こんばんは。
今日は昨日観た舞台の感想とつぶやきを一つ・・・
昨日バレエ協会の九州北支部の第30回記念公演を観てきました。記念式典も行われ、その内容も濃く、協会というものがきちんと機能すれば、こんなに素晴らしい文化的な機会を提供出来るんだと思いました。
田中千賀子先生振付・指導のパキータは完成度も高く、参加している踊り手が自信を持って舞台に臨んでいるという気迫


のようなものも出ていました。
ただ・・・会場が少しアウェイな感じ・・・で、部外者の私からすれば「あれ?」と言う感じでしたが、みる人が見たら、いや会場が違ったら大拍手喝采



の内容でした。
ルリ先生

のパキータは色気があって凛としてまさに最後のグラン・フェッテでフィニッシュ!完璧



に決まりました。まさに期待通りです。
バレエに真剣に向き合う先生のもとで幼いころから学べたことを心から感謝しています。
さて、つぶやきの方ですが・・・
今日高等科・専科の生徒に福岡の講習会の参加状況を聞いてみたら1名のみで、あとは生徒同士が顔を見合わせるという悲惨な



シーンに遭遇したんです。
いろんな方がみてくれているので、ブログで書くのはとても恥ずかしいんです

が、ま、事実だし、はっきり言わないと気付かなそう・・・だし。
確かに生徒を褒めるのは簡単で気分もいいですが、上を目指して頑張ろうというなら、それだけでは足りない、現実、生徒は伸びないです。
コンクールなどでも、小さい頃はすごく目立って上手でも、いざ高校生くらいになると普通〜ってよくあります。
それは小さい頃の努力と大きくなってからの努力は果てしなく違って、15歳〜18歳で結果出したいと思ったら相当な練習をしないと無理なんです。
それに気づかず、厳しい世界だとわかってるのに、視野がとても狭くて、噂とか評判とか不確かな認識で保護者も動いてる。
鹿児島だけでなく福岡にも、おそらく他県でもあるでしょうが、バレエみたいな芸術を目指してるのに、心が田舎もんって・・・一番怖い



。
私、いつも思うんですが、精神的な田舎者ってどんな職業でもダメだと思うんです。(だから、自分もいつも注意してます。

)
たとえば・・・(どの分野でも多いと聞きますが、)自分のテリトリーから出れないとか、チャレンジしないで批評家みたいに口だけは達者とか、同年代で傷をなめあうというかガチで勝負できないとか・・・
バレエの世界も他のスポーツの世界もプロを目指そうというなら厳しいはずなんです。
プロなんて臨んでもなれるかどうか分からないし、なっても自立できるかどうか分からない。
でも、バレエに青春かけよう決めて、コンクールにも出してやろうと家族がサポートしているのにもかかわらず、まずは自分のレベルを上げることに必死になるべきだと思うんですが、如何せん【原田先生の講習会】になると足踏みする・・・
ローザンヌで決選に行った生徒やこうべコンクールで入賞した生徒たちと一緒にレッスン出来るのに、なぜ行きたいと思えないのか、原田先生はプロダンサーを教える先生でめったにクラスも受けられません。それなのになぜ行かせてほしいと保護者に頼めないのか・・・その思考回路にすべての敗因が出ていると思います。
自然に行けない理由を探してるみたいですよ、自分の臆病さを正当化しようと思えばいくらでも出来ます。怪我・勉強・お金・・・。
経済的理由も考慮しますが、うちのスタジオは(他所のバレエ教室から比べれば)正直かなり良心的に運営してると思います。今回だって引率費用なんてとらないし、子供だけの交通費と講習会費用で済むのに・・・ね。それもこれもすべて生徒が参加しやすいように、ですよ

。
このたった1日が都合つかないんでしょうかね・・・。
まあ、とにかくすべてが残念



です。
私だけ前をみて世界をみてても生徒が育つわけない、無理です。
そんなんで今夏ジャパンGPみたいな全国から集まるようなコンクールで、結果がついてくると思ってるんでしょうか、夢でも見てるんでしょうかね〜??
勘違いもそこまでいけば、びっくり


です。
若干1名はしっかり手を上げましたね、その子は絶対に花

開きますよ。まかせて下さい

。
講習会は
6月5日まで参加希望、待ちます。
このつぶやきは響くのでしょうか。
では・・・。

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