Jサテライトリーグ Bグループ
アルビレックス新潟×鹿島アントラーズ
【日時】8月21日(日)15:01キックオフ
【試合会場】新発田市五十公野陸上競技場 【入場者数】2,091人
【天候】晴【風】弱風【気温】32.3℃ 【芝】良芝/乾燥
【主審】勝又光司 【副審】川崎英樹/大滝敬三【第4の審判員】田村和弘
新潟 0前半0 鹿島
新潟 0後半0 鹿島
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新潟 0合計0 鹿島
[新潟先発]GK北野、DF梅山、丸山、菊地(63'ネット)、鈴木健、MF青野(32'退場)、宮沢、末岡(63'田中亜)、FW海本幸、上野(HT田中秀)、岡山(75'吉澤)
サテライトリーグの先発メンバーにしては、新潟はトップチームでも活躍している、あるいは出場経験のある選手ばかり。これは新潟にとってサテライトが単なる育成の場ではなく、有料の興行としての役割をもたされているからだろう。
ただ、このことがこのゲームの性格を複雑にしている。多くのチームにとってサテライトは新人の経験を積む場となっているが、新潟ではベテランが多数参加している。いきおい、新人がなかなか出場できないということになってしまっている。
出場したベテランにしても、こんなところで怪我をしてはたまらない。現に神田選手はサテライトの怪我が原因で引退に至っている。そうしたことから、選手のモチベーションもいまいち盛り上がらない。何度もチャンスは作るが、シュートまでなかなか持ち込めないのだ。
前半32分には2枚目のイエローで青野が退場。しかし、人数が少ない新潟の方が逆にボールを支配しているシーンが多い。だが、途中から投入された選手にしてもがむしゃらに行く姿勢は感じられず、結局0−0のまま引き分けとなった。
試合終了と同時に雷雲が訪れ、しばらくすると激しい雷雨に。試合中に降らなかったのがなによりだったが、サテライトのあり方については、考えさせられる試合であった。
http://www.albirex.co.jp/data2005/kiroku/0821.html

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