2008/2/16
職場の同僚に中学生の息子さんを持つお母さんがいるのですが、
彼女から先日、面白い話を聞きました。
彼女は昔からどういうわけか、繰り返し繰り返し
息子さんと同じ夢を見るのですって。
それがまた、いつも同じ夢。
昔の日本の、峠の茶店みたいなところで暮らしている夢。
そして息子さんがまだ小さかった頃、
「今は僕はママの子供だけど
あの時は僕はママより年上で、
ママと結婚してたんだ」って言ったのだそうです。
子供の他愛ない話と片付けることも出来ますし、
輪廻転生というものが本当にあるかどうかはともかく、
わたしにはとても素敵な話に思えました。
今自分の周りにいる人たちが
ただ偶然に、たまたま出会ったのではなくて、
なにか縁あって、訳あって、
こうしてまた出会っているのだとしたら。
生まれた家庭や、環境や、時代や、
この世の中には不公平も理不尽もいっぱいあるし、
自分では選べないこともいっぱいあるけど、
そういうことに本当はすべて理由があるのだとしたら。
ほんの少し生きるのが楽になるような
楽しみになるような、
そんな気がして。

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2008/2/16
今日も朝から寒いけれど
幸い午前中は暖かな陽射しが部屋に差し込んできました。

みみにゃんは陽だまりの中でゆったりと体をのばし、
時折頭を床にこすりつけるようにして
お腹を上にして陽射しにじゃれたりしています。

ねこという生き物は本当におひさまと仲良しだなあ。
太陽の光はこの小さな柔らかな生命を
いとおしむように包みこんでいて、
なんだかとてもうらやましいばかりの平和。
その光景を見ていると、
幸せになることって、簡単なことのように思えてくる。
自分の心や体にある
「構えたもの」や「立ち向かおうとするもの」を
全部はらりと脱ぎ捨てて、
おひさまの暖かな日差しの中で
心と体を柔らかく伸ばしてみたらきっと分かるよ、って
みみにゃんに言われてる気がする午後なのでした。

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