ダラダラ中につきカメ更新 感想など、ちょろっとでも書き込んでいただけましたら泣いて喜びます🎵

2011/3/29  21:58

パパ?  そらごと

日一日と余裕がなくなる今日この頃、職場のヒトコマからお送りします。

私:(新年度から変更になる様式を見て)ちょっとこれ、相当めんどくさいんですけど。てゆうかムリ。

先輩:ほら、ちゃんとやんないとパパ怒るよ。

私:へ?パパ、怒っちゃうんだ。

先輩:………うん。怒っちゃう。

一同:あっはははは!!(爆笑)

殺伐とした職場が一転、ほっこり空気に包まれた瞬間でした。

いや??笑った笑った。本当、目が点になりました。きっと、おうちでいつもチビッコたちに言っているのだろうけど、いきなりだったからかなり面白かった。

やっぱり、叱られるのってドキドキします。
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2011/3/27  17:37

近況いろいろ  そらごと

この短期間に結構いろんなことがありました。

まず、安全欲求(生存欲求)が満たされたせいか、突然スパ欲が戻ってきて、ひさびさに大暴れ。すっかり耐性がなくなっていて、すぐにギブアップしたのがなんとも悲しいけど、そこそこ満足しました。しかし、ぺんぺんされているときはあんなに痛いのに、終わってみると余韻も何もなくて。腫れ上がったお尻を擦るなんて、今の私には夢です、夢。

それから、相棒の従姉妹が2泊3日で泊まりにきてドッタバッタ。被災したわけではなく、被災地に物資を送るボランティアをするのに宿にしたいとのことで。丁度私も自分に出来ることって何だろうって考えてたところだったので、手に入る支援物資を買い集めて、彼女に託しました。

もしかしたら来週もやって来るかもしれず、それ自体は別に構わないんだけど(ケインとかは寝室に押し込んだ)、お互いしゃべり好きだから、つい夜更かししちゃうのがね。仕事も大詰めなので、身体がキツい。

仕事と言えば、奇跡的に来年度も今のところに残留が決まりまして。異例中の異例で、私もまわりもびっくり!でした。いや、たぶん残れないと思って、お別れにオッコクッキーズのネコちゃんクッキーをしこたま発注してしまい…目下、クッキーまみれです。

しかしまあ、これで年度変わりさえ乗り切れば、平穏に生きていけそうです。

そんなわけで、悩めるジョージア兄弟(親子か)の続きは…気長にお待ちください。
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2011/3/20  16:47

消せない過去  小説

「ゼイン!それ私のハンカチ」

 洗い上がった洗濯物を分けていると、ミゼットが飛んで来て自分の手からハンカチを奪い取った。

「何を言うんだ。どう見たってこれは私のだ」

 飾り気のない真っ白なそれはどこからどう見ても男物だった。

「違う。それは昔あなたにもらったものなの」

「私が?君にあげたと言うのか」

「それだとちょっと語弊があるけど、でも返さなくて良いって言って貸してもらったんだもの」

「全く記憶にない。それは本当に私か」

 そう問うとミゼットはむくれながら頷き返した。記憶には自信があると思っていただけに、なんだか口惜しい。寄る年波には敵わないか。

「あまり良い想い出ではないから、覚えてないなら無理に思い出さなくて良いわ」

 そこでミゼットはばつの悪そうな表情を見せた。



「誰だ」

 真っ暗な廊下を歩いていると、教官室の前に何者かが潜んでいる気配がした。

「せんせい」

「ミゼット?」

 一際高い特徴的な声にすぐさま人物を特定する。

「こんな寒いところで何をしているんだ」

「先生にお話があって、待っていました」

「ずっとここにいたのか」

「はい。どうしても今日中にお会いしたくて」

「それにしたって他を捜すなり、一旦戻って出直すなりあっただろう」

 冬の兵舎は隙間風だらけで極端に寒い。仮に夕食の後から待ち続けているとしたら、身体の芯まで凍り付いているだろう。

「まあ良い。ともかく中へ入りなさい」

 教官室の中も冷えきっていたが、それでも廊下よりかはまだいくらかマシだ。部屋に明りを灯し、続けて煖炉に火を入れる。一瞬、教え子にやらせようか考えたが、手がかじかんでいてとても使い物になりそうもなかった。

