こんばんは。
来月はユースアメリカグランプリ、かなり気合

の入るコンクールの一つです。
今年は・・・出場者は2人になりました

。
ユースはすごく学びの多いコンクールなので、出来ればたくさん連れて行きたいのですが、なかなか・・・やはり遠い

のかな〜。
受験生も多いかな〜・・・高校受験なんか無ければいいのに!って毎年思うことですが。
バレエにとって15・16歳は勝負の年齢なんですよ。たぶん他の身体を使うお稽古事やスポーツも同じだろうと思います。
そんな大事な年齢で受験に労力を費やせば、どの分野でも休んだ分取り戻すのは一苦労ですよね。
その年齢で真剣にやりたいことがあるのは素晴らしいことなのに、受験制度は邪魔をしている。
いっそみ〜んな公立も中高一貫にしてしまえば良いのにねえ。
で、成績良い人は飛び級して大学進めばいいし、自分の専門が心で決まりそれを学びたいならいつでも編入して進めるみたいな。
本人の成長に沿うような学校のシステムがあれば今のような画一的な人生の選択をしなくて済むだろうし、他人と自分を比較することも少なくなり、いじめも減り、甘ったれも減るのにねえって思います。
おっと、あまり書きすぎると多方面から怒られ

そうです。やめよう。
で、来年1月のバレコン福岡、保護者の前でのヴァリエーション披露が行われました。
すでにマナ・リコ・カリナ・ヒナの4名は出場を決めました。保留が1名。今週はまだまだ続きます。
出場したい理由と自分の目標を言うのですが、踊った直後に聞くのでみんな息切れきれで、かなりウケます。
踊っている間は本当に学生??と思うくらい大人っぽいですが、終わるとかわいらしい声で
「・・・ぜえぜえ。あの・・・ぜえぜえ。私は・・ごほっ(咳)。コンクールに行きたいのは・・・はああ。ふううう。(深呼吸)バレエが好きだから上手になりたいし、上手な人を見てもっと自分のレベルを!ごほっ(咳)。上げたいです!!(決)ふぅ・・・。」
初等科や中等科さんは全てがかわいいのです。保護者や私の前で緊張もしてくれます。
高専科は慣れてるので緊張は無いようで・・・目標は強気でパワフルです。なぜかというと遠慮がちに言えば私からふんだんに喝を入れられます。
もちろん結果はおまけ

です。それは事実です。コンクールに向けた練習が自分をレベルアップしてくれるからこそコンクールへ参加するのです。
しかし本人がそう思って練習すれば望むような結果は出せないでしょう。
絶対1位。絶対入賞。絶対ファイナル。はっきり目標を定め、公言する強さをもつんだ〜!!と生徒には毎回伝えます。
よくコンクール初心者には「自分のレベルを知りたいです」と言われますが、コンクールは自分のレベルを知るために出るようなものではないんです。
コンクールには1つのヴァリエーションだけ得意な子も本当に多くいます。つまりコンクールに出ても自分のレベルはあまりわからないのです。
そんなことより自分のレベルを上げ続けるために有効

に使ってほしいです。
おまけで言えば(22では)コンクールに出ている子が上手という訳ではないです。コンクールに出ていなくても、真剣にバレエを習い上達している生徒は多いです。嬉しい

ことです。
保護者様も生徒自身も決して焦らず、自分のスピード



で考えてコンクール参加を効果的なチャレンジにしてくださいね。
出場が決まったらホテル予約・衣装決め・出場申し込みを各自忘れずに

。
ではでは。

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