2007/5/15
4月26日
【山口大学動物医療センター】に行ってきました。
大学に行くということでは 去年の夏くうががアジソン病だと診断された時に 熊本の増子さんからも 東京の獣医さんからもすすめられていました。
でもその時は「なぜ?大学に行かなくちゃいけないの?」
大学で診断することの重要性が私達のは理解できませんでした。
その時のかかりつけの獣医師に相談した所 大学のメリットではなくデメリットを強調され何も知らない私は それを信じてしまいました。
その時 大学で何を何の為に検査すんですよ・・・と言う事を知らされていればと思います。
くうがの場合 頭の中にある下垂体と 副腎に腫瘍などある為アジソンになってしまっている可能性もあったのでそれを確認してからではないと 正確な治療ができないと言う事でした。
そのことを 新しい先生に丁寧に説明していただき
「大学に行くことが可能なら 紹介しますよ。とにかく行ってきてはどうですか?
その後の治療は 私が責任もってやらせていただきますよ。」
・・・との力強い言葉に 決心しました。
私の場合は 自分で大学の予約をしました。
4月13日に 電話を入れ「長崎の○○先生の紹介で ○○先生に診察をお願いしたいのですが・・・」と言ったかな??
紹介していただいた先生は 月曜日と木曜日が担当でした。
予約がいっぱいで 開いているのは4月26日。
幸い 旦那様が26日・27日たまたま連休を取っていました。
麻酔をかけて検査をする為 前日の夕方5時以降は絶食 9時以降はお水もひかえました。
当日26日 早朝5時に長崎を出発。
もちろんあんちゃんも一緒です。
山口まで4時間弱。
9時前には到着しましたが 待合室は すでに10頭以上のワンコが待っていました。
40分位待って 名前を呼ばれました。
先生は優しいお顔の若い方でした(^^)
まずは麻酔に耐えられるか検査をするため くうがを預けました。
血液検査や 心臓 肺などを診察しました。
1時間位して くうがは戻ってきました。
結果は 麻酔はかけても大丈夫。
ただ・・・大丈夫とはいえ 麻酔をかけることについての承諾書にサインってのは嫌なもんですね。
11時頃 STスキャン MRI レントゲン 検査の為 再度くうがを預けました。
検査が終わり 麻酔がきちんと覚めてから くうが戻ってくるのは 夕方5時すぎになると聞かされました。
さて・・・これから6時間どうする??
知らない土地だし くうがは麻酔をかけられ検査頑張っているし もしも・・・もしも万が一って事は無いと思うけど 緊急な連絡が入ってもすぐ駆けつけたいし。
結局 観光なんてことはほとんど考えられず 大学の周りを車でウロウロしたり
山口まで来て 昼食は「マック」だったり(笑)
少し早いけど 時間つぶしも4時間が限界で 「大学の駐車場で 昼寝でもして待っとこうかね」と戻りました。
旦那様とあんちゃんは車 私は待合室で他の患者さんとおしゃべりしていました。
「長崎から 着たんですか??(驚)」
「私は福岡ですよ」
「私は岡山です・・・」な〜〜んて話してたら 研修医の若いお兄さんに連れられて
くうがが戻ってきました。
無事でした(涙)
まだ少しボーーってはしていましたが 私の声を聞くなり飛びついてきました。
普段あまり 甘えん坊じゃないくうがが 抱っこしたら アゴを私の肩に乗っけてベターーってくっついてました(^◇^)
結果は 以前もお話したとおり 下垂体にも副腎にも腫瘍はありませんでした。
内臓にも特に異常はなく ただ 「医原性クッシング症」とこれから検査をやり直さなくてはいけない「アジソン病」には違いないみたいです。
今回の決断は 自信をもって正しい決断でした。
新しい先生の後押し 旦那様の協力 くうがの頑張りで無事に終わる事が出来てとっても嬉しいです。
時間も お金もたくさんかかりましたが 「行こう!行かんとはじまらんし・・・お金はなんとかなるさっ!」
と言ってくれた 旦那様に感謝です!!
以上・・・とーーーっても長くなりましたが 読んでくださって有難うございます。
デジカメはまだ入院中です(涙)
すべての病気が 大学病院に行かなくてはいけない訳ではありませんが くうがの場合は 行かなくては分からない病気だったし 私達がそれを望んだからです。

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