こんばんは。
8月11日木曜日、福岡県の大野城まどかぴあにて、
NBAジュニアバレエコンクール福岡が開催されました。
22からの出場者は4名。入賞順位は以下の通りです。
☆中2部門
第4位ー2 永田怜菜
第6位−2 田口春菜
☆中3部門
第5位−3 屋田沙玖弥
☆高2部門
第3位ー1 住吉晴夏
鹿児島の予選より多少出場人数が多めカナ?という印象ですが、雰囲気はアットホームで似た感じでした。
今の実力通りの順位を頂けたなと思います、さてここからやるべきことありますよね!っていう順位ですね。楽しみですね〜。
怜菜と春菜はジャパンからの連続出場!うちのスタジオには珍しいことです。私的には本気になってくれたことが嬉しいし、どんどんチャレンジしてほしい!
自分の足で、一人でチャレンジできるようになるまで、しっかり訓練してもらおう。
本気になったらグンと伸びます、私にはその成長が目に見えるようです・・・(笑)
沙玖弥は中3でお勉強を頑張る中のチャレンジでした、受験生にも関わらず良く頑張ってます!!
そして晴夏はこのコンクールで1位をもらった経験のある生徒。つまり本人的には準備不足が順位で丸見えでした。やるべきことは明らか。できるかな、どうかな〜。がんばれるかな。
今回のコンクールは準備から自分のペースを守り自分のルールで本番まで闘う様子を見ることが出来ました。それが期待していた成長です。
出番を終えドーナッツを与えたらこの通り・・・一気に満面の笑み。良いチャレンジでした。
夜は博多で玄海の寿司・・・あっという間に・・・空っぽ。おいしゅうございました。
【コンクールはね、お稽古事はね・・・一考察】
実は・・・今日は残念なことが1つ。(☝上記のNBA出場の4人とは無関係です)
そこからやはりお伝えしておきたい。
コンクールは結果から学びを得ないとすべて無駄。
コンクールの結果でバレエへ情熱が冷めるくらいなら、
最初からチャレンジする資格・・・ないんですよ。
勝負に勝つのが好きならバレエもコンクールも向いてない。
バレエはそんなに簡単じゃない。
はっきり言ってコンクールでの勝ち負けが将来につながるとは限らない、
コンクールで勝ってもプロになれない子はいっぱいいる。
だから踊るの好きなら続けるだけだ。
何度も言ってるのになあ・・・
はあああああああああああああ、
ま、しょうがないか。
愛情持って教えたから悔いはないけど・・・。
バレエとの残念な離れ方をみると心が折れそうになりますね。
何度経験しても慣れないです・・・
バレエって踊るのって心が解放されて最高に気分いいのに。
そんな素敵な部分を忘れちゃうのか、もともとそんな風に思ってないのかな。
はあああ、腰は痛いし、ギックリだし、45だし、って関係ないけど。
『高校3年までお稽古事を続ければ、そのあと本人が何を選択しても上手くいく。』
これは私の持論で結論。
保護者の方々、憶えておいてください。
お稽古を辞めるチャンスは多々転がってますよ。
でもね☆彡
週1でも1つのことを続けて出来る子は将来違います。
絶対的自信・・・「自分は大丈夫、私は自分の判断を貫く」みたいな自信。
この絶対的自信は経験からしか得られないと思うんです。
これが経験に裏付けされてないと勘違いやただの思い込みなんです(笑)。
18歳までお稽古続けた子は勘違いでない自信、身につきます。
たくさんの生徒を送り出しましたが、18まで付き合った子は違います。
親よりしっかりしてる。(←すみません)
お稽古させるなら、ぜひそこまで辛抱してほしいものです。
プロのバレエダンサーには、なりたくてもなれないこともあります。
機会に恵まれ、骨格に恵まれ、幼少期のトレーニングも、その後の努力も大事です。
プロになれないならバレエ辞めるみたいな短絡的な考えはもったいないとしか言えない。
好きならぜひ続けてください、きっと続けて良かったと思う日が来ますよ。

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