「で、一体何の用だ」

 椅子に腰を下ろし、ミゼットを見上げる。彼女はうなだれて自分から視線を逸した。

「ごめんなさい」

 コツコツと指で肘掛けを叩くと、ごく小さな声で謝罪が返される。

「理由も言わずただごめんなさいと言うだけで、あとは私に慮れと言うのか」

「すみません。昨日のこと、です。約束していたのに行かなくて、申し訳ありませんでした」

「ああ、そのことか」

 昨日は非番で特にすることもなかったため、その気があるなら剣をみてやると言ってあった。しかし、約束の時間になっても彼女が現われることはなかった。元より思い付きから生まれた提案だけに、さして気に留めてはなかった。

「昨日はどうしたんだね」

「つい失念してしまって、本当に…」

「済んだことだ。もう良い」

「でもっ!」

 明かりに照らされた彼女は涙にまみれていた。

「あれは単なる口約束で命令ではない。従って、君にも私にも一切の義務はない」

 つまり、当然彼女の行為は命令違反には当たらない。そう言いたかった。

「義務ではないということは、好意で言ってくださったってことなのに。それを無下にしてしまって…」

「ミゼット」

 子供のように泣きじゃくる教え子を前にどうしたものかと頭を掻く。ともかく彼女が心から悔いていることはよくわかった。恐らくもうずっとこの調子なのだろう。泣き腫らした少女を見るにつけ、頭のひとつもなでてやりたくなるが立場上そうもいかない。

「もう良いから泣くのをやめなさい」

「先生は、私を見限りますか」

 これはまた随分と自信をなくしたようだ。いつもなら、見限らないでくださいと懇願する局面である。

「そんなことは一概には言えない」

 ばっさりと斬り捨てると、大きな目からは更なる涙があふれ出した。

「ついうっかりも度重なればそれはもううっかりとは呼べない。たとえ一度きりのことであっても、初対面の人間であればそれこそが君の本質だと思うだろう。ひとの信頼を得るには時間がかかるが、失うのはずっと容易い」

「私…どうすれば…」

 この際だからと言いたいことを言った結果、より深い谷へ突き落してしまったようである。もう戻れまい。

「君は私に何を期待した?ここへ来て泣けば、多少なりとも罪悪感を減らせると思ったか」

 どんな些細なことであっても、命令違反を申告すれば罰を得ることが出来る。しかし、いつもそれに甘んじていてはむしろ成長出来ない。万策尽きた教え子は困り果て固まっていた。自分で追い込んでおいてなんだが、これ以上は見ていられない。

「ともかく涙を拭きなさい」

 一瞬の間の後、ほっそりとした指が目頭にあてがわれる。

「全く、ハンカチくらいいつも持ち歩きたまえ」

「すみません」

 何故こんなことまで、ぶつぶつ言いながら上着のポケットからハンカチを取り出す。きっちりと畳まれたそのハンカチを、彼女は遠慮がちに受け取った。

「もう下がりなさい。それは返しに来なくて良い」

 そんなところを他人に見咎められれば、それこそ厄介なことになり兼ねない。彼女が戸口で礼と謝罪を言い掛けるのを、良いから出て行けと追い払う。しかし、しおれた背中をそのまま見送ることはやはり出来ず・・・

「しゃんとしたまえ。元気だけが君の取り柄だろう」

「はい」

 結局は余計な一言を放ってしまうのだった。



「いずれにしても、随分物持ちが良いね」

 過去った歳月を鑑みるに、記憶と共にもはや化石と化していてもおかしくないと思った。

「たまたま整理をしていたら出て来たのよ。使っていたわけじゃないわ」

「なるほど」

「本当よっ」

 事実、使ったのはあの一度きりで、あとは後生大事にしまってあった。幾度かの引っ越しの折りにも、貴重品と同等な扱いで確実に運び出したのだ。自分にとって、消えない過去にするために。

 了



某レッスンの帰り途、むちゃくちゃ寒い商店街を歩きながら、ふと降ってきたネタ。罰せられないという罰は、結構しんどい。

電力・時間etcの節約のため、しばらくはブログにて更新しようと思います。
12

2011/3/12  20:09

生存報告  おしらせ!

