに
万一のことを心配して、電話してきたのを思い出す。
「幾人も重なり逝ける人の身ゆ
あわれケータイ鳴り止まずとう」(小林昇)
あの事故の後の、朝日歌壇に掲載され、
わたしが日記に貼り付けていた歌。
「ひょっとしたら」と、わたしを案じる母からの通話は
わたしの携帯に、無事につながったけれど、
あの日の救出現場では、
無数のつながることのなかった携帯が
ずっと鳴り続けていたという救急隊員の証言は、
思い出すと今も胸が締め付けられる。
「遅延した電車に異変が起きるまで
春はたしかに春でありけり」(三宅悠紀子)
この春が、春のまま、過ぎていけますように。
107人の犠牲者の方が安らかでありますように。
そしてそのご家族と、今もPTSDに苦しむ方々に
一日も早く、本物の春が訪れますように。

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2009/4/23
葉が一緒に出てくるせいか八重桜は、
遠目にはソメイヨシノのような華やかさに欠けるけれど
近くで見る、ひとつひとつの花の愛らしさと言ったら。
でも、もうそろそろ八重桜の季節も終わりに差し掛かり
つつじやさつきの季節に移ろいつつあるみたい。

今日は1年ぶりに、人間ドックを受診してきました。
市の基本健診だと、ガン検診以外無料だけど、
6割ほど補助金も出ることだし、
年に1回くらい、多少しっかりめに調べてもらうのも良いかと。
結果は1ヵ月後だから、まだ分からないものの
毎回謎に思っていることが、ひとつ。
それはまさに、わたしが一番気にしている体脂肪率。
去年のドックでもそうだったんだけど、
どういうわけか、自宅で計る値より6%も低いの。
6%って、かなり大きい違いなような・・・
看護婦さんにそう言うと、
「これは全身を計るタイプだからじゃないですかね」
確かに高価そうな機械だったけれど、ただ乗るだけのもの。
自宅のも手に持つハンドセットも付いた、
こちらも全身の体脂肪を計るタイプのはずなのに。
自宅の値を信じて、さらに筋肉増強を図るべきか、
健診の値を信じて、甘いもの好きなだけ食べるべきか。
でも西宮市民はすべて、あの機械で判定されているのだから、
西宮市民であるわたしが、逆らう理由はないということで、
今日は、チョコレーをたっぷり食べちゃいました。
でも明日からはやっぱり、自分を信じて
すたすた歩きを続けることにしようっと。

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2009/4/21
知り合いからまわってきた、Youtubeの映像なんだけど
楽しくて、幸せな気分になれて
こういうの、わたし大すき。
3月23日にベルギーのアントワープ中央駅で
朝8時の混雑時に、それまでの構内放送が、
突然「サウンド・オブ・ミュージック」の
「ドレミの歌」に変わったかと思うと、
一人、二人と人々が踊り始め・・・
あとは見てのお楽しみ。
わたしがその場にいたら、絶対一緒に踊っちゃう。
訳はわからないけれど、
こうなったらとりあえず踊っとこっか、って。
それからもう一つのびっくりは、
世界中で既に5,000万ヒットを超えて
大きな話題になっている、奇跡の歌声。
わたしは先週、BBCで観て思わず鳥肌が。
まだご存じない方がいたら
こちらからぜひご覧下さいな。
なにがすごいって、
彼女の見た目と才能の、あまりのギャップ。
イギリスのタレントオーディション番組に
かなり場違いな風情で登場したその女性は、
最初は会場の失笑や苦笑を浴びていたけど
いったん歌い出すと、その歌声と言ったら。
サラ・ブライトマンもびっくりの
ハッピーサプライズ。
世界には、人生には、こんな幸せな驚きが、
まだまだいっぱい隠されているのかと思うと
それだけで幸せな気分になれました。

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2009/4/19
次々と色とりどりのお花が咲く季節は
わたしの大好きないちごの季節でもあって。
わたしが通う整形外科のすぐ近くには
小さな小さな八百屋さんがあって、
そこのお野菜はスーパーでは見られないほど
新鮮で、お安いのが特徴。
すぐ裏には大きなスーパーがあるのに
この八百屋さんには、いつもお客さんがいっぱい。

昨日見つけたこのいちごは
ワンパック、たったの180円。
しかも、完熟で甘いのなんの。
今とってきたばかりと言った風情の
みずみずしく元気な、根っこつきほうれん草や
小粒だけどてんこ盛りの、きのこなどと共に
春のめぐみを早速おいしく頂いています。

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2009/4/18
今日は朝からお掃除、お洗濯を済ませ、
自転車で10分ほどの整形外科でリハビリをし、
帰りにお花屋さんとスーパーに寄って
大急ぎで昼食を取って、梅田へ。
隣の職場で、先日定年退職されたTさんが
ヴィオラで参加されている、プロアマ混成市民オーケストラの
コンサートが豊中で開かれるというので、
元同僚のお友だちと、駅で待ち合わせて行くお約束。
なのにわたしったら、わたしったら、
電車に乗り遅れるは、時計は忘れるは。
Tさんに渡すつもりのお花は忘れるは。
ああいつものことながら、なんておマヌケ・・・
(渡せなかった小さなブーケは
やむなくわたしのダイニングテーブルに。)

