バスケットボールbjリーグ05/06
新潟アルビレックス×東京アパッチ
2006年2月5日(土)13:30 朱鷺メッセ 観客:4077人
審判:高橋弘俊/清水博/浅野一
1Q 2Q 3Q 4Q 計
新潟 23 15 19 22 79
東京 27 21 8 19 75
[新潟先発]ワイチ、小菅、藤原、寺下、マット
今日の試合は終始東京がリードする展開で進んだ。新潟がリードしたのはようやく3Qの残り30秒というところで57-56となるまでは非常に苦しい展開だった。ここまで苦戦したのはマットの3ポイントがほとんど決まらなかったこととニックのフリースローが全くといっていいほど入らなかったこと。通常ならばもっと楽に勝てた試合だったといえる。
しかし逆転に成功してもリードは広げられない。この試合のクライマックスは残り2:02のタイムアウトから。この時点で70-66と4点差。マットが3Pを失敗したものの、自らリバウンドをとって2Pを決めて6点差。しかしヘリコプターが3Pを決めて3点差につめよる。
新潟はその後長谷川の2Pで5点差。残り時間は51秒。ここで東京はファウルゲームに出る。長谷川がフリースローを2つ決めて7点差になるものの、すばやく東京が3Pで4点差。再びフリースローとなった長谷川が1つ目を決めたところで場内DJの関さんが「この男が外すわけがない」と言ったのがプレッシャーとなったのか、2投目は失敗。東京は青木が3Pを決める。ここでタイムは残り19秒。点差はわずか2点。しかも次のフリースローを長谷川が外す!ぎりぎりの攻防となる。
東京はここでタイムアウトをとって時間をかける。残り時間14秒。一旦アウトした長谷川だが、やはりすぐに戻る。新潟のスローインをすぐにファウルでとめる東京。ここで長谷川がきっちり2本フリースローを決めた。4点差!3ポイントでは追いつかない。東京はヘリコプターがインサイドからシュートを放つも入らず、ついにタイムアップとなった。
一時は負けを覚悟したという広瀬ヘッドの弁もあったが、それを救ったのは4000人を越えるブースターの大声援だった。そしてやはり長谷川。なんとも頼りになる男の復活に新潟は歓喜に震えたのだった。

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