夫婦共々無事です。

初めて体験した震度5。恐怖に足がすくんで、続く揺れも、余震なのか自分自身が震えているのかわからず。外に、それもインターロッキングの上にいたので余計に揺れを感じたのかも。建物の中はエクスパンション(つなぎ目の壁)が崩れ、亀裂からみしみしと激しい屋鳴りがしていました。

夕方になって職場から待機命令が出され、夜までひたすら緊急対応。連絡係だったので、電話、窓口etcともかくずっとしゃべり通しで、これには流石の私も声が枯れ。。結局、11時前にチャリで実家へ帰りましたが、ほぼ眠れず。

仕事をする傍ら、断続的に考えるのは彼のこと。同じエリアにいるなら揺れも被害も同じくらいな筈。大丈夫だと思う反面、連絡が取れないとやっぱり心配で、不安で。自分で認識しているよりずっと大切な存在なんだぁとこんなときに気付かされたのでした。

夜9時過ぎにやっと電話がつながって、職場から家まで4時間半掛けて歩いているとわかって、心底ほっとしました。途中、ファミレスで休憩出来たと言っていたので、都会のすごさを実感。メールは10時間近く遅配していて、お互いに話がかみ合わない状況だったので、以降はBBSで連絡を取り合うことに。

一夜明けて、本日昼過ぎに職場を出て、彼の待つ我が家に帰りました。
8

2011/3/7  0:56

お薬騒動  小説

「頭が痛い」

 それが今朝一番シェールの言った台詞である。額に触れると確かに熱い。そこで、ひとまず朝の勤めを免除し、もう少しベッドにいるよう言った。

 しばらく様子を見て一緒に食堂へ下りたが、いつもの半分もいかないうちにフォークを置いてしまう。どうやら本格的に体調を崩したようだった。

「すぐに戻るから、大人しく寝ていなさい」

 再びシェールをベッドへ戻し、タリウスは宿屋を後にする。幸いにも仕事のほうは、後日夜勤を代わることを条件にすんなりと休むことが出来た。これもひとえに日頃の行いであろう。

「こら、シェール。何をしている」

 女将に置き薬を分けてもらい、湯に溶いたものを手に自室へ戻る。すると、ベッドはもぬけの殻になっていた。朝はなかなか起きないくせに、寝ていても良いというとこれだ。

「んーと、いろいろ」

「今、お前のすべきことはただひとつ。寝ることだけだ」

 出窓へ張り付いた子供の尻をぽんと叩く。

「ぶったぁ」

「いいな、警告はしたぞ」

 どうしようもなく背中が気になって、仕方なくシェールは窓からベッドへと移動する。

「横になる前に薬を飲んでしまいなさい」

「やだ」

「やだじゃない。風邪が治らなければ、いつまでもベッドの上だぞ」

「それもやだ」

 普段からシェールは健康そのもので、それ故医者にも薬にもあまり縁がない。端からすんなり飲んでくれるとは思わなかったが、これは予想以上に骨が折れそうだ。

「シェール」

 子供に目線を合わせ、やさしく言葉を掛ける。しかし・・・

「やだもん」

 両目からぽろぽろ涙をこぼし、嫌だ嫌だと繰り返す。熱のせいでいつもよりか思考が幼くなっているようだった。

「いくつになった?薬くらい、泣くようなことではないだろう?」

「だって、お薬苦い。飲みたくないんだもん」

「気持ちはわかるが、だからってじゃあ良いよというわけにもいかないんだ。きちんと薬を飲んで、早いところ元気になれ」

「うぅ…」

 心配されているのはよくわかる。もちろん自分だって早く良くなりたい。だが、底の見えない深い色の煎じ薬を見るにつけ、どうにも決心がつかない。恐らく、この見るからに渋い外見に反して、これが実は物凄く甘い、といったようなことはまずなさそうである。そもそも弱った鼻孔をも刺激する独特な匂いは、正面から不味いと主張しているように思えてならない。