走った甲斐なく、豊中への急行に乗り遅れたので
仕方なく次発の各駅停車に乗り、
おしゃべりに夢中になっていたら、
ふと、ホールの場所はどこ?という話になって
カバンに入れたはずの地図を探したら、
信じられないことに、地図まで忘れてきちゃった。
仕方なくコンサートのちらしを引っ張り出すと
なんと、最寄の駅は豊中ではなくて
「庄内から徒歩10分」って書いてある。
それで、ここはどこ?と窓の外を見ると
驚いたことに、そこはまさに庄内駅!
閉まりかけた扉から大急ぎで飛び降り、
嘘みたいだけど、無事にホールに到着したのでした。
庄内は各駅しか停まらない駅だから
急行に乗り遅れて、本当に良かった。
そしてあの時たまたまチラシを見て、本当に良かった。
数々のマヌケを乗り越えて、まさにミラクル。
「神さまが降りてきたにちがいない」なんて笑いながら。
入場料無料の市民コンサート、というので
正直なところ、大した期待はしていなかったのに
思いのほかすばらしい演奏と歌で、うれしいびっくり。
「イースターコンサート」ということで
ミサ曲が中心の演目構成。
モーツァルトのシンフォニーコンチェルタンテK.364という
バイオリンとビオラの協奏曲は
バイオリンとヴィオラがおしゃべりをしたり
一緒に呼吸を合わせて歌ったりするような楽しい曲で、
モーツァルトらしい、軽やかなきらめきに満ちた作品。
最後のシューベルトのミサ曲、D167は
うっとりするような美しい旋律と、崇高なハーモニー。
中でも、クレードの美しさは心が洗われるようでした。
いつかわたしも、ミサ曲のコーラスを歌ってみたいな。

そして今、元上司の奥さまが一時帰国されているというので
その後、その友だちともども神戸の元町に大移動し、
他の同僚1人も加わって、女性ばかりでお食事会。
本格的なおいしい中華をがんがん食べながら、
飽くことなく、おしゃべりに花を咲かせました。
NYの暮らしの大変さや楽しさをうかがったり
昔話や近況やこれからのことなど、ツッコミ合いながら。
いっぱい食べて、いっぱい笑って、いっぱいしゃべって、
わたしたちには本当に楽しくて、幸せな夜だったけど
帰国後間もない、しかも荷物整理でお疲れのはずの奥さまの、
疲労を倍増してしまったのでないことを祈りつつ、
再会の日を楽しみに、またしばしのお別れをした夜でした。

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2009/4/17
どういうわけか、割とよく転んだり、
自転車で塀や電柱にぶつかったりする、わたし。
「大人になって最も転ぶ人」
というカテゴリーがあるとしたら、
たぶん県代表にはなれそうなくらい。
それも、中途半端に手や足をつくのではなく、
2歳児や3歳児が転ぶような、
万歳状態で腹ばいになってこけるという、
勇気ある、見事なこけっぷりが持ち味。
そのわたしが、昨年の12月以来、
かれこれ118日間も転んでいないというのに。

なのに先日、トルコ人のインターンさんが
出勤途中に、横断歩道で転んじゃいました。
女性だったら、ヒールの足が外側にぐきっと倒れて
足首が捻挫しかけることってありますよね。
それの派手なのをやって、雨の中で転倒。
痛めた足を地面につくことも出来ず、
傘を杖代わりに、はうようにして現れたものだから
職場はもう、上へ下への大騒ぎ。
あまりに痛がるので、仕事どころではないということで
近所に住むスタッフに車を出してもらって
病院へ連れて行き、そのまま早退させたものの、
靭帯を損傷したらしく、今も動けずにいる様子。
幸い、大家さんにかわいがられているようだから
なんとか生活しているみたいだけれど。
インターンさんの一日も早い回復を祈りつつ、
わたしも「転んでない記録」の更新を目指さなければ。

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2009/4/15
ソメイヨシノなど一重の桜は散りましたが、
華やかな八重桜の季節を迎えました。
通勤途中にある、八重桜の若い並木も
こぼれんばかりに花の房を揺らしていて。

その並木の下をせっせと早足で歩き、
この頃では、建物の5階にある職場まで、
朝だけは階段で歩くようにした結果、
今日、体年齢が実年齢マイナス10歳を記録。
体脂肪率も「隠れ肥満」の烙印を押された1年前から、
「標準のやや高め」で長らく停滞していたものの、
今日初めて、「標準」に到達。
うれしいな、やっと人並みになれました。
運動らしい運動は何もしてなくて
ただ、「たらたら通勤」を
「すたすた通勤」に変えただけ。
うっすら汗ばむか、汗ばみもしないか程度なのに、
それでも、歩き方ひとつでこれだけ違うものとは。
おいしいものを楽しむためにも
毎日の暮らしを楽しむためにも
まずは元気でいなくっちゃ。
「すたすた通勤」続けてみますね。

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