バスケットボールbjリーグファイナル
大阪エヴェッサ(1位)×アルビレックス新潟(2位)
2006年4月30日(日)18:30東京・有明コロシアム 観客:7641人
審判:倉田国雄/ティム・グリーン/原章次
大阪|14 22 26 12|74
新潟|11 15 24 14|64
[大阪先発]波多野、城宝、ロティック、ワシントン、ニュートン
[新潟先発]ワイチ、小菅、藤原、ニック、マット
有明コロシアムに7000人を越える観客がつめかけるとは、正直思わなかった。招待客も多いのだろうが、それでもこの熱気に満ちた会場はスーパーリーグでは考えられないことだ。この舞台を作り上げたことだけでもbjリーグ創設は成功だったと言えよう。特に大阪、仙台という新チームに多くのブースターが集まったことは特筆に価する。
試合はさすがに厳しい展開となった。なかなか点の入らない展開。お互いの長所をつぶしあう。しかし徐々に流れは大阪に。2Q終了時は36-26と大阪が10点リードしたまま終わる。
3Qに入ると、新潟が猛追。わずか2分の間に10点を奪い、36-36の同点とする。たまらずタイムアウトの大阪。このタイムアウトで流れは再び大阪へ。結局3Qが終わると62-50と逆に大阪がリードを広げてしまった。
結局このまま大阪との差を詰められずに4Qも進む。着実にシュートを決めてくる大阪、再三3Pを狙うもことごとく外してしまう新潟。最後には、この試合出場のチャンスの無かった浦、小川、橋本を出場させて終了のホイッスルを迎えた。
公威の出場時間があまりなかったということが、すなわちこの試合を物語っているだろう。それほど大阪との差は無いと思うが、ここぞ!という時の決定力やひとつひとつのプレーの正確性の差が表れたと言える。
プレーオフが終わって順位はシーズンの順位どおりだった。それだけ個々のチームの力は差があったわけだけれども、来季に向けて大きな一歩となる試合だった。

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