ううう
うなされた。
本編終了後、字幕スーパーが現れた瞬間、声に出して「え、???」って言ってしまった。シーンとした映画館で。
映画観た直後からなんだかカラダの具合も悪くなってきて(小さい頃から映像酔いが激しく、テレビの宇宙人特集の音楽だけで具合悪くなったりしてた虚弱過敏体質で)、帰りのスーパーでは晩ご飯物色中立ってられなくなり、しゃがみこんでしまうほど、疲れてしまった。
その後二日たって、ようやく何だったのかわかってきた。
あの映画を観て感じた疑問。
面白いものは何かって追求していった結果、ああなったんだと思うけど
要するにマッちゃんは、映画っていう媒体については、どーでもよかったんだと思う。
自分がこの自分で出した結論が、今回の感想だとわかったとき、
なんて自分は古風な人間なんだろう
と思ったが、やはりどうやらそれが原因らしく、わかってからはスッキリした。
映画だけじゃないと思うけど、それを好きな人って、特別な思いでやっぱり観たり聞いたり食べたり触ったり楽しんだり しちゃうみたいで
そしてどうやらあたしは単なる映画好きな人間だったみたい。
マッちゃんの映画は、映画に対する愛情が皆無だったよーな
逆に言うと、完全に映画に食われている、みたいな。
同じ日の夜
偶然つけたテレビでたけしの座頭市やってた。
共通項は芸人だって枠だけなのかもしれないけど、
たけしは明らかに映画好きな監督ね。
で、不思議なもので、映画が好きな人って、けっこう、それだけで映画になっちゃったりするんだよ。
なんて、あたしも今初めてわかったことだけどねー
要するにあたしも映画が好きだってだけの古い人間だったんだな