母校岩手大学の構内にある農学部資料館でのライブ。
国の重要文化財に指定されているので、イベントを開くのはかなり難しい。
3年前にワルターと初めてやらせてもらったときは、いろいろなことが自分に大きすぎて、眠れないわ体調崩すわ、やっとの思いでこなした記憶がある。
今回、板橋さんとのデュオ。
板橋さんと乗った車が校内に入っていくと、板橋さんは緑いっぱいの景色を見ながら「どーなの。いたころもこんな感じだったの。」と聞いてきた。
そーなんだ、この人って、いつもそういうところを感じようとしてくれるんだ。そこまで掘り下げて、相手を相手の場所で広げて、泳がせてくれる。板橋さんとは瞬間瞬間全部が、そんなところにある。
そんなこんなで
3年ぶり2度目の資料館。
キレイに整えられた会場はほんとに暖かく
ピアノの調律、ライトの感触、
前回はいっぱいいっぱいで味わえなかった、関わってくれてる人たちのセンスの良さや、こだわり、暖かさなんかをビシビシ感じたステージだった。
年をとるっていうのは、もしかしてすばらしいことなんじゃないかって、つくづく思ったりしてしまった。



