2006 Jリーグディビジョン1 第30節
ジェフユナイテッド千葉×アルビレックス新潟
【日時】2006年11月11日(土)15:00キックオフ
【試合会場】フクダ電子アリーナ 【入場者数】11,286人
【天候】雨【風】無風【気温】17.6℃ 84%【芝】全面良芝、水含み
【主審】山西博文【副審】金子聡一郎/小椋剛【第4の審判員】砂川恵一
千葉 0前半2 新潟
千葉 1後半1 新潟
−−−−−−−−−
千葉 1合計3 新潟
16 SH 22
19 GK 15
5 CK 3
22 FK 13
7 OS 4
1 PK 0
得点:
[千葉]82'クルプニコビッチ(PK)
[新潟]8'シルビーニョ、31'エジミウソン、58'矢野貴章
[千葉先発]GK岡本、DFストヤノフ、MF坂本、中島、安部、佐藤(45'要田)、山岸、水野、クルプニコビッチ、羽生、FW巻
[新潟先発]GK北野、DF三田、千葉、中野、内田、MF松下(86'岡山)、寺川、シルビーニョ、鈴木慎(89'本間)、FWエジミウソン(10'ファビーニョ)、矢野
フクダ電子アリーナはトイレも仮設だし、かなり安上がりな設計ながらサッカー専用だけに2階席からでもピッチは近い。非常に見やすいスタジアム。新潟からも多くのサポーターがつめかけてゴール裏はほぼ互角の人数となった。
そんなスタジアムでナビスコ杯、天皇杯と引き続いて中2日の千葉と、中6日の新潟、最初から千葉は精彩を欠く感じで動きが鈍い。一方新潟は千葉のお株を奪う運動量でボールをコントロールする。8分には左サイドのペナルティエリア付近でエジミウソンが倒されてFK。これをシルビーニョが直接決めて新潟先制。
その後も新潟が激しく攻撃を続ける。千葉も何度か得点のチャンスを作るがいつもより走れていないので単発の攻撃に終わる。新潟は31分、内田のクロスをエジがヘディングでシュート。千葉GK岡本が下がりながらキャッチするが、副審が旗で大きく弧を描いてゴールラインを割ったと判定。これで2-0と新潟がリード。GKの位置が常に高めなのが得点のポイントになりそうだとの予感が的中した。
後半は徐々に千葉の動きもよくなってきたが、58分には相手のパスミスをインターセプトしてエジが右サイドからシュート。これを千葉DFがしのぐがボールはころころとゴール前え転がる。逆をつかれたGK岡本が戻るよりも早く、矢野が脱兎のごとくゴールへ走りこみ、スライディングシュートでゴールへ押し込んだ。
千葉は後半から入った要田が何度か新潟ゴールを脅かす。81分にペナルティエリア内で要田を内田が倒してしまいPK献上。3-0になったときに得てしてこうなるとPKをとられるんだよなあと話していたのが現実になってしまった。このPKをクルプニコビッチが決めて3-1となる。
その後は交代で入ったファビーニョ、岡山がふんばってチャンスを作るが得点にはいたらず、千葉もかなりいい攻撃をしかけてくるがこれも防ぎきってそのまま勝利で終わった。今まで勝てなかった千葉からようやく1勝をあげることができたが、今日の試合はスケジュールが圧倒的に新潟有利。千葉サポはブーイングをしていたが、選手には気の毒であった。
しかし、千葉は新潟と同様、運動量で勝つチーム。フィジカル的にきつい状態では本来のパフォーマンスが出せないのも同じで教訓を多く残した試合でもあった。
順位 チーム 勝点 試合 勝 引分 敗 得点 失点 得失点差
1 浦和 65 30 20 5 5 61 25 +36
2 G阪 59 30 18 5 7 73 42 +31
3 川崎 58 30 17 7 6 73 47 +26
4 清水 51 30 15 6 9 50 35 +15
5 磐田 49 30 14 7 9 60 46 +14
6 鹿島 49 30 15 4 11 49 49 +0
7 大分 44 30 12 8 10 45 40 +5
8 千葉 41 30 12 5 13 54 52 +2
9 新潟 41 30 12 5 13 41 54 -13
10横浜 39 30 11 6 13 43 38 +5
11東京 39 30 12 3 15 53 59 -6
12名古 38 30 10 8 12 46 48 -2
13甲府 38 30 11 5 14 37 57 -20
14広島 36 30 10 6 14 46 52 -6
15大宮 35 30 10 5 15 37 50 -13
16福岡 25 30 5 10 15 29 50 -21
17C阪 25 30 6 7 17 40 62 -22
18京都 22 30 4 10 16 35 66 -31
http://www.albirex.co.jp/data2006/kiroku/1111_01.html

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