こんばんは。
今日は卒業生の純奈と花梨菜にコンクールクラスをを指導してもらいました。
純奈にはバーレッスンを、カリナにはポワントのレッスンを、ヴァリエーションはふたりともに見てもらいました。
いつも私一人で出すアドバイスを3人から言われるので、生徒はきっとてんやわんやだったでしょうね。
しかし実際に踊っている人間からもらうアドヴァイスは一つの気づきになることもあります。
私がたいして気にならないところがふたりには気になることがあり、それを直すととてもよく見える。
私もなるほどー

ということもあり、すごく楽しかったです。
年齢が近い人間に言われると刺激にもなりますから、なんにせよ良い機会となりました
卒業生のふたり、ありがとう


!!
土曜日のコンクールクラスですが、コンクールに出ない生徒も来ています。
以前はコンクール中心にバレエをしていた生徒も、いざ高校生になるとなかなかバレエ一筋にはいきません。
でも、そんなの当たり前。自分の進路を考えますからね。それでも本格的にレッスンしたいから来れるときは来てくれる。
私は付き合いの長い生徒が来てくれるとやっぱり嬉しいです。生徒に言いたいことも伝わりやすいし、レッスンのテンポもわかっています。
幼い生徒ばかりになると、なかなか反応が遅いので、レッスンのテンポ自体が遅くなるんです。だんだんきっと変わるんでしょうけどね。ですから高校生が来てくれると助かります。
あ、タイトルの「誤解」に関してですけど
コンクールに出るバレエがすべてではないですよ。なんだか誤解が生じているのかな?
みんながコンクールに出なきゃいけないとか、高校生はコンクールに自信がないから出ないとかとか??・・
一度もそんなこと言った覚えはないけど、いったいどこからそんな話がうまれるの???
前回のブログかな?んんん。。。。そう読めました?
私の中ではコンクールは単なる成長の手段。人間的成長の手段です。(たまに留学というご褒美が出ますけどね。)
プロになりたいなら自信を持ちたいだろうから、私以外の人間に認められるのが一番。
だから本人にとってはコンクールの戦績はきっと大事でしょう。
でも、、、それだけでしょ?
コンクールに出なくてもバレエ好きで頑張っていいんですよ。
とくに22はチケット制になっているから、自分のペースでレッスンできるはず。
私はどんな年齢でも「自分で週○○回決めてレッスンします」という生徒をかっこいいなあと思っています。周りに振り回されないって強いもんね。今はそういう子がぽつぽつ増えてきて、私的には理想の形に近いかなと思っています。
高校生相手に「コンクールでなさい」は、その子が成長してるから、それを自覚してほしくて言うことはあっても、それ以外の理由で言うことはないですね。
私はバレエでも、コンテでも、バレエ以外のことでも、決めた道なら体に鞭打って頑張れと言いたいのです。
あ、つまり前回のブログで言いたかったのです、(笑)
つまり、、、一つの道を目標にして、それに向かって突き進めと言いたいのです。努力に勝る天才はないんですから。才能なんてだれにもわからない。
昨今の若者を見てると言い訳が多い気がして、、、できそうなことしか選ばないように見えるんです。
この件に関しては、高校生ではない中学生や小学生に対して主に言いたいですね。
実は22の高校生は(見た目はそうでもないけど)結構しっかり者が多いから。
だって幼いころからずっとチャレンジャーですもん(笑)ちゃんと自分をわかってますよ。あんまり褒めないけどそこは褒められます、(笑)
バレエってプロダンサーを目指しても、なれない人の方が現実はずっと多い。
プロになりなさい、って自分の生徒に言った覚えは今まで一人も無いです。だってそれじゃなれないから。
自分が死ぬ気でプロになろうとしなきゃ、今どきなれません。日本には世界一のバレエ人口がいるんだもん。
22にはきっと先輩たちを見てるから、小学生や中学生はプロダンサー目指してバレエしている子もいると思います。
タイミングよくチャンスをつかめばなれるでしょうし、諦めなければいつかなれるかもしれない。
毎回のレッスンで課題をもって、基礎に忠実に練習できれば強いでしょうね。
その強さを持っている子が果たして今スタジオにいるでしょうか??あ、数人いる(笑)すごく楽しみ
先生から指導受けて、いちいち嫌な顔見せて落ち込んで、我慢できずに泣いちゃう女の子が、海外の競争しかないバレエ学校に放り込まれて通用するわけないのに、プロ目指せないでしょ?
バレエ学校は見込みがある子にしか声かけないし先生は見てもくれませんよ。だから大抵の子は途中で日本に帰りたくなるんです。
最初はクラスで見てもらえなくても、ずっと無視されても、頑張ってれば、唐突にあからさまにチャンスをくれる。
そこまで粘れるほど強いのかな?
諦めない心を持ってるのかな?
YES


と胸張って言えるなら目指してください。きっと大丈夫だよ。
子供にうそをつくのは嫌いだし、無理です。無責任なことは出来ない。
きっとその日のレッスンで頑張っている子には注意をたくさんしますし、指導もたくさんすると思います。
言っても変わらない子、まだ変われない子には指導時間は短いでしょうね。
それが公平さだと理解してくださいね。
子供の様子やレッスンが気になる保護者様はいつでも見学できますので遠慮なくいらしてください。
数年前の一時期は保護者の圧に負ける生徒が居たので(笑)それから見学不可にしていましたが、すっかり忘れてました(笑)
今は大丈夫です。いつでもお待ちしていますね。

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