春のコンクール以来、ブログを書く時間がなくて、ご無沙汰でした。
このブログは私の日記のようなものです。
公演の前はやはり宣伝活動や広告の手配、舞台進行に関わる事項をどんどん決めていかないといけないので慣れないことが多々あり、時間をほぼ取られます。
市民文化ホール第1ホールは2000席収容できるので、満席にしようと思うといろんな策が必要です。
忙しい中来てくださるゲストダンサーのためにも、集客は大事。頑張りどころです。
スタジオの活動はFACEBOOKやINSTAGRAMにて随時行ってますが、指導する側の考えなどを吐露するツールではないと思うので、報告のみが多くなります。
レッスンしながらですから、なかなかブログまで気が回りません。
で、そのような中なぜ書いているかというと、、、ゲストリハーサルがひと段落したからです、(笑)
今回の舞台は真夏の夜の夢。
アメリカで自分がタイターニアを踊った時はよく分からなかったですが、指導する側になり、その作品自体をよくよくひも解くと、、、ますます好きになりました。
シェイクスピアの原作を読んだりいろいろな動画や創られた作品をみたり、本当に飽きない過程でした。
みなさまに真夏の面白さが伝わればいいなあと思います。
最後のパドドゥが本当に幻想的で素敵で、紘也と一緒に自分が踊りたいくらいです。まあ、誰も喜ばないですけどね。
ということでバレエをコツコツ頑張ってきた生徒が踊ります、(笑)
私は、、、またまた動物「ロバ」に。最近はライオンもしたし、アニマルづいてます。
観に来てくれる人に喜んでもらうために、、、ということもありますが自分も楽しむための秘策を考え中。
お見せできるレベルになるかな?

汗だくなロバのフルマスクの中、必死な48歳を想像してみてください。生徒と一緒になんかしたくなる悪い癖です。
今年の憎めない卒業生たちと一緒になんかしたくなる自分が居ます。
悲しいかな、腰痛と闘いながらがんばろう。
さて、公演に関して言えば、今年のゲスト、またまた大ヒット


!!です。
若い二人から書きますと、まずは鹿児島が初めての高谷 遼さん。

スターダンサーズバレエ団所属の若いダンサーです。
海外経験も長いので実にしっかりしてて、ご実家が横浜でバレエスタジオを経営されているので、よくわかってるし気遣い100点です。
高谷さんは基礎的要素がすべて美しく、技術も抜群で、クラシックでは優等生な踊りが、いざ真夏で演技となると俳優顔負けの迫力になります。
すっごく上手(笑)!いや、、プロに対して失礼ですが本当に演技上手い!!です。お楽しみに。
鹿児島は2度目という林田翔平さんもスターダンサーズバレエ団所属です。

新国立劇場バレエから移籍したばかり。
身長も高く顔もイケメンで恵まれた容姿ですが、キャラクターを踊るとその魅力は倍増。
ゲストでは王子をよくされるそうですが、私はやんちゃな役柄の方が男の中の可愛さがにじみ出て似合ってると思います。
その踊りについ恋してしまうお客様もたくさんいると思います。
そして鹿児島はこちらも2度目という井澤 諒さん。

9年間踊ったKバレエに別れを告げ新国立劇場バレエに移籍されました。ご存知の方も多いかと思います。
井澤さんはとても品のあるノーブルな踊りをされる方です。
今回は眠りの王子と妖精パックを演じます。妖精パックはKバレエでずっと踊ってらしたはまり役です。鹿児島で観ることが出来るなんてラッキーすぎますね。
どうぞお楽しみににされてください。
そして最後に紹介するのはもう3度目のお付き合い。新国立劇場バレエの福田紘也さんです。

彼は今回自作のコンテ作品を披露してくださいます。
私は創作できる人間を心から尊敬するんですが、彼は踊れるし創れる!!本当に選ばれた人です。
彼のコンテを踊る姿が好きで、コンテダンサーに専念してほしいと思うくらい大ファンです。創る作品はWITに富んでます(笑)
ぜひたくさんの方に見に来て楽しんでほしいです。
書き出したら止まらないくらいこんな多彩なゲストを呼べて幸運です。
鹿児島ってゲストがよく被ってるし、(笑)ちょっと残念なことよくありますけど、7月26日は観に来てくだされば後悔はさせません。迷っている方はぜひ!
第3部の真夏の夜の夢は20時45分くらいからスタート予定。平日ですから遅れてしまうという方もご安心下さい。
第3部だけでも見る価値アリアリです。
真夏は60分の1幕物のバレエです。見たことない方、必見です。楽しいですよ。
今年は英国バーミンガムロイヤルバレエのプリンシパル(にとうとうなってしまった)厚地康雄さんがご予定被りでお呼びできなかったので、最初はどーしよー!と思いましたが、その後の新しい展開もあり、ありがたいことに楽しみでしょうがない舞台になりました。
4名の旬なゲストに心から感謝です。
卒業生の福岡璃乃もヴァリエーションを披露します。

本当はもっと踊ってほしいんですが、彼女も自分の未来に忙しくただいま必死なので、今年は成長をお見せする紹介程度にしておきます。
2年後には地元の公演を盛りあげることが出来るダンサーになっていることでしょう。
成長を心から楽しみにしています。
娘のカリナはこの夏学校の卒業に必要なオーストラリア国内のツアーに出ているため出演できません。残念ですが2年後の舞台を楽しみに・・・
今年グランパやパドドゥをした生徒がきっと次回は主役的なことを担うでしょう。このジュニアの成長を見るのも公演の醍醐味です。
22の生徒はチャレンジャーであることを大事にしますので、小さいころに大きいコンクールで気持ちをぼっきり折られ、またそこから復活して、こりずに頑張るという修行を重ねます。
そんな修行を重ねた生徒の純粋な美しさにいつも心打たれます。
ああたくさんの人に見てもらいたいなあ。
公演前の今年3月に発足したママの会。今回も大変お世話になっています。
ママたちのがんばりに応える出来じゃないと、女が廃る!!
私の気合いの原動力の一つです。
7月27日の解散まで、どうぞよろしくお願いします。
さあ、あとすこし。
悔いのないようにがんばろうっと!
第7回公演「パキータ2017」@鹿児島市民文化ホール 第1ホール


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