2008/3/20
君の笑顔が
さみしい人の心に火をともしたよ
君のやさしさが
哀しみに震えた人の心を温めたよ
だから もう泣かないで
生きることは簡単ではないけれど
君を必要としている人がいる
君の笑顔で救われる人がいる
そのことを忘れないで
いつかきっと
笑顔がこぼれる日がくるはずだから

0
2007/12/11
まだあったよ
毎晩通った電話ボックス
硬貨でいっぱいの
お財布を握り閉めて
木枯らし吹く夜の道を
自転車で走った
ただあなたの声が聞きたくて
頬は氷のように
冷たくなったけど
寒さなんて感じなかった
一分でも一秒でも早く
あなたの声が聞きたくて
かじかむ手で
番号を押し続ける
祈る気持ちで
受話器を握り締めた
硬貨の落ちる音
今夜もわたしの心は
あなたの傍へ飛んでいける
最後の硬貨が落ちるまで
話し続けたしあわせな夜

0
2007/11/9
この哀しみも
この痛みも
すべて
生きている証だと思えば
波立つ心も
やがて凪のように
穏やかになっていくだろう
from 詩ブログ「My Dear・・・」
よろしければ、お立ち寄りくださいね。

0
1 2 3 4 5 | 《前のページ |
次のページ》