こんばんは。
クラスアップテスト本日終了しました。
ああああああああああああああ・・・疲れた。みんなの気持ちがビシビシ伝わるから、肩が重い・・・

しかし!今回は初等科さんの参加が本当に多くて嬉しい

悲鳴でした。
初等科と中等科さんの壁

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中等科はターンやジャンプといった技術を覚える場所で、ポワントで片足できちんとバランスを取れるからだづくりが目標となるクラスです。
片足でバランス取るなんて簡単!と思われる方も多いかもしれませんが、本当に軸をつくりバランス取ってる人は外でもなかなか見ません。
初等科では初めてポワントを習う場所なので、まずポワントシューズにしっかりのって、両足で上半身を維持できるくらいの脚力とバランス感覚を養います。
他はトウシューズを履き始めてだいたい3年くらいかかるかなという内容です。それを努力で短くは出来ると思いますが、半年やそこらでは誰も無理でしょう



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たくさんのメンバーが受けよう!!と思ってくれたことが嬉しいです。やる気にあふれたクラスは理想的、イイ感じです。
とりあえず迷ったらトライ!!私のやり方がみんなに通じてきた証拠か・・・と一人微笑んだところです。
保護者様も自分の子供のやる気に驚かれてるみたい・・・そのご報告も私には嬉しい限りです。
ご心配なく、子供は自分でいずれ道を選びます。「宿題しないならバレエはさせないよ!」的な声かけでどうぞ見守って下さい。
バレエを通して積極的になれるって、子供にとってかなり大きい変化だと思います。情熱をかけるモノがない人生はさみしい

ですよね。
そして・・・中等科から高等科の壁


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中等科で片足でバランスを取るようにレッスンし、2回転以上のピルエットやジュテの多くをある程度まで習得します。同時にすべてがアンデオールでできるよう身体能力を高めます。
ここが難しいところで骨格的に難しい人は多少時間を要することになるでしょう。
でも中等科さんも高等科さんもレッスン内容はほぼ変わらないです。変わるのは私が生徒に指摘している内容でしょうね・・・。
実際アンデオールしつつすべてが踊れるようになるのは日本人には大変なことでもあります。これを目指し続け、表現する感覚・能力を磨くのが高等科です。
高等科はもう自分のレベルを上げることにだけに興味が持てるようになったバレエ人間が多く生息する場です。面白い位ストイックで、見てるとおかしい位です。みんな自立してます。
というか、自立できてないとたぶんこのクラスで続かないし無理そうだな・・・と思います。
仲は良いらしいんですが、みんなで一緒〜

みたいな馴れ合いはナさそうです。ま、あったら危険か・・・
私も生徒にはっきりモノを伝えますし、子供扱いはしていません。頑張ってる同志のようなつもりなんですが・・・(あら?伝わってるかな?)
年齢も上がってくると生徒の方も一人前に私に意見したりします。それも頼もしいことです。自発的に意見が言えない人間が舞台で表現者になれるとは思えないので、自分の気持ちを出す機会をわざと与えることもあります。
コンクールの目標とか、将来の夢とか・・・あいまいな目標はあいまいな結果を招く気がしますから。
こうして書いてみるとうちのスタジオは厳しそうに聞こえますね・・・?
私の中では「私って優しすぎるな〜」といつも反省ばかり

です。



めでたくクラスアップした人はいつでも曜日の都合がつき次第クラス変更して下さい。
新しいヴァリエーションクラス参加者は来月9月からスタートして下さい。
レッスン回数、曜日の変更はメールでお知らせ下さい。
本日は皆様おつかれさまでした

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