2006Jリーグディビジョン1 第18節
アルビレックス新潟×川崎フロンターレ
【日時】2006年8月19日(土)19:04キックオフ
【試合会場】新潟スタジアム【入場者数】38,611人
【天候】晴【風】無【気温】29.8℃【芝】全面良芝乾燥
【主審】松尾一【副審】安食弘幸/上荒敬司【第4の審判員】岡野宇広
新潟 2前半0 川崎
新潟 0後半1 川崎
−−−−−−−−−
新潟 2合計1 川崎
8 SH 21
15 GK 5
0 CK 8
16 FK 27
0 0S 2
0 PK 0
得点:
[新潟]27'鈴木慎吾、44'鈴木慎吾
[川崎]72'黒津勝
[新潟先発]GK北野、DF三田、海本、中野(21'喜多)、梅山、MF鈴木慎、本間、寺川、ファビーニョ(73'千葉)、FWエジミウソン(65'船越)、矢野
[川崎先発]GK相澤、DF箕輪、佐原、伊藤、MF森、谷口、中村、マルコン(75'鄭)、マギヌン(59'今野)、FW我那覇(59'黒津)、ジュニーニョ
アウェーでは川崎に分の悪い新潟だが、ホームではJ2時代から相性は良い。この日も新潟サポータの声援を受けて新潟の選手が出足鋭く川崎ゴールに迫る。一方の川崎は我那覇が日本代表に選出されていた疲れからか動きが悪く、新潟が支配的に試合は進む。新潟は21分、中野が腰を打って退場。喜多に代わる。
新潟待望の先制点は27分、右サイドからの慎吾フリーキックは、ゴール前の矢野に合わせたものだったが、そのままゴールに飛び込んだ。フリーキックはゴールを狙えという鉄則通り。前半終了間際にもエジミウソンのクロスを慎吾がボレーで右隅へ蹴り込み、新潟が2点先制して前半終了。これで今日は勝てる!というムードが高まった瞬間だった。
しかし、後半に大きな落とし穴が待っていた。この日の松尾レフェリーは細かいことで笛を吹きすぎる。しかも笛に一貫性がない。アグレッシブなディフェンスを仕掛ける新潟がより多くのイエローをもらっていた。66分、川崎ゴール前での攻防。ボールボーイからのボールが交錯してスローインが遅れた三田に対していきなり遅延行為としてイエローカード!三田は前半にも1枚イエローをもらっていた。しばらく気付かなかった松尾審判、ようやく気付いてレッドカード提示。これで新潟は10人での戦いとなった。
新潟は10人になった時点で守備を固めるのか、あくまで攻撃的に行くのか指示が曖昧。中途半端に攻撃に行っては相手に奪われてカウンターを食らうという展開。これはひやひやものである。75分にはカウンターから黒津に得点を決められる。まあ、新潟は引いて守りきるほどの守備力はないのだ。時間がたつのがとても遅く感じられる。ようやく45分経過でロスタイムは3分。でもボールキープができない。危ないシーンを何度か凌ぎきってようやく長いトンネルを抜け、勝利をつかんだ。
これで新潟はホームで、ガンバ大坂、浦和、川崎と上位3チームを破ったことになる。一方ではアウェーでセレッソ大坂、福岡、京都に勝てていない。全く強いのか弱いのかわからないチームではある。とりあえずこれで順位を9位に上げた。やっぱりどんな勝ち方でも勝利は良いものだ。
この試合でも、やっぱりエジミウソンのボールキープのできないところが目立った。65分には相手DFの裏へ走りこんで絶好の場面もあったが、シュートにもたつく間に相手に奪われてしまった。直後に船越と交代となった。しかし船越はかなりエジとは役割が違うため、この交代はあまり攻撃的にはならない。エジはかなり左右に開いてジョーカー的な動きをするので、機能としては矢野と似ている動きだ。船越を先発させてエジと併用するほうが効果的かもしれない、と思った。
点 数 勝 分 敗 得 失 差
1 G阪 39 18 12 3 3 44 23 +21
2 浦和 37 18 11 4 3 36 13 +23
3 川崎 35 18 10 5 3 42 23 +19
4 清水 34 18 11 1 6 32 21 +11
5 鹿島 33 18 10 3 5 33 28 +5
6 千葉 29 17 8 5 4 32 25 +7
7 大分 27 17 8 3 6 27 22 +5
8 大宮 26 18 8 2 8 23 26 -3
9 新潟 26 18 8 2 8 23 30 -7
10 磐田 24 18 6 6 6 29 27 +2
11 横浜 23 18 6 5 7 26 24 +2
12 名古 23 18 6 5 7 26 29 -3
13 東京 21 17 6 3 8 25 27 -2
14 甲府 18 18 5 3 10 21 39 -18
15 広島 16 17 4 4 9 23 35 -12
16 京都 14 18 3 5 10 25 43 -18
17 福岡 11 18 1 8 9 17 27 -10
18 C阪 9 18 2 3 13 17 39 -22
http://www.albirex.co.jp/data2006/kiroku/0819.html

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