「ヤダ」

 薬から目を背け、口をへの字に結ぶ。そんなシェールを見てタリウスは途方に暮れた。

「嫌なことは早く済ませたほうが良いだろう」

「でもやだ!」

 シェールは頭を振って、裸足でベッドから飛び降りる。しかし、頭がクラクラして思うように歩けない。やっとのことで扉まで辿り着く。

「わかった、もう良い」

「へ?」

 その声の冷たさにチクリと胸が痛む。文字通り、これで薬から解放されると喜んでいる場合ではない気がした。

「言うことが聞けないのならもうどうなろうと俺は知らない。何も言わない代わりに何もしない」

 好きにしろ、最後にそう言い捨てて、タリウスは自分に背を向けた。てっきり追ってくるとばかり思っていただけに、シェールは大いに取り乱した。ともあれ、この気まずい空気を何とか打破しなくてはならない。よろよろとベッドへ戻り、向かいに座した兄を盗み見る。

「お兄ちゃん」

 そっと呼んでみるものの、あからさまに目を逸らされ、ついでに無視を決め込まれた。こんなことになるとはまるで思わなかった。薬が飲みたくないのは半分で、残りの半分は甘えたかっただけだ。

「ねえお兄ちゃん。ちゃんとお薬飲むから、そんなに怒らないで」

「本当だな。後でやっぱり嫌だとか言うなよ」

 タリウスは薬の入ったカップを手に取り、スプーンで撹拌してから子供に差し出す。しかし、小さな手は一向にそれを持とうとしない。

「飲ませて」

「はぃ?」

「ね、いいでしょう」

 ダメだと言えばまた振り出しに戻る。しょうがないなと、言われたとおり薬をスプーンですくって口まで運んでやる。差し詰め、雛に餌をやる親鳥にでもなった心地がした。

「おいしくない」

「そりゃ薬だからな」

 だからこそ一気に飲んでしまえば良いものを、全くもって理解に苦しむ。

「何でお薬はおいしくないんだろう」

「さあ。お前が大人になったら、おいしい薬でも考えたらどうだ?」

「そうする」

「ほら、これで最後だ」

 最後の一口を与え終わり、ようやくお役ご免となる。

「水を飲むか」

「お水よりお菓子が良い」

「………わかったよ」

 乞われるがまま今度は口の中へキャンディを放り込む。この数分間で、何だか妙に疲労した。これならば仕事をしているほうが何倍も楽だと思った。

「今日はお仕事行かないの?」

「ああ」

「どうして?」

「お前を見張るためだ。ほら、観念して寝なさい」

「せっかくお休みなのに」

 生意気盛りな瞳にも今日は力がない。

「元気になったらまたあそんでやるから」

 相変わらず、何のために休みを取ったか理解出来ていないシェールに、毛布を掛け直し、前髪をそっと撫でる。しばらくは不満げにしていた子供も、時期に目を閉じ、眠りへと落ちていった。


 午後になり、徐々にシェールの熱が上がり始めた。ぐっしょりと汗を掻いた身体を拭き清め、着替えをさせる。意識が朦朧とし、時折うわ言を言うほどひどく熱に侵されていた。

 ぬるくなった水を換えようと、水差しを持って部屋を出る。その間ものの数分である。

「シェール!寝てなきゃだめだろう」

 階段を上りつめたところで、部屋の前を彷徨う子供が視界に入る。慌てて駆け寄り、腕を取った。

「だめぇ」

「ん?」

「行っちゃヤダ!お兄ちゃんじゃなきゃだめ」

 どうやら良からぬ夢をみて、丁度目が覚めたところ自分がいなかったようだ。

「わかったわかった。ほら、兄ちゃんはここにいるだろう」

「うん」

「もう怖くない」

 小さな背中を押して、部屋へと戻る。

「良い子だから、ベッドへ戻って」

「いやだ。目つぶるといろいろ出てくるんだもん」

「いろいろって?」

「目がいっぱいあるやつとか」

 想像力がたくましいというのはなかなか難儀なものだ。そう思う一方で、珍しく気弱になった子供がいつもに増して愛おしい。

「心配しなくても、お前には兄ちゃんが付いている。ずっと傍にいるから」

 シェールを抱き上げベッドへ寝かせる。

「ほんとにずうっと一緒にいてくれる?」

「ああ。ほら、これなら眠っていても迷子にならない」

 タリウスは不安げに自分を見上げる子供の手に自分の手を重ねた。

「大丈夫、すぐに良くなる」

 熱が下がると共に、この甘えたがりの子供は姿を消し、年相応の生意気な少年に戻るだろう。それでも、やはり我が子には何はなくとも元気であって欲しい。

 了



甘えっ子シェールとごく甘パパ。
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